塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第88回:「all」「most」「no」といった言葉の使い方

「all」「most」「no」といった言葉を単独で使うのか、
「of」と組み合わせて使うのか。
使い方をそれぞれ確認してみましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

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Q. 「all」「most」「no」など…基本はどう使うの?
A. 名詞の前で使って、「どれくらいの量なのか」を表します。
これらの言葉の使い方を細かく確認してみましょう。
基本的な使い方は…
- all / some / any / most / much [many] / little [few] / no
これらの言葉は、基本、名詞の直前で使われます。
「どれくらいの量があるのか」を表すときには、
「most」の前に「the」は使わないので、気をつけましょう。
「of」が続く時は…
- all / some / any / most / much [many] / little [few] /half / none
といった言葉の後に、「of」が続くと、その後には、
「the / this / these / that / those / my / it / us / you / them」
などの、代名詞が続きます。
※「all / half」の後の「of」は省略することが出来ます。
例文も確認しながら、それぞれの言葉の使い方や、意味を見てみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- I think some people watch too much TV.
(いくらかの人々は、テレビを見すぎていると思う。) - Kate has lived in London most of her life.
(ケイトは人生のほとんどをロンドンで過ごしている。) - Many accidents are caused by bad driving.
(多くの事故は、酷い運転が原因である。) - Our team played badly and lost the game. None of the players played well.
(私達のチームは、良くないプレーをして試合に負けた。
選手全員が、良くなかった。) - We all got wet in the rain because none of us had an umbrella.
(私達は皆、雨に濡れた。というのも、全員が傘を持っていなかったからだ。) - I haven’t finished the book yet. I’ve only read half of it.
(私はまだ本を読み終えていない。半分しか読んでいない。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

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補足:イラストの日本語訳

I have no option anymore. I can’t handle my problem.
(もう、選択肢が無い…自分の問題に対処できない…)

Did you try all of your solutions?
(解決策を全部試したの?)

I did all of them, but I couldn’t find the best solution.
(全部試した。けど、最善の解決策を見つけられなかった。)

Then, you should create some by yourself.
(じゃあ、自分で解決策を作るべきだね。)

I tried to do that, but no one would understand me.
(それもやってみた。けど、誰も理解してくれなかった。)

I think you should keep trying.
(続けてみれば良いんじゃない?)
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Q. この記事の要点は?
A. 「数量」を表す言葉の使い方を確認しました。
「of」が使われるときと、そうでない時の違いをよく確認しておきましょう。
ただ、これらの違いは、実際に使っていれば、身につく部分なのかもしれません。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
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一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
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次回の文法解説は?
「どちらも」「どちらか」「どちらもない」など。
2つのことを見比べて、何かを言う時の表現。
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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