約1000時間後に難曲が弾ける?ピアノ日記 -独学ピアノ回顧録 19-

独学ピアノ日記

せっかくなら、「何も出来なかった…」と、人生を後悔する前に、
「弾きたいと思った曲をピアノで弾けるようになったら、
やっぱり、楽しそうだ!」
と思って始めた、独学のピアノを、日記として記録しています。

幼少期に、エレクトーンを7〜8年程経験してますが、ブランクは15年以上…
クラシックには、一切触れてこなかったのですが、最近になって、
クラシックの魅力にどハマリし、ピアノは、クラシックを一曲ずつ弾いていきます。

この日記の趣旨は、自分が出来るようになったことを振り返って、
モチベーションを保つため。という個人的なものと、
もう一つは、同じように独学でピアノを始めてみたいという方、
独学でピアノを練習しているという方のモチベーションの維持や、
あまりクラシック音楽に詳しくない。という方にも、
興味を持ってもらえるような、情報を発信するというものです。

今まで知らなかった、クラシック音楽の魅力に気づくきっかけになったり、
「自分もピアノを弾いてみたい!」と思ってもらえたなら、
とても嬉しいです!

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Diary#19:子供の情景 Op.15 より、「見知らぬ国々と人々」(第一曲)
約325時間/1000時間

初めて聞いた時は、「これは、難しいんじゃない?」
と思っていましたが、実際に練習してみると、意外とそうでもないような…
完全に個人的な感想なので、何とも言えませんが、
曲の流れ自体は、本当にキレイだと思いました。

ここまでの総練習時間、約325時間程

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この曲の作者は誰?

この曲を作った作者に関する情報です。

  • ロベルト・アレクサンダー・シューマン
    (1810年6月8日〜1856年7月29日)

シューマンが生まれたのは1810年6月8日、
ザクセンのツヴィッカウという小さな町で、
父フリードリヒ・アウグストとヨハンナの間の
4男1女の子供たちの末子として生まれた。

 父フリードリヒ・アウグストは書籍出版・販売業を営んでおり、
その関係でシューマンの兄のエドゥアルト、カール、ユーリウスも
書籍業を営むことになり、このような中でシューマンは、
幼い時期から数多くの文学書に囲まれる生活環境にあった。
父は文学をこよなく愛し、優れた文学書を刊行するだけではなく、
今日の文庫本の刊行を手がけたことでも知られる。
母親のヨハンナは音楽を愛好し、その関係から彼は早い時期から音楽に親しみ、
シューマンの音楽熱はこの母親から受け継いだと見られる。

シューマンは早くから芸術とくに音楽への関心を示し、
7歳(1817年)から教会オルガニスト、ヨハン・ゴットフリート・クンチュに
ピアノを師事するようになる。
8歳(1818年)のとき、母と保養地のカールスバートに5週間滞在し、
同地でモシェレスの演奏を聴く。当時、高い評価を得ていた
このボヘミア出身の作曲家で名ピアニストの演奏との出会いは、
シューマンのその後の音楽的資質の開花に影響したと思われる。
10歳(1820年)にギムナジウム(9年制の学校)に入学し、
ふたたびカールスバートでモシェレスの演奏を聴く。
すでにこの頃から作曲の試みを始めていたと思われ、
シューマンは14歳のときに完成した「詩篇150番」は、
1821年、シューマン11歳の頃に最初の構想を抱いて作曲を進めており、
1822年にその一部を学生仲間と初演している。
少年時代のシューマンは作曲とともにとくにピアノの演奏に親しみ、
とくにピアノ練習曲で用いていたフンメルやベートーヴェンのほかに、
シューベルトの作品を演奏していた。このシューベルト体験は強い印象を与え、
シューベルトの音楽は長くその後の彼の創作に影響を及ぼすことになる。

 1826年に父親が没し、姉のエミーリエが自殺する。
感情の起伏の激しい姉の性格はシューマンにも受け継がれており、
それはさらにシューマンの息子のルートヴィヒにも継承されている。
シューマンは裕福な商人カールス家に出入りするようになり、
同家で催される演奏会でベートーヴェンやモーツァルトなどの作品に接している。
1827年7月、この家の主人の甥で、
医師のエルンスト・カールスの妻アグネス・カールスに会い、
アグネスを通してシューベルトの歌曲の魅力を知る。
ジャン・パウルの小説に夢中になるようになるのもこの頃からである。

この曲は、どんな曲?

この曲に関する情報を調べてみました。

  • 子供の情景 見知らぬ国 Op.15-1 ト長調

子供の情景
:この曲集は‘子供の’というタイトルがついているが、
必ずしも子供が簡単に演奏できるといった曲ではなく、
大人が見た子供の日常の様子を精密に綴ったもので、
シューマンの描写力と表現力の並々ならぬ才能が発揮された傑作の筆頭である。
どの曲も複雑な音型はないため子供が演奏することもあるが、
各曲の要求する内容を表現するには、極めて高度な表現力が要求される。

作曲は1838年に着手される。
曲の大部分は1838年2月から3月にかけて作られ、
全曲の完成は4月まで要した。(ただし一部は前年の1837年から作られている)。
同年の3月19日(17日もしくは18日とも)に婚約中のクララへ宛てた手紙の中で、
「時々あなたは子供に思えます」という言葉の余韻の中で作曲に至ったという。
そしてシューマンは30曲ほど作った小品の中から、
12曲を選び出して『子供の情景』と名付けたという。

見知らぬ国
:ト長調、4分の2拍子。ABAの3部形式。終始、3声部で進行する。
右手の上声部に繰り返し現われる主題は、
中間部において左手の下声部で展開される。
子供がまだ見ぬ異国の地へ、思いを馳せている様子が浮かんでくる。

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この曲の作者が生きた時代は、どんな時代?

この曲の作者が、どんな時代に生きていたのか。
時代背景を調べてみました。

  • 1817年…ヨハン・クンチュのもとで、ピアノの勉強を開始
  • 1826年…姉、エミーリエが自殺。父、アウグスト没
  • 1832年…指を痛めて作曲家への転向を決意
  • 1833年…10月に兄嫁ロザーリエ、11月に兄ユリウス没
  • 1838年…『子供の情景』作曲
  • 1840年…リストと知り合う

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調べてみて思ったことは…

婚約者である、クララをイメージして作曲したと言っても過言ではない
この「子供の情景」だったり、シューマン自身の感情の起伏といったものが、
作品の中に表れていることを感じ取れるのではないでしょうか。

感情の起伏が激しい性格だったということから、
シューマン自身の感情を曲に込めていたことは、きっと間違いないでしょう。
その中でも、この「子供の情景」に関しては、
婚約者の一言から着想を得ていることを考えると、シューマン自身は、
1つの出来事に対して、深く喜んだり悲しんだり出来る人物だったのではないだろうか。
ある1つの出来事を何度も頭の中でリフレインさせて、
その時の感情を様々な視点から反芻したりしながら、
多くの楽曲を作っていったのかもしれません。

「子供の情景」は、もしかしたら、
クララの過去を、シューマンが勝手に想像しながら、
「こんな子供だったのではないだろうか。」
なんて思いながら書いたのかもしれませんね。

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この曲を振り返ってみて思うこと

「子供がまだ見ぬ異国の地へ、思いを馳せている様子が浮かんでくる。」

という、参考記事の一節。
自分の中で振り返ってみて腑に落ちる解釈は、
『不思議の国のアリス』の「アリス」の心情。といったところです。

どういうことかと言うと、
「序盤の、ワクワクした曲調は、冒険を楽しもうとするアリス。」
「中盤では、ちょっと不安に思う様子のアリス」
「最後には、ホっと胸をなでおろすアリスの様子」
をそれぞれイメージすることが出来るのではないでしょうか。

あるいは、ヘンゼルとグレーテル、もっと現実的に考えるなら、
兄弟、あるいは姉妹で買い物に出かけて、辺りがちょっと暗くなってきて
不安になりながらも、無事帰宅する様子。など。

いずれにしろ、子供が様々な感情を抱きながら
どこかに向かっている様子を感じ取れるのではないでしょうか。

曲の場面ごとに、異なった感情が連想させられる辺り、
シューマンの楽曲も、レベルが高いのだろうと思います。

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あなたの周りに、
「いつまでも若々しい」「いつも元気で活き活きしている」
そんな人はいませんか?

なぜ、あの人はいつまでも若々しいのでしょう?
もしかしたら、いつも新しいことに挑戦しているからかもしれません。

挑戦と聞くと、気後れしてしまうかもしれませんが、
言い方を変えると、挑戦、それは、脳トレです。

実は、新しいことに挑戦するとき、脳は一番活性化するのです。
ただ、脳トレと言っても、「何をすれば良いのか分からない」
そんな人もいるかもしれません。
脳トレをしたいけど、何をしようか迷っている。
そんな人に、今、脳科学的に良いとされている趣味があります。

それは、ピアノです。

テレビでよく見かける人気の脳科学者の方が
「脳トレにはピアノが最適」と話しています。

なぜ、ピアノは脳トレに良いのでしょうか?

実は、

ピアノ演奏は右脳や左脳、運動神経を鍛えたり、
落ち着いた穏やかな気持ちで生活できるように
助けてくれる力があるそうなんです。

手は『第2の脳』と言われています。

なぜなら、手は全身の感覚器官の中でいちばん敏感な部分で、
脳(大脳皮質)の面積も一番広いのです。

そのくらい、手と脳は密接に関わっています。

ですから、もしあなたが

「最近もの覚えが悪くて・・・」
「昨日の夕食もすぐに思い出せない」

と、脳の衰えを感じていらっしゃるのなら、

ピアノを通して、この第2の脳である
手=指先を鍛えることをお勧めいたします。

実際に、ピアノを弾くと脳にどんな刺激があるのでしょうか?

ピアノの優れたところは、脳全体を一度に鍛えられる点です。

ピアノを演奏するには、メロディだけでなく、
曲のテンポや音の高さ、
曲の構成などを分析する力がなくてはいけません。

これは、左脳の働きです。

ですからピアノは、右脳だけでなく左脳もいっしょに
働かせることによって
すばらしい演奏ができるのです。

また、右脳と左脳を同時に使うことによって、
脳の持つ能力が最大限に発揮できると言われています。

つまり、ピアノは、あなたの脳を活性化し、
運動神経も活発にします。

脳のたくさんの部分を一気に使うので、
これほど効率よくできる脳トレはないのですね。

だからこそ、脳科学者は
「ピアノが脳トレに最適な趣味」と言っているのです。

しかし、ここで壁があります。

「音楽なんてやったことないし・・・」
「カラオケは得意だけど、楽譜は全く読めない」
「そんなに指が動かない」
「ピアノ教室がどこにあるのか分からないし」

そうなんですよね。

あなたが幼い頃からピアノを弾いていたならともかく。

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と思ってしまうでしょう。

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繰り返し受けられる
・ドレミが全く読めなくても両手でピアノが弾ける
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好きなときに、好きなだけ、
繰り返し同じところを練習できたなら、
きっとピアノの腕前もグングンと上達しそうですよね。

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ピアノって難しいイメージがありますよね。
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手の構え方、楽譜の読み方、音楽の知識を

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・聞いたことのある曲だから弾きやすい。
・先生が優しいので取り組みやすい。
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などを挙げていらっしゃいます。

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