「2個のもの」を比べた時の感想は、どう伝える? 英語文法解説 中級編 part 89

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第89回:「どちらも」「どちらか」「どちらも〇〇ない」を表現する方法。

今回は、3つの単語に注目して、
それぞれの使い方を確認してみましょう。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

「どちらも」「どちらか」「どちらも〇〇ない」を表す言葉のまとめ画像

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Q. 「どちらも」「どちらか」「どちらも〇〇ない」
それぞれ、英語で何て言うの?

A. 「どちらも」→ both
「どちらか」→ either
「どちらも〇〇ない」→ neither

これら、3つの単語の使い方を確認してみましょう。

① 直後に「名詞」を使う

  • Both restaurants are very good.
    (どちらのレストランも非常に良い)
  • We can go to either restaurant. I don’t mind.
    (どちらのレストランでも良い。どっちでもいい。)
  • Neither restaurant is expensive.
    (どちらのレストランも高くない。)

上記の例では、選択肢となっているレストランが2つあって、
それらの2つを比較している状況です。

ちなみに、2つ以上のものについて言いたい時は、
「many」や「any」「a lot of」「all」「none」
といった言葉を活用します。

② 直後に「of」を活用する

  • Both of these restaurants are very good.
    (これら2つのレストランは非常に良い。)
  • I haven’t been to either of those restaurants.
    (私はこれら2つのレストランのどちらにも行ったことはない。)
  • Neither of the restaurants we went to was expensive.
    (私達が行ったレストランは、どちらも高くなかった。)

上記のように、
「both (either / neither) + of」+「the / these / my / Tom’s」
の形を作ることも出来ます。

※「both of」の後に「us / you / them」を続ける場合は、
「of」を省略出来ませんが、
「us / you / them」以外の言葉の時は、省略されることもあります。

③ 「both / either / neither」を使った表現

  • both 〇〇 and △△:〇〇も△△もどちらも
    I was both tired and hungry when I arrived home.
    (私は、家に着いた時、お腹も減っていたし、疲れていた。)
  • neither 〇〇 nor △△:〇〇も△△もどちらもない
    There was an accident in the street where we live,
    but we neither saw nor heard anything.
    (私達が住んでいる辺りの通りで事故があったが、
    私達は、何の音も聞いていないし、現場を見てもいない。)
  • either 〇〇 or △△:〇〇か△△のどちらか
    I’m not sure where Maria is from.
    She’s either Spanish or Italian.
    (マリアの出身は分からない。スペイン人かイタリア人のどちらかだ。)

「both」「either」「neither」の使い方を、例文と合わせて確認してみましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • To get to the town center, you can go along the footpath by the river
    or you can go along the road. You can go either way.
    (街の中心に行くのに、川沿いを歩くこともできるし、
    通りに沿って行くことも出来る。どっちの道でも大丈夫。)
  • Neither of Tom’s parents is English.
    His father is Polish and his mother is Italian.
    (トムの両親はイギリス人ではない。父はポーランド人で母はイタリア人だ。)
  • Neither Joe nor Sam has got a car.
    (ジョーもサムも車を持っていない。)
  • He neither watches TV nor reads newspaper.
    (彼はテレビを見なければ、新聞も読まない。)
  • The movie was both boring and long.
    (映画は退屈で、しかも長かった。)
  • I have neither the time nor the money to go on holiday.
    (私は、旅行をするための時間も無ければ、お金もない。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる「both」「either」「neither」の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

I’ve just made two plans for my holidays, and I think both of them are good.
(休暇の計画を2つ作ったんだけど、どっちも良いと思うんだよね。)

Really? What are you going to do?
(ホントに?何をする予定なの?)

I will go camping to a countryside,
or I will watch some new movies at the theater.
(田舎の方にキャンプに行くか、映画館で新作映画を見ようと思ってる。)

If I were you, I would choose neither of them.
(君の立場なら、どっちも選ばないな。)

What are you going to do if you were in my position?
(君が僕の立場なら、何をするつもりなの?)

Well, I will stay in my house and do nothing.
I might be going to eat some snacks, though.
(家に居て何もしないかな。お菓子は食べると思うけど。)

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Q. この記事の要点は?

A. 「both / either / neither」の使い方を確認しました。

様々な言い方が出来たので、それぞれ、使い方を理解しておきましょう。
また、これらの言葉は、返事をする際に、一言で活用することも出来る
便利な表現にもなります。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
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次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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