「場所」を表す前置詞の意味の違い 英語文法解説 中級編 part 125

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第125回:前置詞の使い分けや、意味の違い。

前回に引き続き、前置詞の使い分けを確認します。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

前置詞の使い分けのまとめ画像

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Q. 「場所」を表す言葉によって、
前置詞を使い分けないといけないの?

A. はい。
前置詞が異なることで、表す意味が異なる時があります。

前置詞の使い分けを、確認してみましょう。

「in / at」の使い分け

  • 「in」を使うとき
    → in hospital / in prison / in jail
  • 「at」を使うとき
    → at work / at school / at university / at college
    → at + イベント(party/wedding/concert etc.)
  • ※「家にいる」ということを
    「be home / be at home」と表現できる。
    ※「家で何かをする」ということを表すときは、
    「do at home」と、「at」が必要になる。

「建物」の種類によって、前置詞を使い分ける必要があるので、
前置詞が表すニュアンスだけで、使い方を判断しないように気をつけましょう。

「建物」を表す言葉の前で、「in/at」を使うと…
  • 基本的には、「建物」を表す言葉の前では、
    「in/at」のどちらを使っても大丈夫ですが、
    「at」を使うときは、イベントや出来事が、
    「その場所で」起こったことを表します。

    ex) We had dinner at the hotel.
    (私達はホテルで夕食を食べた。)
    ex) All the rooms in the hotel have air conditioning.
    (ホテル内の全ての部屋に、エアコンが付いている。)
  • 上記の例では、「at」は、「…で」を表し、
    「in」は、「…の」とか「…は」といったことを表しています。
    つまり、建物自体のことについて述べようとするときは、
    「in」を使います。

「町や都市の名前」の前で「in/at」を使うと…

  • 「その町・都市に…」を「in」を使って表す。
    ex) The Louvre is a famous art museum in Paris.
    (ルーブル美術館は、パリにある有名な美術館だ。)
  • 「特定の場所・駅」を「at」を使って表す。
    ex) Does this train stop at Oxford?
    (この電車は、オックスフォード駅に止まりますか?)

例文も合わせて確認しながら、前置詞が表す意味を見てみましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • We walked to the restaurant, but we went home in a taxi.
    (レストランには歩いて向かった。けど、帰りはタクシーを使った。)
  • I’d like to see a film. What’s on at the cinema this week?
    (映画を見たいな。今週映画館では何を上映してる?)
  • I enjoyed the flight, but the food on the plane wasn’t very nice.
    (空旅を楽しんだけど、機内食は美味しくなかった。)
  • It was a very slow train. It stopped at every station.
    (この電車は遅い。各駅停車だ。)
  • My parents live in a small village about 50 miles from London.
    (両親は、ロンドンから50マイル程離れた小さな村に住んでいる。)
  • I don’t know where my umbrella is. Perhaps I left it on the bus.
    (自分の傘がどこへ行ったのか分からない。
    多分バスに置き忘れたのだろう。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる前置詞の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

I didn’t do anything last weekend. How about you?
(週末は何もしなかったんだよね。何かした?)

I went to a concert! It was really fun!
(コンサートに行ったよ!メッチャ楽しかった!)

It seems like you had a great weekend.
(良い週末を過ごしたみたいだね。)

That’s true. In addition, I made a new friend on the train
while I was on my way to the concert hall.
(うん。それに、コンサートに向かう途中の電車内で、
新しい友達が出来たんだ。)

I wish I had a good weekend like you.
(そんな週末を過ごしたかったなぁ。)

However, I bought so many items at the concert hall.
So, I am left with very little money now.
(でも、会場でグッズを買いすぎたから、今、お金ないんだ…)

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Q. この記事の要点は?

A. 前置詞の使い分けを確認しました。

細かいニュアンスですが、
前置詞を正確に使い分けることが出来るようにしましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
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次回の文法解説は?

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すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
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