どんな固有名詞の前だと「the」を付けなくてもいいの? 英語文法解説 中級編 part 78

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第78回:「the」を付ける時・付けない時②

前回に引き続き、どんな名詞の時に「the」を付けるのか、
あるいは、付けないのかを確認します。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

「the」の使い方のまとめ画像

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Q. どんな名詞の前には「the」が付かないの?

A. 街の通りの名前や、広場・公園の名前の前には
「the」がいりません。

細かく内容を確認してみましょう。

「the」がいらない時

  • 街の通りの名前
    (Union street / Fifth Avenue etc.)
  • 広場・公園の名前
    (Hyde Park / Times Square etc.)
  • 二語からなる建物や施設(空港・大学・駅)で、
    一語目が、場所や人の名前の時。
    (Buckingham Palace / Harvard University / Edinburgh Castle etc.)
  • 人の名前に由来する店・レストラン・ホテル・銀行
    (McDonald’s / Macy’s etc.)

「the」が必要な名詞

  • 上記、「the」がいらない名詞以外の、
    ホテル・劇場・美術館・その他の建物の名前
    (the Holiday Inn / the National Gallery / the Empire State Building etc.)
  • 「of」が含まれている名前
    (the Great Wall of China / the Tower of London etc.)
  • 新聞社や組織の名前
    (the Washington Post / the European Union / the BBC / the Red Cross etc.)

※多くの企業名には「the」を使わないので、注意しましょう。

例文も確認しながら、
「the」が必要な名詞とそうでない名詞を振り返ってみましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • The Eiffel Tower is in Paris.
    (エッフェル塔はパリにある。)
  • Broadway is in New York.
    (ブロードウェイはニューヨークにある。)
  • The biggest park in New York is Central Park.
    (ニューヨーク最大の公園は、セントラルパークだ。)
  • The Statue of Liberty is at the entrance to New York Harbor.
    (自由の女神は、ニューヨークの港の入り口にある。)
  • John works for IBM now. He used to work for British Telecom.
    (ジョンは今IBMで働いている。彼は以前は、British Telecomで働いていた。)
  • This book is published by Cambridge University Press.
    (この本は、ケンブリッジ大学出版から出版されている。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる冠詞「the」の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

The BBC reported that there are many disasters around the world
caused by climate change. Do you know about that ?
(BBCによると、世界では気候変動による自然災害が頻発している
みたいだよ。知ってた?)

I don’t know much about that.
(それは、あまり知らないかな。)

Then, do you know about “Sand Battery” ?
It was also reported by the BBC.
(じゃあ、「砂電池」って知ってる?
これもBBCで報道されてたんだ。)

I don’t know either. These news are not reported by
Japanese broadcast.
(それも知らない。それらのニュースって、
日本の報道機関で報道されてないよね。)

Hi, It seems there are many disasters around the world.
It was reported by yesterday’s news.
(なんか、世界中で災害が多いみたいだね。
昨日のニュースで報道されてた。)

Well, I said it a week ago.
(うん、一週間前に言ったよね。)

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Q. この記事の要点は?

A. 「the」を使う時、使わない時を確認しました。

どんな固有名詞の時に「the」を使うのか、あるいは、
使わないのかをよく理解して、会話の際に迷わないようにしましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
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次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
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