未来を表す現在形・現在進行形 英語文法解説 中級編 part 19

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第19回:未来の意味として使う現在形や現在進行形について

未来は未来でも、どんなことを表す時に、
現在形や現在進行形を使うのかを確認してみましょう。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

未来を表す現在形と現在進行形の使い方のまとめ画像

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Q. 現在形・現在進行形で表せる未来って、どんなこと?

A. 現在進行形…予定として決めたこと
現在形…公共サービスの時刻表やプログラムの時間

まずは、現在進行形から確認してみましょう。

未来の意味として使う現在進行形

  • 主語 + be動詞 + 動詞ing + 〇〇 + (tomorrow など)
    :もう〇〇することを決めて、予定を立てた状態
    =〇〇するつもり

この、「もう〇〇することを決めて、予定を立てた状態」は、
「be going to ~」でも表すことが出来ます。

気を付けることは、
「もう〇〇することを決めて、予定を立てた状態」の時は、
「will」を使わないようにする。
ということです。

※補足

現在進行形を使うことで、
「〇〇しようとしていたところ」
を表すことが出来ます。

「今行く!」のように、
「今、〇〇する」という
ニュアンスで活用することが出来ます。

未来の意味として使う現在形

現在形で表せる未来とは、
「公共交通機関の時刻表」
や、
「ライブなどの開演時間」を伝えるときです。

また、時刻表のように決められた予定を伝える事もできますが、
個人的な予定の場合は、「進行形」を使う方が自然です。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

I’m meeting him at the station.
(彼と駅で会うことになっている。)

What are you doing this weekend?
(今週末は何する予定?)

This train leaves at 10:00.
(この電車は、10時に発車します。)

I’m not doing anything tomorrow evening.
(明日の夕方は、何もすることがない。)

The art exhibition finishes on August 27.
(美術展は、8月27日に終了します。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる現在形と現在進行形を使った未来の表現

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

What are you doing this weekend ?
Do you have any plans ?
(今週末は何する予定?何か予定ある?)

No, I haven’t. I don’t even have anything
that I want to do. How about you ?
(何も予定ない。やりたいこともないなぁ。
何か予定あるの?)

I’m going to the concert this weekend !
(今週末は、コンサートに行く予定なんだ!)

Really ? That will be fun !
What time does the concert start?
(ほんとに?楽しそうだね!何時に開演するの?)

The concert starts at 2 p.m. I can’t wait !
(2時に始まるんだ。メッチャ楽しみ!)

I hope you will have a good time.
(コンサート楽しんでね。)

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Q. この記事の要点は?

A. 未来の意味として使う、現在形と現在進行形を確認しました。

どういった時に、現在形や現在進行形を活用して
未来のことを伝えるのか。
そのニュアンスを理解しておくことが大切です。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
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次回の文法解説は?

「be going to」を活用した時のニュアンスなどを確認します。

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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