意外と細かい「the」の使い方① 英語文法解説 中級編 part 73

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
スポンサーリンク

第73回:「the」を使う時。使わない時。

細々した話になってしまいますが、
冠詞の使い方は、大切な事柄の1つなので、
確認した上で適切に使えるようにしたいところです。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

「the」の持つ意味やイメージのまとめ画像

[広告]
確かな英語力は、日々の継続から。
その継続を後押しする、第二言語習得理論に基づいた
オンライン英語学習プログラムがあります。
英語を使う人のための、確実なスキルアップが望める
7日間の無料体験はこちらから!

Q. 「the」は、どんな時に使う?

A. たった1つしかない「もの」の前に使います。

「the equator」とか、「the capital of Japan」とか。
「the same」もそうです。
赤道も1つしかなければ、日本の首都も1つしかありません。
同じものを特定する際にも、「the」を使って特定しています。

より細かい内容も確認してみましょう。

「the」を付ける時

  • the sun / the moon / the earth / the world / the universe
  • the sky / the sea / the ground / the environment / the internet
  • the cinema / the theater / the television / the TV …

「earth」に「the」を付けなかった場合は、宇宙にある天体としての地球を表し、
「space」に「the」を付けなかった場合は、宇宙を表します。
いずれの場合も、どんな「もの」なのかを、特定出来ているかと思います。
この、「特定する」という役割を持っているのが、「the」という訳です。

「the」を付けない時

  • breakfast / lunch / dinner
    ※注)「nice」や「wonderful」といった形容詞が、
    「breakfast」等の前にくると、「a nice breakfast」のように
    「a/an」を付ける必要があります。
  • 「名詞+数字」が1セットの時
    →「platform 5」「Room 100」「page 125」などのように、
    「名詞+数字」で何かを特定する場合には、
    「the」を付ける必要はありません。

例文も合わせて確認しながら、「the」の使い方を確認してみましょう。

[広告]
英語のミスを、しっかり矯正したいですか?

このオンライン英会話スクールでは、
レッスン時に言った内容を、文字に起こして、
丁寧なフィードバックをしてくれるので、
ミスを1つずつ直していくことが出来ます。
ミスを直し、ワンランク上の英語力を身につけるなら、
こちらのオンライン英会話は、いかがでしょうか?

Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

It’s a lovely day, isn’t it ?
(今日はいい天気じゃない?)

Yes, there isn’t a cloud in the sky.
(うん。空には1つも雲が無いね。)

What is Jupiter? Is it a star ?
(木星って、何?星なの?)

No, it’s a planet. It’s the largest planet in the solar system.
(いや、惑星だよ。太陽系の中で一番大きな惑星だね。)

  • We missed our train because we were waiting on the wrong platform.
    (私達は電車を逃した。というのも、
    間違ったプラットフォームで待っていたんだ。)
  • The next train to London leaves from Platform 3.
    (次のロンドン行きの電車は、3番線から出発するよ。)

[広告]
TOEICのスコアを上げたいけれど、
まとまった勉強時間が取れなくて困っている…
なら、細かいスキマの時間を使いながら、
少しずつスキルを積み重ねてみてはどうでしょう。
スマホ1つでスコアアップが出来る、
オンライン講座のリンクはこちらから。

Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる「the」の使い方

[広告]
海外ドラマは、英語の勉強に最適!
お気に入りのドラマの字幕を見ながら、
楽しく会話表現の勉強をしてみてはどうでしょう?
動画配信サービスの無料お試し期間で、
ドラマを使った勉強法が自分に合っているか
試してみても良いと思います。

補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

I want to visit the most famous place in Japan.
Where should I go ?
(日本で一番有名な場所に訪れたいんだ。
どこに行くべきかな?)

I don’t know. I think Mt.Fuji is the most famous.
(分からないなぁ。富士山は一番有名だと思うけど。)

I want to eat the most delicious food in Japan.
What should I eat ?
(日本で一番美味しい食べ物を食べたいんだけど、
何を食べるべきだろう?)

I don’t know. I think you should find what you want to eat the most.
(分かんない。一番食べたいものを探すべきだと思うけどね。)

Well, I think I should research “the best” as much as possible in advance.
(前もって、できるだけ多くの「一番」を調べておくべきだと思うんだ。)

Why don’t you find “the best” for you by yourself?
(自分で、自分のための「一番」を探したら?)

[広告]
ロゼッタストーン・ラーニングセンターで、最先端の教育制度を活用して英語を学びませんか?私たちは個々の学習ペースに合わせてeラーニングと対面教育を組み合わせ、柔軟な学習環境を提供しています。自宅でのeラーニングと対面教育のメリットを最大限に活かし、あなたの英語学習をサポートします。最新のテクノロジーと個別の指導が組み合わさった当センターで、自由な学習スタイルを体験してみませんか?英語学習を楽しく効果的に進めるための環境がここにあります。新たな一歩を踏み出して、新しい英語学習の旅に参加しましょう!

Q. この記事の要点は?

A. 「the」の使い方について確認しました。

「the」を使わないといけない時と、そうではない時を区別して、
「the」という冠詞を、正確に使えるようにしたいですね!

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
この参考書で、一人でも英会話の練習が出来るはずです

次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

[広告]
自分の英語力は向上させたい
けれど、
なかなか勉強の習慣が身につかない…
英語の資格を取りたい
けれど、
いつも途中で挫折してしまう…
ならばいっそのこと、
専属の講師に勉強の管理も任せて、
期間限定かつ、短期集中で、
トレーニングをしませんか?
資格取得に特化した英語塾のリンクは
こちらから。

関連記事一覧

[広告]
日本人の講師と学んで英語を使う不安を減らし
ネイティブの講師とのレッスンで、学んだことを活用する
そんな、体系的な英会話のレッスンを提供している、
オンライン英会話スクールのリンクはこちら。

他の文法解説記事を検索できます。

スポンサーリンク
ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました