塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第101回:関係代名詞(主格):人や物を詳しく説明する

英語で何かを詳しく説明するには、
どうすればいいかが分かります。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

Q. そもそも、関係代名詞って何?
A. 名詞(人・物)を詳しく説明する時に使う言葉です
今回は、「who / that / which」について確認します。
関係代名詞「who」の使い方
- A musician is a person. The person plays a musical instrument.
(音楽家というのは人のことです。楽器を演奏する人のこと。)
↓この2文を1文にまとめる。
↓どんな「人」なのかを説明したいので、「who」を使う
↓「The person → who」
A musician is a person who plays a musical instrument.
(音楽家とは、楽器を演奏する人のことです。) - I met a man. He can speak Spanish.
(私は男の人に会いました。彼はスペイン語を話せます。)
↓この2文を1文にまとめる。
↓どんな「人」なのかを説明したいので、「who」を使う
↓「He → who」
I met a man who can speak Spanish.
(私はスペイン語が話せる男の人に会いました。)
このように、「どんな人なのか」を具体的に説明する時に、
「who」を活用して、説明を加えます。
関係代名詞「which」の使い方
- He lives in a house. It is 100 years old.
(彼は家に住んでいます。それは築100年です。)
↓この2文を1文にまとめる。
↓どんな「物」なのかを説明したいので、「which」を使う
↓「It → which」
He lives in a house which is 100 years old.
(彼は、築100年の家に住んでいます。) - A coffee maker is a machine. It makes coffee.
(コーヒーメーカーとは、機械のことです。コーヒーを作ります。)
↓この2文を1文にまとめる。
↓どんな「物」なのかを説明したいので、「which」を使う
↓「It → which」
A coffee maker is a machine which makes coffee.
(コーヒーメーカーとは、コーヒーを作る機械のことです。)
「どんな物なのか」を具体的に説明する時には、
「which」を活用して説明を加えます。
関係代名詞「that」の使い方
関係代名詞「that」は、「人・物」のどちらも説明することが出来ます。
なので、「who」「which」を使った上記の例文は、
全て「that」を使って説明することも出来ます。
- A musician is a person that plays a musical instrument.
- He lives in a house that is 100 years old.
ただ、「人」を説明する際には、「who」を使うことが普通です。
「人」を説明する時には、基本は「who」を使うようにしましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。

A dentist is a person who takes care of your teeth.
(歯医者は、歯の治療をする人のことだ。)

The man who opened the door was wearing a hat.
(ドアを開けた男性は帽子を被っていた。)

Where is the picture which was hanging on the wall ?
(壁に掛かっていた写真は今どこにあるの?)

She doesn’t like people who never stop talking.
(彼女は、話が終わらない人が嫌いだ。)

Correct the sentences that are wrong.
(間違っている文を直しなさい。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

補足:イラストの日本語訳

My mother said she couldn’t remember the name of one character.
(おかんがな、あるキャラクターの名前を思い出せないって言ってたんよ。)

Please let me know more about it.
(もっと話を聞かせてもらってもいい?)

She said it was a character that was written on a package of “delicious bar”.
(おかんが言うには、「うまい棒」のパッケージに書かれていたって言うんよ。)

… It is the character of “delicious bar”.
(「うまい棒」のキャラクターじゃないの?)

But she said its character was used on a package of cotton candy.
(おかんが言うには、そのキャラクターが綿あめのパッケージに
使われていたって言うんよ)

Then it is not “the character”. Did she say anything else ?
(じゃあ、うまい棒のキャラクターでは無いよ。
他になにか言ってた?)
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Q. この記事の要点は?
A. 関係代名詞「who」「which」「that」の
使い方を確認しました
文の作り方を理解し、実際に使えるようにすることが大切です。
関係代名詞を使えるようになると、様々なことが説明出来るようになります。
そうなると、とっさに単語が出てこなくても、
言いたいことが説明出来るようになります。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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