塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第111回:「on / at / by / with / about」を活用する

これまで、様々な前置詞のイメージを確認してきましたが、
ここで、前置詞を活用した表現も確認してみましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

Q. どんな時に前置詞を使った表現を活用出来る?
A. 簡単にまとめると、情報を追加する時に使えます
それぞれの前置詞を活用した表現を確認してみましょう。
「on」を使った表現
- on holiday:休日に
- on television:テレビで
- on the radio:ラジオで
- on the phone:電話で
- on time:時間通りに
「on + 休日/公共の電波 / 時間」で、それぞれ
「〇〇で」といった表現にすることが出来ます。
特に、「on time:時間通りで」という表現は、
使い勝手が良さそうです。
「at」を使った表現
- at 25 (at the age of 25):25歳で
- at 50 degrees Celsius:50℃で
- at high speed:高速で
「at + 数値」とすることで、「年齢や気温、速度など」を表すことが出来ます。
「by」を使った表現
- by car / bus / train etc.:車で/バスで/電車で
- by Mozart:モーツァルトによって
① 「by + 交通手段」とすると、「(交通手段)で」を表せます。
注意点としては、「徒歩で」を表したい時は、「on foot」となることです。
② 「by + 人」とすると、「(人)による」を表せます。
受け身(受動態)の文で、「〇〇によって」と表すことも出来ます。
「with / without」を使った表現
- with…:…と/…と一緒に/…が付いて
with friends:友達と/with milk:ミルクと一緒に - without…:…なしで/…を付けないで
without me:私無しで/without milk:ミルクを付けないで
基本は、上記のような意味や表現になります。
「with(without) + 人/もの」の形を意識しておきましょう。
「about」を使った表現
- talk / speak / hear / know + about + (物・出来事)
talk about work:仕事について話す
know about cars:車について知っている、など - a book / a question / information + about + (物・出来事)
information about this city:この街についての情報
「about」の後には、「物や出来事」など続け、
「〇〇についての」を表すことができます。
日々の出来事を伝えたりする時には、「about」を活用出来ます。
確かな英語力は、日々の継続から。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。

She heard the news on the radio.
(彼女はラジオでニュースを聞いた。)

Who is that woman with short hair?
(あのショートヘアの女性は誰ですか?)

He is listening to the music by Mozart.
(彼はモーツァルト作曲の音楽を聞いている)

Chopin died at the age of 39.
(ショパンは39歳で亡くなった。)

Don’t go out without a coat.
(コートなしで出かけないでね。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

補足:イラストの日本語訳

We talked about a plan on the phone.
(電話で計画について話したんだよね。)

I see.
(なるほど。)

We went to a big shopping mall by train. We arrived there on time.
(電車で大きなショッピングモールに行ったんだ。時間通りに着いたよ。)

Well…
(うん…)

We had a good time yesterday.
(すごく楽しかったよ。)

Are you talking about your girlfriend ? I envy you.
(彼女のこと言ってる?爆ぜてもらっても良い?)
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Q. この記事の要点は?
A. 前置詞を活用する表現を確認しました。
様々な情報を付け加える時に、前置詞が活用されるので、
前置詞の使い方に慣れておきましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
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次回の文法解説は?
「形容詞 + 前置詞」/「前置詞 + 動詞ing」の形をとる重要表現
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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