第87回:比較表現の基本的な作り方を確認します。
今回は、英語で何かを比べる時にどうすれば良いか。
その基本を確認したいと思います。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
Q. 英語で何かを比べる時には、どうすれば良い?
A. 形容詞に「-er」を付けるのが基本です。
1つずつ確認を進めてみましょう。
形容詞に「-er」を付けるパターン
少し難しく表現すると、
「音節が1つの形容詞は、語末に「-er」を付ける」
というルールなのですが、
簡単に表現すると、
「ア・イ・ウ・エ・オの音が1つの形容詞は、語末に「-er」を付ける」
といったところです。
- old → older
- slow → slower
- nice → nicer
- late → later
- big → bigger
- happy → happier など
形容詞の前に「more」を付けるパターン
これは、「音節が2個以上の形容詞」のときなのですが、
分かりやすく、
「ア・イ・ウ・エ・オの音が2個以上ある単語」の時は「more」を使う。
と覚えても良いと思います。
- careful → more careful
- important → more important
- expensive → more expensive
- interesting → more interesting
単語の形が変わるものもある
- far → farther
- good (well) → better
- bad → worse
ひとまず、この3つくらいが分かっていれば、
これは大丈夫。
実際に例文で使い方を確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
He doesn’t work very hard. I work harder.
彼は一生懸命働いていない。私はもっと働いている。
My idea isn’t very good. Her idea is better.
自分のアイデアは良くない。彼女のアイデアの方が良い。
You must be more careful.
あなたはもっと慎重になるべきです。
I don’t like my job. I want to do something more interesting.
私は自分の仕事が好きではありません。
私はもっと面白いことをしたいのです。
Do you feel better today?
今日は体調良くなった?
No, I feel worse.
いや、ダメだね。
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I want to eat more delicious food.
もっと美味しいもの食べたい。
He gets heavier gradually.
彼は、だんだん太っていく。
He needs to eat healthier food.
彼は健康的な食べ物を食べる必要がある。
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Q. この記事の要点は?
A. 英語で比べる時の表現の作り方を確認しました。
今回の、「-er」を付けた表現のことを、比較級と呼びます。
- 形容詞 + er
- more + 形容詞
これら2つのどちらを使えばいいか、区別出来るようにしましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
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