関係代名詞(主格)って何のためにある? 英語文法解説 中級編 part 92

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第92回:関係代名詞とは?(who / which / that / what を使う)

関係代名詞(主格)の文の作り方も含めて、
確認を進めたいと思います。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

関係代名詞の使い方のまとめ画像

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Q. そもそも、関係代名詞って、何のためにある?

A. 話し手が意図している人物や物事を特定する役割です。

人物や物事を特定する方法を見てみましょう。

関係代名詞「who」を使う

まずは、例文を見てみましょう。

  • ex) The woman who lives next door is a doctor.
    (隣の部屋に住んでいる女性は医者だ。)
    この文では、「who ~ door」までで、どの女性かを特定しています。
    その際に、「she lives …」とするのではなく、「she を who」に
    置き換えて説明しています。

このように、「人」について特定したり、説明する場合には、
「who」を活用します。
また、「who」の代わりに、「that」を使うことも出来ます。

関係代名詞「which」を使う

「which」を使う時は、「物」について特定したり、
説明を加えるときです。
基本的なルールは、「who」を使うときと同じになります。

  • ex) Where is the cheese which was in the fridge?
    (冷蔵庫にあったチーズはどこにある?)

「物」について説明したり、特定したりする場合は、
実は、「that」の方が、「which」よりも普通です。
ただ、「which」を使わないといけない場面もあります。
(「which」を使わないといけない場面については、今後解説予定。)

関係代名詞「what」を使う

  • 「what」の持つ意味〇〇こと」
    = the thing(s) that

    ex) What happened was my fault.
    (起こってしまったその出来事は、自分の過失だ。)
    = The thing that happened was my fault.
    このように言い換えることが可能。

関係代名詞「what」を使って、「〇〇なこと」を表すことが出来ます。

例文を確認しながら、関係代名詞の使い方について、理解を深めましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • The building that was destroyed in the fire has now been rebuilt.
    (火事によって破壊された建物が、再建されている。)
  • An atheist is someone who doesn’t believe in God.
    (無神論者とは、神を信じない人のことだ。)
  • The bus which goes to the airport runs every half hour.
    (空港行きのバスは、30分おきに走っている。)
  • What happened to the pictures that were hanging on the wall?
    (壁に飾っていた絵はどうしたの?)
  • The police have arrested the man that stole my wallet.
    (警察は、財布を盗んだ男を逮捕した。)
  • A dictionary is a book which gives you the meaning of words.
    (辞書は、言葉の意味を教えてくれる本だ。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる関係代名詞の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

The things that I could have done this year were almost nothing.
(今年出来たことは、ほぼ何も無かったなぁ。)

Really? I think you did something new this year.
(ホントに?今年は何か新しいことをしてたと思うけど。)

I did, but I couldn’t gain any good results from what I did.
(そうだけど、自分がしたことから、いい結果を得られなかったんだ。)

What result did you expect ?
(どんな結果を期待してたの?)

I thought I could earn a little money as a sideline
within 6 months, but I couldn’t.
(6ヶ月以内に、副業として少しのお金を稼げると思ったんだ。
でも、出来なかった。)

Why don’t you keep trying for another 6 months?
You might be able to achieve your goal.
(もう6ヶ月続けてみたら?目標を達成出来るかもしれないよ?)

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Q. この記事の要点は?

A. 関係代名詞の基本的な役割について確認しました。

「what」を使った時の意味も含めて、
関係代名詞(主格)の使い方を理解しておきましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
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