第129回:「名詞+前置詞」の形を作る熟語
熟語表現になるので、前置詞とセットになった時の
意味を覚えて、使えるようにすることが大切です。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 熟語表現の覚え方は?
A. 意味を一対一で覚えることもそうですが、
どんな場面で使えるのかを考えると覚えやすいです。
それでは、今回扱う熟語表現を見てみましょう。
「名詞+for」
- demand for:要求する
ex) The company closed down because
there wasn’t enough demand for its product.
(その製品の要求を満たせなかったので、会社は倒産した。) - need for:必要がある
ex) There’s no excuse for behavior like that. There’s no need for it.
(そんな振る舞いに対する言い訳は必要ありません。) - reason for:理由がある
ex) The train was late, but nobody knew the reason for the delay.
(電車が遅れたが、誰もその遅れの理由を知らなかった。)
「名詞+of」
- advantage / disadvantage of:…の利点/欠点
ex) The advantage of living alone is that you can do what you like.
(一人暮らしの利点は、好きなことが出来るということだ。)
※「There is」から始まる文で、「advantage」を使うと、
→ There are many advantages in(to) living alone.
前置詞は「of」では無くなってしまうので、注意です。 - cause of:…の原因
ex) The cause of the explosion is unknown.
(爆発の原因は分からない。) - picture/photo/map/plan/drawing + of:…の写真・地図など
ex) I had a map of the town, so I was able to find my way around.
(街の地図を持っていたから、道を把握出来た。)
「名詞+in」
- increase/decrease/rise/fall + in
ex) There has been an increase in the number of road accidents recently.
(近頃、交通事故の数が増えている。)
ex) Last year was a bad one for the company. There was a big fall in sale.
(昨年は営業が不振だった。営業利益が大幅に下落した。)
「名詞+to」
- damage to:…への被害
ex) The accident was my fault,
so I had to pay for the damage to the other car.
(事故は自分の過失だったので、相手への損害分を支払う必要があった。) - invitation to:…への招待
ex) Did you get an invitation to the party?
(パーティーへの招待状はもらった?) - solution to:…の解決策
key to:…の鍵
answer to:…の答え
reply to:…の返事
reaction to:…の反応
ex) I was surprised at her reaction to my suggestion.
(自分の提案に対する彼女の反応に驚いた。) - attitude to(towards):…に対する態度
ex) His attitude to his job is very negative.
(彼の仕事に対する態度はとても否定的だ。)
「名詞+with / between」
- relationship with:…との関係
connection with:…との繋がり
contact with:…との連絡
ex) Do you have a good relationship with your parents?
(両親と良好な関係を築けていますか?)
※relationship/connection/contact + betweenのように、
「between」を使うと、二者間あるいは2つの間の関係を
表すことが出来ます。
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I’d like to know the reason why I need to do this task.
(なんでこの仕事をする必要があるのか理由が知りたいです。)
I was told to complete this task within a week.
(一週間以内にこれを終わらせろと言われたから。)
Why couldn’t you inform me earlier? Also, what caused this problem?
(なんで前もって教えてくれないのですか?それに、
この問題の原因はなんですか?)
Even if you knew the cause of this problem,
you wouldn’t be able to do anything about it.
(この問題の原因を知ったところで、
何もすることは出来ないよ。)
I’m sure that he made some mistakes.
(絶対彼が間違ったでしょ。)
I made some mistakes, but I’m confident
that he will be able to help me solve it.
(自分が間違ったけど、彼なら、
きっと助けてくれるし、解決してくれるはずだ。)
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Q. この記事の要点は?
A. 熟語表現の確認をしました。
表現を理解し、実際の場面で使えるようにすることが大切です。
どんな時に、こういった表現を使うことが出来るのかを
覚えると、効率が良いでしょう。
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文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?
「形容詞+前置詞」の熟語表現
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
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