前置詞が表す「位置関係」を理解する 英語文法解説 中級編 part 123

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第123回:「どこにあるのか」を表す時の、前置詞の使い分け

初級編の解説記事の内容も振り返りつつ、
今回は、「in」「at」「on」の
意味の違いに注目してみましょう。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

前置詞の使い分けのまとめ画像

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Q. そもそも「in」「at」「on」の意味って、何だっけ?

A. 「in」:…の中に
「at」:…で、…に
「on」:…の上に(…に)です。

具体的なニュアンスも合わせて確認を進めてみましょう。

「in」「at」「on」の意味

  • 「in」
    :なにかの中に入っている、領域・敷地の中に入っていることを表す。
    ex) in a room (部屋に)
    ex) in a garden (庭に)
    ex) in a pool (プールに)
  • 「at」
    :ある場所のそばにいることを表す。
    ex) at the bus stop (バス停に)
    ex) at the door (ドアに)
    ex) at reception (受付で)
  • 「on」
    :なにかの上に乗っている、どこかに設置されていることを表す。
    ex) on the table (テーブルの上に)
    ex) on the wall (壁に)
    ex) on a page (ページ上に)

ここまでは、初級編の内容のおさらいになります。
内容が不安な方は、初級編の記事も合わせて確認してみましょう。

前置詞ごとの、ニュアンスの違い

  • 「in」と「at」
    ex) There were a lot of people in the shop.
    (店の中には、たくさんの人がいた。)
    ex) Go along this road, then turn left at the shop.
    (この道に沿って歩いて、店のところで左に曲がってください。)
  • 「in」と「on」
    ex) There is some water in the bottle.
    (ボトルの中には、水が入っている。)
    ex) There is a label on the bottle.
    (ボトルにはラベルが貼ってある。)
  • 「at」と「on」
    ex) There is somebody at the door. Shall I go and see who it is?
    (誰かがドアのところにいる。誰がいるか見てこようか?)
    ex) There is a notice on the door. It says “Do not disturb”.
    (ドアに張り紙がある。紙には、「邪魔をしないで」と書かれている。)

前置詞を使い分けることで、
「どこにあるのか」の違いを表すことが出来ます。
他にも、例文を確認してみましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • Would you like sugar in your coffee?
    (コーヒーに砂糖を入れますか?)
  • The leaves on that tree are a beautiful color.
    (あの木の葉は、良い色をしている。)
  • He spends most of the day sitting at the window and looking outside.
    (彼は、一日の大半を窓の傍に座って外を見て過ごす。)
  • There was an accident at the crossroads this morning.
    (今朝、交差点で事故があった。)
  • I like that picture hanging on the wall in the kitchen.
    (私は、キッチンの壁に掛かっているあの絵が好きだ。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる前置詞の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

It seems that there is something on the door.
(何かがドアに貼られているみたい。)

Please bring something to eat. Some snacks would be better.
(何か食べ物持ってきて。お菓子だと嬉しいな。)

There seems to be another note on the door.
(なんか、別の張り紙がドアにある。)

Thank you for bringing snacks. I forgot to write to you before,
but would you mind if you could bring something to drink?
(お菓子持ってきてくれてありがとう。書き忘れていたんだけど、
何か飲み物も持ってきて頂けないでしょうか。)

Thank you for your kindness. Now, I’m ready to play a game.
(色々とありがとう。ゲームをする準備が整ったよ。)

Just do them by yourself!
What the hell is this “The Restaurant of Many Orders” like things!
(全部自分ですればいいじゃん!
何この「注文の多い料理店」みたいなやつ!)

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Q. この記事の要点は?

A. 前置詞の使い分けを確認しました。

場所を表す際のニュアンスの違いをよく理解し、
使い分けることが出来るようにしましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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