第26回:「can」と「be able to」について
「できること」を表す時は、「can」を使いますが、
「be able to」が必要になる場面もあります。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. そもそも「できる」を表す助動詞には、どんなものがある?
A. can / could / be able to / manage to
があります。
それぞれ細かく内容を確認してみましょう。
「can」と「could」について
- can:「〇〇できる」
:何かが可能である。
:許されている、あるいは、能力を持っていることを表す。 - could:「〇〇できた」
:「can」の過去形
:可能だった、許されていた、あるいは、能力を持っていたことを表す。
文の作り方は、
- 肯定文
「主語 + can / could + 動詞の原形 - 疑問文
「Can / Could + 主語 + 動詞の原形」
「can / could」に「not」を付けると、それぞれ、
「can’t / couldn’t」になります。
「be able to」について
「できる」ということを伝える時は、「can」が普通ではありますが、
「be able to」を使わないといけない時もあります。
- 「be able to」を使うとき
→ 完了形と一緒に使うとき
(have been able to …など)
→ 「できたかもしれない」「できるに違いない」など、
別の助動詞と合わせて、「できる」の意味を付けたいとき
(might be able to…/must be able to…など)
そして、「be able to」の後には、動詞の原形を使います。
「could」と「was able to」の違い
- could:一般に持っている能力を表す
ex)He could speak five language. (彼は5ヶ国語を話せた。) - be able to (managed to):特定の状況で成し遂げたことを表す
ex)Although the fire spread quickly, everybody was able to escape.
(急激に火事は広がったが、皆逃げることが出来た。)
ちなみに、「couldn’t (could not)」は、どのような状況でも使うことが出来ます。
例文も合わせて、それぞれ確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
I haven’t been able to sleep very well recently.
(最近あまりよく寝れてない。)
She can drive, but she doesn’t have a car.
(彼女は運転出来るけれど、車を持っていない。)
I was feeling sick yesterday. I couldn’t eat anything.
(昨日は具合が悪かった。何も食べることが出来なかった。)
There was nobody to disturb me, so I was able to finish my work.
(私を邪魔する人が誰もいなかったから、仕事を終わらせられた。)
I ran my first marathon recently.
It was very hard, but I managed to finish.
(私は最近初めてマラソンを走った。
大変だったけど、なんとか走りきった。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I can’t speak English, but I was able to talk with a foreign person yesterday.
(自分は英語を話せないけれど、昨日は、なんとか外国の人と話せた。)
That’s great !
You‘ll be able to speak English fluently sooner or later.
(それは良かったね!
きっと、そのうち英語を流暢に話せるようになるよ。)
I think you can speak English fluently, can’t you ?
(確か、君は流暢に英語を話せたよね?)
No, I can’t.
(いや、流暢には話せないよ。)
Could you tell me the way to the station ?
(駅までの道を教えてくれませんか?)
Go down this street. Five minutes’ walk will take you to the station.
(この道をまっすぐ行って下さい。5分歩いたら駅に着きます。)
…
What ?
(ゑ?)
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Q. この記事の要点は?
A. 「できる」を表す助動詞について確認しました
表現によって、表しているニュアンスが多少異なるので、
これらの表現も、丁寧に使い分けることが出来るようにしましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
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次回の文法解説は?
「could」と「could + have + 過去分詞」について
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
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