塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第22回:「will」と「shall」の使い方

「will」の意味や、「will」を使った表現と、
「shall」の使い方を解説していきます。
実は、「shall」の使い方は、アメリカとイギリスで違いがあります。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

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Q. 「will」が表していることの基本は何だっけ?
A.「今ちょうど何かしようと決めたこと」を表しています
すでに決めたことや、予定を立てたことについて
「will」は使えませんでした。
未来の出来事や、状況を予想する時に「will」を使うということを
念頭に置いておきましょう。
「will」と一緒に使われる表現
- probably
:たぶん - (I’m) sure
:確実に - think
:〜だと思う - don’t think
:〜とは思わない - I wonder
:〜かと思う
どの表現も、「未来の状況」がどうなっているかについて
意味を付け加えていることが分かると思います。
また、「will」は、「今、彼は忙しいと思う」
のような表現をする際にも活用されます。
未来ではなく今のことですが、「will」を使って
表現できることの1つとして覚えておくと便利だと思います。
「shall」について
基本的に、「shall」は、主語が「I / We」のときにしか使えません。
それを踏まえて、アメリカ英語とイギリス英語の違いを見てみましょう。
- イギリス英語
① 「shall」を「will」の代わりとして使える。
② 「Shall I ~」や「Shall we ~」を助言を求める時に使う。 - アメリカ英語
① 「shall」を「will」の代わりに使う?それは無理。
② 助言を求める時?「Should I ~」「Should we ~」が普通。
くらいの違いがあります。
ただ、イギリス英語でも、話し言葉の時は、
「shall」を「will」の代わりに使うことは少なく、
「will」を普通に使うので、そこまでの違いは無いと思って良いでしょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。

I’ll probably be at home tomorrow.
(明日はたぶん、家にいると思う。)

I’m sure you’ll be OK.
(君はきっと大丈夫だよ。)

I’ve bought these clothes for her. Do you think she’ll like it?
(彼女のためにこれらの服を買ったんだけど、彼女は気にいると思う?)

I wonder what will happen.
(何が起こるんだろう。)

I think he will be busy now.
(彼は今は忙しいと思う。)

I don’t think he will come to the party.
(彼はパーティーには来ないと思う。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

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補足:イラストの日本語訳

I don’t think I will pass the exam.
(試験には合格しないと思う。)

Don’t worry. I’m sure you will pass. I know you did your best.
(心配しないで。きっと合格してるって。頑張ってたの知ってるよ。)

This is the sign that I won’t pass the exam.
(これはきっと、不合格のサインだ…)

It isn’t related to the test you took. Good things will happen
after the bad thing.
(それは試験とは関係ないよ。悪い事の後には良いことが起こるよ。)

I didn’t pass the exam.
I don’t think I will have a good thing forever in my life.
(不合格だった…
もう、人生で良いことなんて絶対起こらないんだ…)

I don’t think so. Let’s check what you couldn’t do in the test.
(そんなことないよ。
テストで何が出来てなかったのか確認しよう。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「will」を使った表現と、「shall」について確認しました。
国によって言葉の使い方に違いはありますが、
まずは、基本を理解しておくことが大切です。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
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次回の文法解説は?
「will」と「be going to」について
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
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