塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第28回:「must」と「can’t」が表すニュアンスを確認します。

助動詞の使い方です。助動詞とその意味は暗記していると思いますが、
その裏にあるニュアンスをよく確認してみましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

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Q. そもそも、「must」と「can’t」の意味は何だっけ?
A. must:〇〇に違いない
can’t:〇〇できない/〇〇のはずがない
訳自体が、助動詞の持つニュアンスを表しているとは思いますが、
それぞれ丁寧に確認を進めてみましょう。
「must」と「can’t」を活用する
それぞれの助動詞が表すニュアンスは、
- must + 動詞の原形:何かが確実であると思っている。
↓過去のことを表すには、
must have + 過去分詞:〇〇だったに違いない - can’t + 動詞の原形:不可能、あるいは、ありえないと思っている。
↓過去のことを表すには、
can’t have + 過去分詞:〇〇だったはずがない
※過去を表すときは、「can’t」の代わりに
「couldn’t」が使われることもあります。
意味やニュアンスを、それぞれ、
例文を通して確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。

He has been travelling all day. He must be tired.
(彼は一日中外出しています。彼は疲れているに違いありません。)

That restaurant can’t be good. It’s always empty.
(あれは良いレストランのはずがない。いつも人がいません。)

She got here very quickly. She must have walked very fast.
(彼女はかなり早くここに着きました。
とても速く歩いたに違いありません。)

He did the opposite of what I asked him to do.
He couldn’t have understood what I said.
(彼は私が頼んだこととは真逆のことをしました。
私が言ったことを理解できていたはずがありません。)

I’m sure you know this song. You must have heard before.
(きっとこの曲を知っていると思います。
以前に聞いたに違いありません。)

The light was red, but the car didn’t stop.
The driver couldn’t have seen the red light.
(信号は赤でしたが、車は止まりませんでした。
運転手は、赤信号を見ていたはずがありません。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

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補足:イラストの日本語訳

I think he must have told a lie.
(彼は嘘を言ったに違いありません。)

Why do you think so?
(何でそう思うの?)

He couldn’t have finished his work yesterday,
but he said he had finished it all.
(彼は昨日仕事が終わっていたはずがないのだけれど、
彼は全て終わったと言っていたのです。)

I think there is a possibility that he said the truth.
(彼が本当のことを言っていた可能性はあると思うよ。)

I doubt it. Look at him. He is being scolded by his boss.
(ありえないね。あれ見てよ。今、上司から怒られてる。)

Well, he must have told a lie.
(うん。嘘ついていたに違いないね。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「must」と「can’t」の使い方を確認しました。
訳とニュアンスがほぼ一致しているので、覚えやすいかと思います。
今のことを表現するのか、それとも、昔のことを表現するのかで、
文の型が変わるので注意しましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?
「may」と「might」について
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
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