塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第84回:「少しある」のか、「少しもない」のかで、
少し表現を変えないといけない。

ほんの些細な言葉の有無で、
ニュアンスが正反対になってしまいます。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

Q. 「少し」を英語で表すには、どうすればいい?
A. 「little」「few」という言葉を使いましょう。
まずは、「little」と「few」をどう使い分けるのかを確認してみましょう。
「little」・「few」の使い分け
- little + 不可算名詞
- few + 可算名詞(複数形)
「little/few」は、不可算名詞の前に使うか、
可算名詞の前に使うかによって、使い分けます。
しっかりと区別出来るようにしましょう。
可算名詞・不可算名詞について確認したい方は、
過去記事も参考にしてみて下さい。
「少しある」ことを言いたい時は…
- a little + 不可算名詞
- a few + 可算名詞(複数形)
「少しある」ということを英語で表したい時には、
「little/few」の前に、「a」を付けます。
「あ(a)、ちょっとある!」とでも覚えると楽かもしれません。
「少しもない」ことを言いたい時は…
- little + 不可算名詞
- few + 可算名詞(複数形)
一方で、「少しもない」と表したい時は、「a」を使いません。
「あ(a)、ほぼ何もない!」と覚えても良いかもしれないですね。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。

Your English is very good. You make very few mistakes.
あなたの英語はとても良いです。間違いがほとんどありません。

There was little food in the fridge. It was nearly empty.
冷蔵庫にはほとんど食べ物がありません。ほとんど空です。

We’re going away for a few days next week.
私達は、来週数日間出かけます。

Everybody needs a little luck.
すべての人に、少しの運が必要です。
確かな英語力は、日々の継続から。
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

補足:イラストの日本語訳

There are very few cookies. It’s unlucky.
クッキーは、ほぼ無いか。 運が悪いなぁ。

There are a few cookies. It’s lucky.
クッキーが少しある。運が良いなぁ。

I have little time to take some rest.
休憩時間がほぼ無い。

I have a little time to take some rest.
ちょっと休む時間があるなぁ。

Why do you think so positively ?
なんでそんな前向きなの?

Why do you think so negatively ?
なんでそんなにネガティブなの?
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Q. この記事の要点は?
A. 「little」と「few」の使い分けと、
「少しある」と「少しも無い」の表し方を確認しました。
- little + 不可算名詞:少しも無い
- a little + 不可算名詞:少しある
- few + 可算名詞:少しも無い
- a few + 可算名詞:少しある
「a」が付いているか、そうでないかで、
意味が変わってしまうので、
語呂合わせでもなんでも、自分にとって、
覚えやすい方法で、覚えてしまいましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
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次回の文法解説は?
形容詞の使い方を、改めて確認してみましょう。
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レッスン時に言った内容を、文字に起こして、
丁寧なフィードバックをしてくれるので、
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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