「would」を使った表現について 英語文法解説 中級編 part 36

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第36回:「would」で表せる様々なことを確認

「will」の過去形としての意味だけではない、
「would」を使った表現について確認を進めてみましょう。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

wouldを使って表せることのまとめ画像

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Q. 「would」には「will」の過去形以外にどんな意味がある?

A. 「〇〇したら…」のように空想していることを表せます

細かく内容を確認してみましょう。

「would」を使って空想していることを表す

  • would + 動詞の原形
    :〇〇すれば…
  • wouldn’t + 動詞の原形
    :〇〇しなければ…

上記のように、「今、〇〇すれば…」と、
状況や行動を想定する時に、「would」を使うことができます。

ex) I would love to live by the sea.
(海の側に住むことが好きなんだけどなぁ。)
(=海の側に住めればなぁ。)

  • would have + 過去分詞
    :〇〇していたら…
  • wouldn’t have + 過去分詞
    :〇〇していなかったら…

このように、「昔〇〇していたら…」と、
過去の状況や行動について振り返ることもできます。

ex) I would have called him, but I didn’t have his phone number.
(彼に電話していればなぁ。でも、彼の電話番号知らなかったし。)

空想していることを表す際には、「would」を使ったこれらの表現と、
「if」を一緒に使うことがよくあります。
いわゆる、「仮定法」です。
仮定法については、今後の記事にて解説をします。

「will」と「would」を比べる

  • 「will」:…するつもり[未来を表す]
    →「would」:…するつもりだった[未来を表す「will」の過去形]
  • 「will」:…する[意志]
    →「would」:…したいなぁ[空想]

また、「would」を使うことで、遠回しに「No」を伝えることもできます。
そういった意味で、便利な表現です。

ex) I would stay a little longer, but I really have to go now.
(もう少し長く居たいけど、もう行かないといけないんだ。)

※補足
  • wouldn’t + 動詞の原形
    :〇〇することを拒否する

「would」を使って、上記のようなニュアンスも表せます。

ex) He tried to warn her, but she wouldn’t listen to him.
(彼は彼女に警告しようとしたが、彼女は聞く耳を持たなかった。)

過去の習慣を表す「would」

「昔よく〇〇した」ということを表すために
「would」を使うこともあります。
「used to」とほぼ同じ意味で活用出来る表現です。

例文と合わせて、「would」の使い方を確認してみましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

You should go and see the movie. You would enjoy it.
(出かけて映画を見るべきだよ。楽しめるだろうから。)

Should I apply for the job or not ? What would you do in my position?
(求人に応募するべきかな?自分の立場にあったらどうする?)

I was in a hurry when I saw you.
Otherwise, I would have stopped to talk.
(君を見た時は急いでいたんだ。
そうじゃなかったら、話すために立ち止まったよ。)

I’m surprised they didn’t wait for us.
They promised they would wait.
(彼らが私達を待たなかったのは驚いた。
待つって約束したのに。)

She was very angry about what I had said,
and she wouldn’t speak to me for 2 weeks.
(彼女は私が言ったことに怒って、
2週間口を聞かなかった。)

Whenever he was angry, he would walk out of the room.
(彼は怒るといつも、部屋の外に出ていく。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かるwouldの使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

I would have a lot of free time when I was a kid.
(子供の頃は、自由な時間がたくさんあったなぁ。)

Yes. We used to have a lot of free time.
(うん。自由な時間があったね。)

It would be nice to have some free time.
(自由な時間があると良いねぇ。)

What would you do if you had some time ?
(時間があったら何をする?)

I don’t know. I couldn’t imagine.
(分かんない。想像できないね。)

I think it would be nice to read a lot of books.
(たくさん本を読むのも良いと思うけどねぇ。)

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Q. この記事の要点は?

A. 「would」を使った表現を確認しました。

「would」を使うと、遠回しに断ることも出来るので、
上手に活用出来ると、スムーズにコミュニケーションが
出来るようになると思います。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
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次回の文法解説は?

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