塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第39回:「〜して…だ。」を表したり、「時間」「日付」「距離」「天気」
を伝えたい時は、「It」を使う。

ふとした拍子に使われる。
それが「It」。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

Q. 「It」ってどんな時に使うの?
A. 「時間」「日付」「距離」「天気」を表す時には必ず使います。
今回は、「It」を主語として使う時の確認をします。
「It」を主語として使うとき
- 「時間」・・・ex) It’s 10 o’clock. (10時です。)
- 「日付」・・・ex) It’s 15 June. (6月15日です。)
- 「距離」・・・ex) It’s 10 kilometres from my house to the station.
(家から駅まで10キロあります。) - 「天気」・・・ex) It’s sunny. (今日は晴れ。)
これら4つのことを表したい時は、「It」を主語として使います。
「It」を使う時の基本となるので、理解しておきましょう。
It is + 形容詞/感情を表す言葉 + to + 動詞の原形
- 「It is + 形容詞/感情を表す言葉 + to + 動詞の原形…」:「…して〜と思う」
「It」を使った時の表現として、「…して〜と思う」というものがあります。
「to + 動詞の原形」を使って、自分が思ったことに対して説明を加える表現になります。
ただ、「to + 動詞の原形」を続けなくても、
感情や思ったことを伝えることは出来るので、
とっさの時に使えるようにすると便利な表現です。
この文の形でよく使われる形容詞/感情を表す言葉
easy(簡単) / difficult(難しい) / impossible(不可能) / dangerous(危険) / safe(安全) / expensive(高価な) / interesting(興味深い) / nice(良い) / wonderful(すばらしい) / terrible(ひどい) など
確かな英語力は、日々の継続から。
その継続を後押しする、第二言語習得理論に基づいた
オンライン英語学習プログラムがあります。
英語を使う人のための、確実なスキルアップが望める
良心設計の月額サービスは、こちらから。

Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。

What time is it?
今何時?

What day is it today?
今日何曜日?

It‘s Thursday.
木曜日。

How far is it from Tokyo to Okinawa.
東京から沖縄までどのくらいの距離がある?

It wasn’t sunny yesterday.
昨日は晴れてなかった。

It‘s impossible to go back to the past.
過去に戻ることは不可能だ。
子どもに英語を学ばせたい!
けど、子どもは、なかなかやる気にならない…
ならば、親子で一緒に英語を勉強してみれば良いじゃない!
英語を学ぶ全ての人に、親身になってサポートしてくれる講師が
教えてくれる、オンライン英会話スクールは、こちらから。

Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

※参考:『日常』作.あらゐ けいいち
作中の一場面より、英語に訳したときのニュアンスはこんな感じだろうか。
と思いながら作っています。
補足:イラストの日本語訳
※注2)『日常』の作中では、以下のような流れです。
「あぁ、暑い、暑いなぁ。暑い。」
→「暑いって言うと余計に暑くなると思うよ。」
「そうだな。あぁ、夏い。夏いなぁ。夏い。
→「こ、こいつ…」

It‘s hot. Ah It‘s hot.
暑い。めっちゃ暑い。

I think you shouldn’t say it.
暑いって言わない方が良いよ。

OK. It‘s a “photo”. Ah, It‘s a “photo”. (※)

It‘s annoying.
ウザ。
日本語でのニュアンスを英語に直すことは難しいし、
その逆もまた難しい。ということを実感出来る回ですね。
日本語では、「暑い」→「夏い」つまり、あついの「あ」が、「な」に変わるだけで、
綺麗に「夏」という単語が出来上がるのですが、これを英語に訳そうとすると、
“hot” → “???” なにが適切なのかが分からなくなります。
夏の英単語は「summer」ですし…。
ということで、英語に直そうとしたときに、
発音で考えて、丁度良さそうな単語を探したのですが、…。
何か他に、こんな単語はどうでしょう?というものがあれば、
ぜひ、コメント下さい。
国内にいながら、海外留学さながらの体験が出来るプランがあります。
第二言語習得理論に基づいた、最も効率的な英語学習を、
国内のホテルで、かつ、短期集中で取り組むことが出来ます!
週末の手頃な非日常体験として、国内での留学体験はいかがでしょうか?
そんな、ホテル滞在型、国内留学プランの申込みは、こちらから。

Q. この記事の要点は?
A. 「It」を使う時→①「時間」「日付」「距離」「天気」を表す時。
②「It is 形容詞/感情を表す言葉など + to + 動詞の原形」
:「…して〜と思う」
「It」の使い方を理解しておきましょう。
何気ないリアクションを取ったりするときにも「It」は使われるので、
いつでも使えるようにしておくことが大切だと思います。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
この参考書で、一人でも英会話の練習が出来るはずです!
次回の文法解説は?
「相手からの質問に対して、簡潔に答える方法」をまとめています。
英語のミスを、しっかり矯正したいですか?
このオンライン英会話スクールでは、
レッスン時に言った内容を、文字に起こして、
丁寧なフィードバックをしてくれるので、
ミスを1つずつ直していくことが出来ます。
ミスを直し、ワンランク上の英語力を身につけるなら、
こちらのオンライン英会話は、いかがでしょうか?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
関連記事一覧

他の文法解説記事を検索できます。


コメント