英語で「同じくらい〇〇」とか「〇〇倍」を表すには? 英語文法解説 中級編 part 107

文法解説-中級編
学習塾での指導歴8年以上の筆者が、
塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
評判の英文法解説を、記事にしました。

参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。

簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。

中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!

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第107回:「as」を使った比較表現

「as」を使った比較表現を、どうやって使うのか。
文の作り方や意味を、それぞれ確認してみましょう。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

「as」を使った比較表現のまとめ画像

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Q. 「as」を使うと、どんな表現が出来るの?

A. 「〇〇ほど…ではない」
「同じくらい〇〇」
「〇〇倍」などです。

文の形が大事になるので、それぞれの表現が、
英語では、どのように表されるのかを見てみましょう。

「as」を使って表せること

  • not as (so) … as 〇〇:〇〇ほど…ではない
    ex) It isn’t so cold as yesterday.
    (今日は昨日ほど寒くない。)
    「not as … as」は、「less … than」と似たような表現になります。
    ex) I spent less money than you.
    = I didn’t spend as much money as you.
  • as … as 〇〇:〇〇と同じくらい
    ex) Can you send me the information as soon as possible, please?
    (できるだけ早く情報を送ってくれますか?)
  • twice (three times など) as … as 〇〇:〇〇より2倍(3倍)ほど…
    ex) Their house is about three times as big as ours.
    (彼らの家は、私達の家より3倍ほど大きい。)
  • the same as …:…と同じ
    ex) She still looks the same as she did ten years ago.
    (彼女の見た目は、10年前と全く同じだ。)

文の作り方と意味を結びつけて覚えることが大切です。

「than」の後の表現で、気をつけること。

まずは、以下の2つの文を見てみてください。
どちらが正しい文章だと思いますか?

  • You are taller than me.
  • You are taller than I am.

実は、この2つの文章、
どちらも正しいんです。

「than」の後は、
人称代名詞の目的格(me / her / us / him など)を1語だけ置く。
あるいは、
「than」の後を、「主語+動詞」の形にする。
という、2パターンあることも覚えておきましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • We aren’t as busy today as yesterday.
    (今日は昨日ほど忙しくない。)
  • I don’t feel as bad as I did earlier.
    (前よりは気分が悪くない。)
  • Karen’s hair isn’t as long as it used to be.
    (カレンの髪は、前よりも長くはない。)
  • My birthday is the same as Tom’s.
    (私の誕生日は、トムの誕生日と同じだ。)
  • At first I thought he was nice, but really he’s just as bad as everyone else.
    (最初は彼のことを良いと思っていたけど、
    彼も他の人と同じくらいダメな人だ。)
  • We were very surprised. Nobody was more surprised than us.
    (私達は本当に驚いた。誰も私達以上に驚いている人は居なかった。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる比較表現の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

How many books did you read this year?
(今年は何冊本を読んだ?)

I didn’t read as many books as you did.
(君が読んだ冊数ほど読めてないよ。)

Did you make any effort for yourself or for your future?
(自分のためか、将来のための努力は出来た?)

I didn’t make as much effort as you did this year either.
(君ほど努力を出来たわけでもないよ。)

Do you need some advice? I might be able to give you some.
(アドバイスとかいる?何かしら助言は出来るかもしれないよ。)

I don’t need it.
I don’t want to compare myself with others any more.
(必要ないかな。自分と他人をこれ以上比べたくないし。)

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Q. この記事の要点は?

A. 「as」を使った表現を確認しました。

文の形が決まっているので、適切な場面で使うことが出来るように、
練習を積み重ねることが大切です。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?

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