「〜できる」を伝える方法 -英語文法解説 初級編 part 30-

文法解説-初級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
スポンサーリンク

第30回:助動詞「can」を使って「自分が出来ること」を表現する。

「〜できる」ということを使う場面は結構あるけれど、
自信を持って「できる」と言う場面って、以外と少ないような…
それに、いつも「〜できる」と言ってる人を見ると、
「…うん。」ってなるやつ。
どんな表現でも、「時と場合(TPO)」を考えるって大事。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

助動詞canの使い方のまとめ画像

[広告]
日本人の講師と学んで英語を使う不安を減らし
ネイティブの講師とのレッスンで、学んだことを活用する
そんな、体系的な英会話のレッスンを提供している、
オンライン英会話スクールのリンクはこちら。

Q. 「〜できる」は英語で、どう表現する?

A. 助動詞「can」を活用しましょう。

今回は、「〜できる」ということを伝える助動詞、「can」の使い方について解説です。

助動詞。ということで、これまでに見てきた「will」や「may」と使い方は同じ。

「can + 動詞の原形」という語順を作ることで、
「〜できる」という意味を表すことができます。

「can」のニュアンスとしては、「〜の仕方を知っている」とか、
「自分だったら可能である、出来る。」という感じですが、
すべてまとめて、「〜できる」という日本語訳に落ち着いています。

また、「昔は〜できた」ということを表したい時には、
「can」を「could」に変えれば大丈夫。

  • 「can」=「今〜できる」
  • 「could」=「昔〜できた」

まずは、これらの意味を覚えることが大切です。

さて、今回解説しているこの「can」を疑問文で使うと、どうなるのかというと、

「Can/Could + you 〜」の場合、
「〜してくれませんか?」と、相手に尋ねる表現となり、

「Can/Could + I 〜」の場合、
「自分が〜しても大丈夫ですか?」と相手に許可を求める表現になります。

疑問文で「can」を使うと、「〜できる」という意味が薄れてしまいます。
表現としてどのような意味になっているのかを覚えてしまいましょう。

[広告]
確かな英語力は、日々の継続から。
その継続を後押しする、第二言語習得理論に基づいた
オンライン英語学習プログラムがあります。
英語を使う人のための、確実なスキルアップが望める
7日間の無料体験はこちらから!

Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

I can play the piano.
私はピアノを弾ける。

He couldn’t understand much English.
彼は英語を理解出来なかった。

I couldn’t sleep well last night.
私は昨晩よく寝られなかった。

Can you open the door, please?
ドアを開けてくれませんか?

Could I borrow your comic books?
あなたの漫画を借りても良いでしょうか?

[広告]
子どもに英語を学ばせたい!
けど、子どもは、なかなかやる気にならない…
ならば、親子で一緒に英語を勉強してみれば良いじゃない!
英語を学ぶ全ての人に親身になってサポートしてくれる講師が
教えてくれる、オンライン英会話スクールは、こちらから。

Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる助動詞canの使い方

[広告]
もっと簡単に中学内容の英語を学び直しましょう!
リスニングを始め、豊富なコンテンツで飽きずに続けられる。
基礎固めをするだけで、英語が話せるようになります!
多くの人に指示された教材を使って開発され、サポートも充実!
今度こそ、話すための英語を身につけましょう!
最新のテクノロジーを活用した英語学習サービス、
Simon Method の公式ホームページはこちらから。

補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

I could play basketball.
昔はバスケが出来たんだよ。

I could play soccer too.
サッカーも出来たね。

But, I can’t play them now at all.
今はもう、どっちも出来ないけど。

[広告]
ロゼッタストーン・ラーニングセンターで、最先端の教育制度を活用して英語を学びませんか?私たちは個々の学習ペースに合わせてeラーニングと対面教育を組み合わせ、柔軟な学習環境を提供しています。自宅でのeラーニングと対面教育のメリットを最大限に活かし、あなたの英語学習をサポートします。最新のテクノロジーと個別の指導が組み合わさった当センターで、自由な学習スタイルを体験してみませんか?英語学習を楽しく効果的に進めるための環境がここにあります。新たな一歩を踏み出して、新しい英語学習の旅に参加しましょう!

Q. この記事の要点は?

A. 助動詞「can/could」の意味と使い方でした。

  • can + 動詞の原形 :今〜できる
  • could + 動詞の原形:昔〜できた
  • Can/Could you ~:〜してくれませんか?
  • Can/Could I ~ :自分が〜しても大丈夫ですか?

「can」は現在出来ることを表し、「could」は昔出来たことを表しています。

文の作り方自体は、これまでに確認した「will」や「may」と同じです。

疑問文で使うと、Can/Couldの後に続ける言葉が
「you」か「I」かで意味が変わってきます。

相手に尋ねたいのか、許可を求めたいのか、
場面に応じて使い分けられるようにしましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
この参考書で、一人でも英会話の練習が出来るはずです

次回の文法解説は?

①「〜しなければいけない」
②「〜してはいけない」
③「〜しなくてもいい」をそれぞれ表現する。

[広告]
英語のミスを、しっかり矯正したいですか?

このオンライン英会話スクールでは、
レッスン時に言った内容を、文字に起こして、
丁寧なフィードバックをしてくれるので、
ミスを1つずつ直していくことが出来ます。
ミスを直し、ワンランク上の英語力を身につけるなら、
こちらのオンライン英会話は、いかがでしょうか?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

関連記事一覧

他の文法解説記事を検索できます。

スポンサーリンク
ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました