塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第94回:関係代名詞「whose」「whom」、関係副詞「where」について

「whose」「whom」「where」それぞれについて
使い方を確認してみましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

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Q. 関係代名詞って、そもそも、何のためにあるんだっけ?
A. 「人」や「物」を特定したり、詳しく説明するためです。
今回は、「whose」「whom」「where」の使い方を確認してみましょう。
関係代名詞「whose」の使い方
- 関係代名詞「whose」は、「his / her / their」の代わりに使われます。
ex) We helped some people. Their car had broken down.
→ We helped some people whose car had broken down.
(私達は、車が故障してしまった人たちを助けた。)
関係代名詞「whose」は主に、「人のもの」を説明する際に使われます。
関係代名詞「whom」の使い方
- 関係代名詞「whom」は、目的格の関係代名詞として使われます。
ex) I like the people whom I work with.
(= I like the people with whom I work.)
(私は、一緒に働く人たちが気に入っている。)
関係代名詞「whom」は、形式張った表現になるため、普段の会話では使われません。
日常会話ならば、「who / that」が使われます。
関係副詞「where」の使い方
- 関係副詞「where」は、場所についての説明をする時に使われます。
ex) The restaurant / (we had lunch there) / It was near the airport.
→ The restaurant where we had lunch was near the airport.
(私達が昼食を取ったレストランは、空港の近くにある。)
2文だったら、「there」を使わないといけない部分を、
「where」を使って、1文にしています。
※補足
- the day(year / time) + that …:…という時
ex)The last time that I saw Anna, she looked great.
(最後にアンナを見た時は、元気そうだった。) - the reason + that / why … :…の理由は
ex) The reason why I’m phoning is to ask your advice.
(電話をしている理由は、アドバイスを聞くためだ。)
上記のような、「〇〇の時」や「〇〇の理由は」といった表現も
使えるようになると、様々な場面で活用出来ると思います。
例文を通して、関係代名詞や関係副詞の使い方を確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- I met a man whose wife is an English teacher.
(私は、妻が英語の先生だという男性に会った。) - This is the park where we play football on Sundays.
(ここは、私達が日曜日にサッカーをする公園だ。) - What was the name of the person to whom you spoke on the phone?
(あなたが電話で話していた人の名前は何だっけ?) - I met somebody whose ambition is to climb Everest.
(私は、エベレストに登ることが夢だという人に会った。) - The place where we spent our holidays was really beautiful.
(私達が休暇を過ごした場所は、とても美しかった。) - The reason why I left my job was that the salary was too low.
(私が仕事を辞めた理由は、給料が低すぎるからだ。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

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補足:イラストの日本語訳

Do you know the reason why he said such a thing?
(彼があんなことを言った理由を知ってる?)

I don’t know. I don’t even want to know.
(知らない。知りたくもない。)

Why do you hate him so much ? What happened?
(何でそんなに彼のことが嫌いなの?何があったの?)

Well, what he is doing right now is different from what he said before.
(彼が今していることが、彼が前に言ったことと違うんだ。)

Really? I can’t believe that.
(ホントに?信じられない。)

You’re lucky. He is the person whose behavior and saying are
contradicting all the time.
(運がいいね。彼は、言ってることとやってることが
常に矛盾している人なんだよ。)
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Q. この記事の要点は?
A. whose / where / whom の使い方を確認しました。
どんな場面で、関係代名詞や関係副詞を使うのかということを、
理解しておくことが大切です。
また、便利な表現もあるので、使い慣れておくことも大切です。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
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次回の文法解説は?
「物」や「人」を特定するのではなく、情報を追加するためには?
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