塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第36回:「would」で表せる様々なことを確認

「will」の過去形としての意味だけではない、
「would」を使った表現について確認を進めてみましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

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Q. 「would」には「will」の過去形以外にどんな意味がある?
A. 「〇〇したら…」のように空想していることを表せます
細かく内容を確認してみましょう。
「would」を使って空想していることを表す
- would + 動詞の原形
:〇〇すれば… - wouldn’t + 動詞の原形
:〇〇しなければ…
上記のように、「今、〇〇すれば…」と、
状況や行動を想定する時に、「would」を使うことができます。
ex) I would love to live by the sea.
(海の側に住むことが好きなんだけどなぁ。)
(=海の側に住めればなぁ。)
- would have + 過去分詞
:〇〇していたら… - wouldn’t have + 過去分詞
:〇〇していなかったら…
このように、「昔〇〇していたら…」と、
過去の状況や行動について振り返ることもできます。
ex) I would have called him, but I didn’t have his phone number.
(彼に電話していればなぁ。でも、彼の電話番号知らなかったし。)
空想していることを表す際には、「would」を使ったこれらの表現と、
「if」を一緒に使うことがよくあります。
いわゆる、「仮定法」です。
仮定法については、今後の記事にて解説をします。
「will」と「would」を比べる
- 「will」:…するつもり[未来を表す]
→「would」:…するつもりだった[未来を表す「will」の過去形] - 「will」:…する[意志]
→「would」:…したいなぁ[空想]
また、「would」を使うことで、遠回しに「No」を伝えることもできます。
そういった意味で、便利な表現です。
ex) I would stay a little longer, but I really have to go now.
(もう少し長く居たいけど、もう行かないといけないんだ。)
※補足
- wouldn’t + 動詞の原形
:〇〇することを拒否する
「would」を使って、上記のようなニュアンスも表せます。
ex) He tried to warn her, but she wouldn’t listen to him.
(彼は彼女に警告しようとしたが、彼女は聞く耳を持たなかった。)
過去の習慣を表す「would」
「昔よく〇〇した」ということを表すために
「would」を使うこともあります。
「used to」とほぼ同じ意味で活用出来る表現です。
例文と合わせて、「would」の使い方を確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。

You should go and see the movie. You would enjoy it.
(出かけて映画を見るべきだよ。楽しめるだろうから。)

Should I apply for the job or not ? What would you do in my position?
(求人に応募するべきかな?自分の立場にあったらどうする?)

I was in a hurry when I saw you.
Otherwise, I would have stopped to talk.
(君を見た時は急いでいたんだ。
そうじゃなかったら、話すために立ち止まったよ。)

I’m surprised they didn’t wait for us.
They promised they would wait.
(彼らが私達を待たなかったのは驚いた。
待つって約束したのに。)

She was very angry about what I had said,
and she wouldn’t speak to me for 2 weeks.
(彼女は私が言ったことに怒って、
2週間口を聞かなかった。)

Whenever he was angry, he would walk out of the room.
(彼は怒るといつも、部屋の外に出ていく。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

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補足:イラストの日本語訳

I would have a lot of free time when I was a kid.
(子供の頃は、自由な時間がたくさんあったなぁ。)

Yes. We used to have a lot of free time.
(うん。自由な時間があったね。)

It would be nice to have some free time.
(自由な時間があると良いねぇ。)

What would you do if you had some time ?
(時間があったら何をする?)

I don’t know. I couldn’t imagine.
(分かんない。想像できないね。)

I think it would be nice to read a lot of books.
(たくさん本を読むのも良いと思うけどねぇ。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「would」を使った表現を確認しました。
「would」を使うと、遠回しに断ることも出来るので、
上手に活用出来ると、スムーズにコミュニケーションが
出来るようになると思います。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
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次回の文法解説は?
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