約1000時間後に難曲が弾ける?ピアノ日記 -独学ピアノ回顧録 20-

独学ピアノ日記

せっかくなら、「何も出来なかった…」と、人生を後悔する前に、
「弾きたいと思った曲をピアノで弾けるようになったら、
やっぱり、楽しそうだ!」
と思って始めた、独学のピアノを、日記として記録しています。

幼少期に、エレクトーンを7〜8年程経験してますが、ブランクは15年以上…
クラシックには、一切触れてこなかったのですが、最近になって、
クラシックの魅力にどハマリし、ピアノは、クラシックを一曲ずつ弾いていきます。

この日記の趣旨は、自分が出来るようになったことを振り返って、
モチベーションを保つため。という個人的なものと、
もう一つは、同じように独学でピアノを始めてみたいという方、
独学でピアノを練習しているという方のモチベーションの維持や、
あまりクラシック音楽に詳しくない。という方にも、
興味を持ってもらえるような、情報を発信するというものです。

今まで知らなかった、クラシック音楽の魅力に気づくきっかけになったり、
「自分もピアノを弾いてみたい!」と思ってもらえたなら、
とても嬉しいです!

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Diary#20:『バラード 第4番 Op.52 ヘ短調』
練習時間、1000時間達成!!!
この曲だけに、700時間以上。約2年程の歳月を経て
ようやく、ここまでたどり着きました。

ショパンのバラード4番。
アニメ、ピアノの森の中で聞いた曲で、
自分が、ピアノを弾きたいと思うようになったキッカケの曲です。
とても難しい曲なので、少しずつ、ゆっくり、死ぬ前までに弾ければ良いかなぁ。
くらいに思って、練習していました。
(今もクオリティーを高めたいと思って練習中。)
冷静に考えると、苦行だったかもしれません。

ここまでの総練習時間、約1000時間程
ここまでの総練習時間、約1100時間程

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この曲の作者は誰?

この曲を作った作者に関する情報です。

  • フレデリック・フランソワ・ショパン
    (生年未詳(1810年3月1日または2月22日、1809年説もあり)
     - 1849年10月17日)

ポーランド出身の、前期ロマン派音楽を代表する作曲家。
当時のヨーロッパにおいてもピアニストとして、
また作曲家としても有名だった。
その作曲のほとんどをピアノ独奏曲が占め、
ピアノの詩人とも呼ばれるようになった。
様々な形式・美しい旋律・半音階的和声法などによって
ピアノの表現様式を拡大し、ピアノ音楽の新しい地平を切り開いていった。
夜想曲やワルツなど、今日でも彼の作曲したピアノ曲は
クラシック音楽ファン以外にもよく知られており、
ピアノの演奏会において取り上げられることが多い作曲家の一人である。

この曲は、どんな曲?

この曲に関する情報を調べてみました。

  • バラード 第4番 Op.52 ヘ短調

 《バラード 第4番》は1842年にノアンで作曲され、
翌年に出版された。ショパンの最高傑作の一つであり、
同時期に作曲された作品に《ポロネーズ 第6番》作品53がある。

当時、その技巧的な難しさゆえ、
ショパンの作品を批判する意見も見られたが、
こうした見解はショパンの作品の真価を損なうものではない。
ハネカーは述べる。
「モナリザやボヴァリー夫人が絵画や文学の傑作であるのと同様、
(バラード 第4番は)ピアノ文学における傑作である」。
カラソフスキはまた、次のように指摘する。
「この曲は最も詩的で知性を感じさせるものであり、
その多様な美を十分に解釈するためには、
機械的な優れた技術だけでなく、繊細な音楽的知覚も必要である」。

《バラード 第4番》は、単調なリズムの上に、
主題を豊かに変化させる作風が物語的であり、
控えめな主題の提示は「語り」を思わせる。

本作品には、鬱々とした影で覆われているかのような仄暗さがある。
躍動的で朗らかな第3番のバラードとは対照的である。
これについてニークスは
「この曲の基調となる感情は悲しみの思いである」
と指摘する。

 1842年、
ショパンは恩師ジヴヌィ(1756-1842)と
親友マトゥシンスキ(1809-1842)の死を相次いで経験し、
激しい気分の落ち込みの中にあった。
喪失のショックから徐々に立ち直ったショパンは、
大曲の作曲に取り組み、《バラード 第4番》を完成させた。
そこに示された陰と陽のコントラストは、
生と死によって完成する人間の命の儚さ、究極的な美しさを思わせる。

  • ショパンのバラード

ショパンの4曲のバラードは、
ミツキェーヴィチのバラードと関連があるとされてきた。
曲と詩の関連性については異論があるが、
《バラード 第1番》作品23は「コンラッド・ヴァレンロッド」、
《バラード 第2番》作品38は「シフィテシ湖」、
《バラード 第3番》作品47は「シフィテジャンカ」、
《バラード 第4番》作品52は「3人のブドリス」から着想を得たとされる。
これについてはシューマンの証言に依るところが大きいが、
ショパンがミツキェーヴィチの作品の音楽化を試みたとまでは断言できない。

作曲家としてのショパンの人生を概観すると、
オペラや標題音楽、宗教音楽の作曲に消極的であり、
ピアノによって独自のロマン主義的世界観を描き出すことにこだわった
ショパン像が浮かび上がる。そのようなショパンにとって、
ポーランド人の心情を鋭く代弁したミツキェーヴィチの物語詩は憧れであり
理想であったと考えられる。1830年に音楽家としての成功を夢見て
ウィーンへ出発したショパンは、当時人気のあった歴史歌劇や
流行歌の旋律を用いた作品などから離れ、
「偽りのない感情表現」を主要課題とするロマン主義の本道へと足を踏み入れていった。
こうした中で作曲された《バラード》は
「ピアノによる物語詩」という新しいジャンルの音楽であり、
ショパンにとっては作曲家としての方向性を定めた記念碑的な作品である。
その主たる特徴は、独自の構成、形式を周到に編み出し、
音楽による物語詩を完成させているという点にある。
物語性を喚起する旋律の抑揚、陰と陽の明快な構成など、
文学との関連性を想起させる要素が散見されることも特徴の一つである。

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この曲の作者が生きた時代は、どんな時代?

この曲の作者が、どんな時代に生きていたのか。
時代背景を調べてみました。

  • 1813年…ナポレオン戦争: ライプツィヒの戦いがはじまる。
  • 1817年…ヴォイチェフ・ジヴヌィよりピアノを習う。
    現存する最初の作品『ポロネーズ ト短調』を作曲・出版。
  • 1826年…父親の勧めでワルシャワ音楽院に入学
  • 1829年…ワルシャワ音楽院を首席で卒業。ウィーンで演奏会を開く。
  • 1830年…ロシア帝国支配下のポーランド・ワルシャワで11月蜂起が起こる。
  • 1832年…パリで六月暴動が起きる。
  • 1836年…パリでエトワール凱旋門竣工
  • 1838年…ジョルジュ・サンドとの交際が始まる。マヨルカ島に滞在。
  • 1847年…ジョルジュ・サンドとの別れ。

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調べてみて思ったことは…

ショパンの最高傑作とされるバラード4番。
曲全体の流れを見た時に、「落ち着きと陽気さ」だったり、
「陰鬱と安らぎ」とか、「絶望と希望の希求」みたいな感覚が
交互に現れながら、それらの全てが1つのストーリーを作っていく。

このストーリーが、ショパン音楽、
とりわけ、バラードの最高傑作と言われる所以が、
「物語性と抒情性の見事な結合」と言われており、
一曲を通して、よく聞いてみると、
その「物語性」だったり、「抒情性」といったものが伝わってくる。

ジョルジュ・サンドとの交際の間に、この曲が作曲されたことを考えると、
そういった経験が楽曲の中に組み込まれているのかもしれない。

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この曲を振り返ってみて思うこと

この曲に対して、ショパン自身が、どう考えていたのかは分からないし、
曲を作った時に、どのような過去を想像して作ったのかも分からないけれども、
それでも、この曲を通して聞いてみると、
「どのような感情を持っていたのか。」ということが伝わってきて不思議。

傑作と言われる楽曲は、こういった
「多くの人が共感できる感情」を表現出来ているのかもしれない。
と思った。

このバラード4番に関しては、
自分の場合、
子供の頃の平和な日常から始まって、
子供の頃に経験する無邪気さがあり、
思春期に感じるであろう恐怖や絶望だったり、
そんな恐怖や絶望に対する救いがあったり、
人生に対して希望を見いだせない時に、時折見える希望だったり、
そんな希望が潰えたときに現れる絶望とか、
その絶望の中で、気持ちに整理が付かない様子だったり…

こんな様子を楽曲から感じ取れたりする。
弾くたびに、楽曲の表情が変わって、
その時その時で、違った表現になるのも、
このバラード4番の趣深さなのかもしれません。

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あなたの周りに、
「いつまでも若々しい」「いつも元気で活き活きしている」
そんな人はいませんか?

なぜ、あの人はいつまでも若々しいのでしょう?
もしかしたら、いつも新しいことに挑戦しているからかもしれません。

挑戦と聞くと、気後れしてしまうかもしれませんが、
言い方を変えると、挑戦、それは、脳トレです。

実は、新しいことに挑戦するとき、脳は一番活性化するのです。
ただ、脳トレと言っても、「何をすれば良いのか分からない」
そんな人もいるかもしれません。
脳トレをしたいけど、何をしようか迷っている。
そんな人に、今、脳科学的に良いとされている趣味があります。

それは、ピアノです。

テレビでよく見かける人気の脳科学者の方が
「脳トレにはピアノが最適」と話しています。

なぜ、ピアノは脳トレに良いのでしょうか?

実は、

ピアノ演奏は右脳や左脳、運動神経を鍛えたり、
落ち着いた穏やかな気持ちで生活できるように
助けてくれる力があるそうなんです。

手は『第2の脳』と言われています。

なぜなら、手は全身の感覚器官の中でいちばん敏感な部分で、
脳(大脳皮質)の面積も一番広いのです。

そのくらい、手と脳は密接に関わっています。

ですから、もしあなたが

「最近もの覚えが悪くて・・・」
「昨日の夕食もすぐに思い出せない」

と、脳の衰えを感じていらっしゃるのなら、

ピアノを通して、この第2の脳である
手=指先を鍛えることをお勧めいたします。

実際に、ピアノを弾くと脳にどんな刺激があるのでしょうか?

ピアノの優れたところは、脳全体を一度に鍛えられる点です。

ピアノを演奏するには、メロディだけでなく、
曲のテンポや音の高さ、
曲の構成などを分析する力がなくてはいけません。

これは、左脳の働きです。

ですからピアノは、右脳だけでなく左脳もいっしょに
働かせることによって
すばらしい演奏ができるのです。

また、右脳と左脳を同時に使うことによって、
脳の持つ能力が最大限に発揮できると言われています。

つまり、ピアノは、あなたの脳を活性化し、
運動神経も活発にします。

脳のたくさんの部分を一気に使うので、
これほど効率よくできる脳トレはないのですね。

だからこそ、脳科学者は
「ピアノが脳トレに最適な趣味」と言っているのです。

しかし、ここで壁があります。

「音楽なんてやったことないし・・・」
「カラオケは得意だけど、楽譜は全く読めない」
「そんなに指が動かない」
「ピアノ教室がどこにあるのか分からないし」

そうなんですよね。

あなたが幼い頃からピアノを弾いていたならともかく。

初心者であれば、ピアノをいきなり始めるのはちょっと・・・
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・わざわざピアノ教室に出向いて行く必要がない
・覚えに自信がなくても、同じレッスンを何度でも
繰り返し受けられる
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好きなときに、好きなだけ、
繰り返し同じところを練習できたなら、
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ピアノって難しいイメージがありますよね。
でも、あなたがやることは、とってもカンタンです。

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「見る」「聴く」「弾く」の3ステップに沿って
内容を実践するだけで良いのです。

自分の好きな時間にマイペースに練習をするだけで、
たったの30日で憧れのピアノが弾けるようになります。

「楽譜が読めない」

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というのも全く問題ありません。

講師の海野先生は、初めての方でも取り組めるように、
手の構え方、楽譜の読み方、音楽の知識を

本当に親切に一から教えてくれています。

受講生の多くが弾けたポイントとして、

・繰り返し同じレッスンができるので、覚えが悪くても大丈夫。
・ドレミが読めなくても弾けるので、簡単に弾ける。
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・先生が優しいので取り組みやすい。
・好きな時間に練習できるので効率が良い。

などを挙げていらっしゃいます。

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