塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第117回:「l___」「a_」の使い方

今回の表現では、ある単語が前置詞として使われます。
様々な意味があるので、1つずつ確認してみましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

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Q. 「〇〇のような」は、英語で、どう表す?
A. 「like」と「as」を活用します。
日本語に直した時の、様々なニュアンスを
「like」や「as」で表していることが分かります。
意味を丁寧に確認してみましょう。
「like」の使い方
- 「〇〇と似たように」・「〇〇と同じように」を表す。
ex) It’s raining again. I hate weather like this.
(また雨が降ってる。こんな天気は嫌いだ。)
ex) What a beautiful house. It’s like a palace.
(すごく素敵な家だなぁ。宮殿みたい。) - 「例えば」の意味で使う。(※such as と同じ意味。)
ex) I enjoy water sports, like surfing and scuba diving.
(私は、サーフィンやスキューバダイビングといった
ウォータースポーツを楽しみます。) - 「〇〇と同じように」を表す。
ex) You should have done it like I showed you.
(私があなたに見せたのと同じように、あなたもすべきだった。)
これらの表現では、「like」は、前置詞だったり、接続詞として使われます。
前置詞として使う際は、直後に「名詞」や「代名詞」を。
接続詞として使う際には、直後に「主語+動詞」を続けましょう。
「as」の使い方
- 「〇〇と同じように」を表す
ex) You should have done it as I showed you.
(私があなたに見せたのと同じように、あなたもすべきだった。) - 「as usual」・「as always」といった表現が出来る。
ex) You’re late as usual.
(君はいつも通りに遅れてきたね。) - 「〇〇するように」を表す
ex) You can do as you like.
(好きなように出来ますよ。) - 「as you know」「as I said」「as she expected」「as I thought」
といった表現も出来る。(全て〇〇のようにの意味。)
ex) He failed his driving test, as he expected.
(彼が予想していた通り、彼は運転免許の試験に落ちた。)
「as」を接続詞として使うと、「〇〇のように」を表し、
「as」を前置詞として使うと、「〇〇として」といった意味になります。
意味が異なるので、気をつけて使い分ける必要があります。
例文を通して、改めて意味を確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- He gets on my nerves. I can’t stand people like him.
(彼は癪に障る。彼みたいな人には耐えられない。) - I’ve been playing tennis for years, but I still play like a beginner.
(私はテニスを数年続けているが、まだ初心者のようなプレイだ。) - My brother gave me this watch as a birthday present.
(自分の兄弟が私に、誕生日プレゼントとしてこの時計をくれた。) - Your English is very fluent. I wish I could speak like you.
(君の英語はとても流暢だね。君みたく話せればなぁ。) - We saw Kevin last night. He was very cheerful as always.
(私達は昨晩、ケビンに会った。いつも通り元気だったよ。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

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補足:イラストの日本語訳

As you expected, the situation was so complicated.
(君の予想した通り、状況は複雑で難しかったよ。)

I’m sorry to hear that. Were you OK?
(残念だったね。大丈夫だった?)

Actually, thanks to your advice, I could deal with that.
(実際、君のアドバイスのおかげでなんとか対処できたよ。)

I’m glad to hear that you could solve your problems…
(問題を解決出来たなら、良かったよ…)

Well, I shouldn’t expect too much from others like this compliment.
(なんて、こういった他人からの褒め言葉を期待するべきではないなぁ…)
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Q. この記事の要点は?
A. 「like」と「as」を使った表現を確認しました。
使い方として覚えてしまった方が早い表現も多いので、
会話の中で、どのように使うのか。ということを
意識して、表現を使えるようにしてみましょう。
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文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
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次回の文法解説は?
「まるで〇〇のように」は、英語でどう表す?
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
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