「the」が表す「その」以外の意味 英語文法解説 中級編 part 76

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第76回:「the」を使うと、「〇〇なグループの人」といった意味合いも表せる。

「the」を使わないといけない単語から、
「the」を使った便利表現まで、確認してみましょう。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

「the」を使った便利表現のまとめ画像

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Q. 「the」を使わないといけない時って、どんな時?

A. 動物・機械・楽器の種類の前には「the」が必須です。

「the」が必要な単語

  • 動物を表す単語の前
    the tiger / the rabbit / the giraffe / the elephant / the cheetah
    the kangaroo / the eagle / the swan / the parrot / the penguin
    the owl / the pigeon …
  • 機械を表す単語の前
    the telephone / the telescope / the helicopter / the wheel
    the laser / the typewriter …
  • 楽器を表す単語の前
    the piano / the guitar …

これらは、「the」が必要なグループとして覚えておくと楽かもしれません。

「the + 形容詞」という便利表現

  • the + 形容詞:形容詞なグループの人々
    ex) the young (若者たち) / the old (老人たち) / the rich (富裕層)
    the poor (貧困層) / the sick (病気の人たち) / the injured (怪我人たち)
    the dead (死者たち) など

この使い方をした場合、意味としては、「複数の人々」を表します。
なので、1人の人だけを表したい時は、「a + 形容詞 + person」の形
作る必要があります。

「the + 国籍を表す単語」という便利表現

  • the + 国籍を表す単語:その国の人々
    ex) the French (フランスの人々) / the English (イギリスの人々)
    the Spanish (スペインの人々) / the Japanese (日本の人々)

※ 形容詞となった、国籍を表す単語の語末が、
「-ch / -sh / -ese」以外の国を表す単語で、
「〇〇の人々」という表現を作りたいときには、
国を表す単語の後に「-s」を付けます(Italians など)

例文も合わせて、「the」を使った表現を確認してみましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • When was the telephone invented ?
    (電話が発明されたのはいつ?)
  • Can you play the piano?
    (ピアノを弾けますか?)
  • The computer has changed the way we live.
    (パソコンは、私達の生活様式を変えた。)
  • Ambulances arrived at the scene of the accident and
    took the injured to the hospital.
    (救急車が事故現場に到着し、怪我人たちを病院へ搬送した。)
  • Do you think the rich should pay higher taxes ?
    (富裕層は、より多くの税金を納めるべきだと思いますか?)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる「the」を使った表現の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

When I was young, I worked a lot harder. The young should work hard…
(自分が若い時は、一生懸命働いたもんだ。若者も働くべきで…)

He is an old man who thinks his own opinion is right.
(彼は、自分の意見が正しいと思っている老人だな。)

You also should work hard. If you do that, you can get happiness.
(君も頑張るべきだよ。頑張ったら幸せになれるんだから。)

Currently, only the rich could earn a lot of money.
There is no use working hard.
(今は、富裕層がより多く稼ぐ時代だよ。
一生懸命働いたって無駄だと思う。)

What’s more, if you work hard, you could get married.
This really makes you happy.
(それに、一生懸命働いたら、結婚だって出来るだろ。
結婚は君を幸せにさせるだろ?)

Your point of view is only your opinion.
I think having my own time is the most important.
The young have almost the same idea, I think.
(その考えは、あなたの意見なだけ。
自分としては、自分の時間が一番大事だと思う。
多くの若者は、同じような考えを持っていると思うけど。)

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Q. この記事の要点は?

A. 「the」を使わないといけないグループの単語を確認しました。

他にも、「the」を使った時の便利表現があったので、
いざという時に使えると楽かもしれません。
「〇〇という人々」という表現を英語で表した時は、
複数形の「-s」はありませんが、複数形であることには
注意が必要です。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
この参考書で、一人でも英会話の練習が出来るはずです

次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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