細かいけれど、大事な言葉。それが前置詞。 英語文法解説 中級編 part 122

文法解説-中級編
学習塾での指導歴8年以上の筆者が、
塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
評判の英文法解説を、記事にしました。

参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。

簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。

中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!

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第122回:前置詞が異なるだけで、意味が変わる表現

「in / at / on」といった前置詞の違いは、
一見すると、細かい違いですが、前置詞を使い分けることで、
意味は大きく変わります。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

前置詞の違いによる、意味の違いのまとめ画像

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Q. 前置詞が変わると、意味が変わる表現ってどんなもの?

A. 今回は、「time」と「the end」。
これらの前に付ける前置詞に注目します。

「On time」と「In time」

  • on time:時間通りに、遅れずに
    ※「on time」の反対の表現は、「late:遅れる」です。
    ex) Be on time. Don’t be late.
    (時間厳守です。遅れてはいけません。)
  • in time:前もって、前に
    ※「in time」の反対の表現は、「too late:遅くなった」です。
  • just in time:遅れるところだった、ちょうど間に合った

「at the end」と「in the end」

  • at the end:〇〇が終わるとき、〇〇の最後で
    ※「at the end of」の反対の表現は、「at the beginning of」です。
    ex) At the end of the month (月の終わりに)
    ex) at the end of the game (試合の終わりに)
  • in the end:最終的に、結果的に
    ※「in the end」の反対の表現は、「at first」です。
    ex) He got more and more angry.
    In the end he just walked out of the room.
    (彼はだんだん機嫌を悪くした。最終的に部屋から出ていった。)

改めて例文を確認しながら、表現の違いに注目してみましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • We want to start the meeting on time, so please don’t be late.
    (時間通りに会議を始めたいので、遅れないでください。)
  • I almost forgot that it was his birthday. Fortunately I remembered it in time.
    (彼の誕生日を忘れるところだった。幸運にも誕生日前に思い出した。)
  • I nearly missed my flight this morning. I got to the airport just in time.
    (今朝飛行機に乗り遅れるところだった。時間ピッタリに空港に着いた。)
  • The players shook hands at the end of the game.
    (選手たちは、試合の終わりに握手をした。)
  • She got more and more fed up with her job. In the end, she resigned.
    (彼女は、だんだん仕事にうんざりしてきた。最終的に辞職した。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる前置詞の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

I’m sorry. I’m late. I prepared a lot yesterday in advance but,
it takes more time than I expected.
(ごめん、遅れた。昨日色々と準備したんだけど、
思った以上に準備に時間が掛かっちゃった。)

Don’t worry. It’s OK.
I could use some time in an effective way in the end.
(気にしないで。大丈夫だよ。
結果的に時間を有効活用出来たから。)

What did you do until I came here?
(私が来るまで何してたの?)

I’ll tell you later. Just wait until the end of today’s date.
(後で教えるよ。今日のデートが終わるまで待ってて。)

Surprise! I’ll give this present to you!
I bought this before you came today.
(このプレゼントをあげる!
今日、君が来る前に買ってたんだ。)

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Q. この記事の要点は?

A. 前置詞が変わると意味が変わる表現を確認しました。

実際に英語を使う時に、使い間違えることの無いように、
意味の違いを丁寧に区別しておきましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?

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