塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第87回:可算名詞なのか、不可算名詞なのかによって使い分ける言葉

多少、覚えにくい部分だと思うので、
1つずつ丁寧に確認しておきましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

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Q. 「much」と「many」、「little」と「few」は、
どう使い分ける?
A. 「much」と「little」は、不可算名詞と
「many」と「few」は、可算名詞と使います。
細かい言葉の使い方を確認してみましょう。
ちなみに、「a lot of …」「lots of …」「plenty of …」は、
可算名詞・不可算名詞のどちらとでも使える便利な表現です。
「much」や「many」を使う時…
- 「much」は、(特に会話では、)肯定文で使うのは不自然です。
否定文や疑問文で使うほうが、自然な使い方になります。 - 「many」や「a lot of」は、
肯定文・否定文・疑問文のどの文でも使えます。 - 期間(年・月・週)を表す言葉は、「many」と一緒に使う
(「a lot of」は使えない。)
「little」と「few」の意味は…
- little = not much :あまりない
- few = not many :あまりない
可算名詞なのか、不可算名詞なのかには気をつけながら、使い分けましょう。
「very little」や「very few」のように使うことも出来ます。
「a little」と「a few」の意味は…
- a little = a small amount :少しある(その少しで十分)
- a few = a small number :少しある(その少しで十分)
これらの表現についても、
可算名詞なのか、不可算名詞なのかに気をつけながら、使い分けましょう。
これらの表現は、
「only a little」や「only a few」
のような形で使われることもあります。
例文を確認しながら、言葉の使い分けに注目してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- Did it cost much to repair the car?
(車を修理するために、多額の費用が掛かりますか?) - I don’t know many people in this town.
(私はこの街に住む多くの人を知らない。) - You need a lot of money to travel around the world.
(世界中を旅するためには、多くのお金が必要だ。) - This is a very modern city. There are few old buildings.
(この街は現代的だ。古い建物がほとんど無い。) - She is very busy these days. She has little free time.
(彼女は最近忙しい。ほとんど自由時間がない。) - Can you lend me a few dollars?
(数ドル貸してくれない?) - I can’t give you a decision yet. I need a little time to think.
(まだ決定を下せない。少し考える時間が欲しい。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

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補足:イラストの日本語訳

I have lots of books to read. I bought them for my own birthday present.
(読まないといけない本がたくさんある。
自分自身の誕生日プレゼントに買ったんだ。)

Are you going to read them all?
I think it’s hard to read so many books.
(全部読むの?そんなにたくさんの本を読むのは大変じゃない?)

I will read them all because I spent a lot of money.
(全部読むよ!かなりお金も使ったし。)

If I were you, these books would definitely become “tsundoku”.
(もし君の立場なら、それらの本は積ん読になるなぁ。)

I can use one method to avoid that situation.
I think this is a good point to have a lot of knowledge.
(積ん読を回避する方法が1つ使えるんだよね。
多くの知識があることのメリットだと思う。)

I have little knowledge like that.
I wish I could use wisdom like you.
(そんな知識はほとんど無いなぁ。
君見たく知識を使えれば良いんだけど。)
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Q. この記事の要点は?
A. 可算名詞・不可算名詞かで使い分ける表現を確認しました。
意味の違いにも気をつけながら、
正確に使い分けることが出来るように、練習を繰り返すことが大切です。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
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一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
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次回の文法解説は?
「all」「most」「no」を使った表現
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
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