間接話法の基本と注意点 英語文法解説 中級編 part 47

文法解説-中級編
学習塾での指導歴8年以上の筆者が、
塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
評判の英文法解説を、記事にしました。

参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。

簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。

中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!

スポンサーリンク

第47回:間接話法の文の作り方の基本について

間接話法の文を作る時に気をつけることを含めて
基本を確認してみます。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

間接話法の作り方のまとめ画像

確かな英語力は、日々の継続から。
その継続を後押しする、第二言語習得理論に基づいた
オンライン英語学習プログラムがあります。
英語を使う人のための、確実なスキルアップが望める
良心設計の月額サービスは、こちらから。

Q. 間接話法の文は、どうやって作る?

A. 「that」を使って文を繋げます

どういうことか、具体的に見てみましょう。

間接話法の文の作り方

  • (直接話法):He said “I’m feeling ill.”
  • (間接話法):He said that he was feeling ill.

直接話法では、” “(クォーテーションマーク)の部分が、
間接話法だと、接続詞「that」が使われ、
「that」以下の主語、動詞が変わっています。

間接話法の文は、基本的に過去形が使われるので、
「that」以下の文も、過去形が使われます(=時制の一致)。
また、間接話法で使われる「that」は省略することも出来ます。

間接話法の過去形は…

  • He said that he woke up feeling ill, so he didn’t go to work.
    (彼は朝起きた時に具合が悪かったから、仕事に行かなかったと言った。)
  • He said that he had woken up feeling ill,
    so he hadn’t gone to work.

上記のように、「that」以下を、過去完了形にすることも出来ます。

例文を確認しながら、文の作り方を見てみましょう。

英語のミスを、しっかり矯正したいですか?
このオンライン英会話スクールでは、
レッスン時に言った内容を、文字に起こして、
丁寧なフィードバックをしてくれるので、
ミスを1つずつ直していくことが出来ます。
ミスを直し、ワンランク上の英語力を身につけるなら、
こちらのオンライン英会話は、いかがでしょうか?

Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • He said that he didn’t know what she was doing.
    (彼は、彼女が何をしているのか理解出来ないと言った。)
  • She said that she hadn’t seen him recently.
    (彼女は、彼を最近見ていないと言った。)
  • He said his car had been stolen a few days ago.
    (彼は、数日前に車が盗まれたと言った。)
  • He told me he couldn’t speak any other languages.
    (彼は、外国語を話すことが出来ないと、私に伝えた。)
  • She said that she didn’t have much free time.
    (彼女は、自由な時間がないと言った。)

TOEICのスコアを上げたいけれど、
まとまった勉強時間が取れなくて困っている…
なら、細かいスキマの時間を使いながら、
少しずつスキルを積み重ねてみてはどうでしょう。
スマホ1つでスコアアップが出来る、
オンライン講座のリンクはこちらから。

Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる間接話法の使い方

海外ドラマは、英語の勉強に最適!
お気に入りのドラマの字幕を見ながら、
楽しく会話表現の勉強をしてみてはどうでしょう?
動画配信サービスの無料お試し期間で、
ドラマを使った勉強法が自分に合っているか
試してみても良いと思います。

補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

Do you know that he is a matchmaker ?
(彼が「マッチメーカー」だって知ってる?)

Yes, he told me that he was a matchmaker.
(うん。彼は私に、「マッチメーカー」なんだって言ってた。)

He said, “I make many great matches”, but
I haven’t seen his (fire) matches.
(彼は、「良い『マッチ』をたくさん作った」って
言ってたんだけど、彼の作った『マッチ』を見たことないんだよね。)

I saw him by chance in a restaurant last week,
and he made a good match (of man and woman) that time.
(先週、偶然彼をレストランで見たんだけど、
その時は、彼は、良い『マッチ」を作ってたよ。)

How did he make a (fire) match in a restaurant ?
Is it possible ?
(どうやって、レストランで『マッチ』を作るの?
本当に出来るの?)

He also said that he sometimes did his job in a cafe too.
(彼は、時々カフェでも仕事をするって言ってたよ。)

国内にいながら、海外留学さながらの体験が出来るプランがあります。
第二言語習得理論に基づいた、最も効率的な英語学習を、
国内のホテルで、かつ、短期集中で取り組むことが出来ます!
週末の手頃な非日常体験として、国内での留学体験はいかがでしょうか?
そんな、ホテル滞在型、国内留学プランの申込みは、こちらから。

Q. この記事の要点は?

A. 間接話法の文の作り方を確認しました。

「that」以下の、「主語・動詞」の形に注意しながら、
文を作ることが大切です。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
この参考書で、一人でも英会話の練習が出来るはずです

次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

自分の英語力は向上させたいけれど、
なかなか勉強の習慣が身につかない…
英語の資格を取りたい
けれど、
いつも途中で挫折してしまう…
ならばいっそのこと、
専属の講師に勉強の管理も任せて、
期間限定かつ、短期集中で、
トレーニングをしませんか?
資格取得に特化した英語塾のリンクは
こちらから。

関連記事一覧

日本人の講師と学んで英語を使う不安を減らし
ネイティブの講師とのレッスンで、学んだことを活用する
そんな、体系的な英会話のレッスンを提供している、
オンライン英会話スクールのリンクはこちら。

他の文法解説記事を検索できます。

スポンサーリンク
ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました