塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第125回:前置詞の使い分けや、意味の違い。

前回に引き続き、前置詞の使い分けを確認します。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

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Q. 「場所」を表す言葉によって、
前置詞を使い分けないといけないの?
A. はい。
前置詞が異なることで、表す意味が異なる時があります。
前置詞の使い分けを、確認してみましょう。
「in / at」の使い分け
- 「in」を使うとき
→ in hospital / in prison / in jail - 「at」を使うとき
→ at work / at school / at university / at college
→ at + イベント(party/wedding/concert etc.) - ※「家にいる」ということを
「be home / be at home」と表現できる。
※「家で何かをする」ということを表すときは、
「do at home」と、「at」が必要になる。
「建物」の種類によって、前置詞を使い分ける必要があるので、
前置詞が表すニュアンスだけで、使い方を判断しないように気をつけましょう。
「建物」を表す言葉の前で、「in/at」を使うと…
- 基本的には、「建物」を表す言葉の前では、
「in/at」のどちらを使っても大丈夫ですが、
「at」を使うときは、イベントや出来事が、
「その場所で」起こったことを表します。
ex) We had dinner at the hotel.
(私達はホテルで夕食を食べた。)
ex) All the rooms in the hotel have air conditioning.
(ホテル内の全ての部屋に、エアコンが付いている。) - 上記の例では、「at」は、「…で」を表し、
「in」は、「…の」とか「…は」といったことを表しています。
つまり、建物自体のことについて述べようとするときは、
「in」を使います。
「町や都市の名前」の前で「in/at」を使うと…
- 「その町・都市に…」を「in」を使って表す。
ex) The Louvre is a famous art museum in Paris.
(ルーブル美術館は、パリにある有名な美術館だ。) - 「特定の場所・駅」を「at」を使って表す。
ex) Does this train stop at Oxford?
(この電車は、オックスフォード駅に止まりますか?)
例文も合わせて確認しながら、前置詞が表す意味を見てみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- We walked to the restaurant, but we went home in a taxi.
(レストランには歩いて向かった。けど、帰りはタクシーを使った。) - I’d like to see a film. What’s on at the cinema this week?
(映画を見たいな。今週映画館では何を上映してる?) - I enjoyed the flight, but the food on the plane wasn’t very nice.
(空旅を楽しんだけど、機内食は美味しくなかった。) - It was a very slow train. It stopped at every station.
(この電車は遅い。各駅停車だ。) - My parents live in a small village about 50 miles from London.
(両親は、ロンドンから50マイル程離れた小さな村に住んでいる。) - I don’t know where my umbrella is. Perhaps I left it on the bus.
(自分の傘がどこへ行ったのか分からない。
多分バスに置き忘れたのだろう。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

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補足:イラストの日本語訳

I didn’t do anything last weekend. How about you?
(週末は何もしなかったんだよね。何かした?)

I went to a concert! It was really fun!
(コンサートに行ったよ!メッチャ楽しかった!)

It seems like you had a great weekend.
(良い週末を過ごしたみたいだね。)

That’s true. In addition, I made a new friend on the train
while I was on my way to the concert hall.
(うん。それに、コンサートに向かう途中の電車内で、
新しい友達が出来たんだ。)

I wish I had a good weekend like you.
(そんな週末を過ごしたかったなぁ。)

However, I bought so many items at the concert hall.
So, I am left with very little money now.
(でも、会場でグッズを買いすぎたから、今、お金ないんだ…)
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Q. この記事の要点は?
A. 前置詞の使い分けを確認しました。
細かいニュアンスですが、
前置詞を正確に使い分けることが出来るようにしましょう。
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次回の文法解説は?
前置詞が持つ細かいニュアンス。
移動を表すか。表さないか。
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
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