塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第115回:語順に注意する必要がある熟語表現

初級編の最終回になります。
目的語の位置に気を付ける必要のある熟語をまとめます。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

熟語表現と、その例文を1つずつ確認してみましょう
- put on ~:身につける
He put on his jacket.
(彼はジャケットを着た。) - take off ~:脱ぐ
I took off my shoes.
(私は靴を脱いだ。) - turn on ~:点ける
She turned on the light.
(彼女は電気を付けた。) - turn off ~:消す
I turned off the light.
(私は電気を消した。) - pick up ~:手に取る
He picked up the book.
(彼は本を選び取った。) - put down ~:置く
She put down the book.
(彼女は本を置いた。) - bring back ~:持ち帰る
Don’t forget to bring back this book.
(この本を忘れずに持ち帰りなさい。) - take back ~:返す
I took back this new lamp to the shop.
(私はこの新しいランプを店に返品した。) - give back ~:返す
She gave back the key to him.
(彼女は彼に鍵を返した。) - put back ~:戻す
I put back the letter in the envelope.
(私は手紙を封筒の中に戻した。)
これらの熟語表現は、語順に注意
今回確認している熟語表現は、目的語を必要とします。
しかし、その目的語の位置には、注意する必要があります。
「put on」を例に、確認してみましょう。
- He put on his jacket.
- He put his jacket on.
このように、動詞の直後(前置詞の前)に目的語が続くことがあります。
特に、目的語が、「it / them」の代名詞の時には、
「put it on」のように、必ず動詞の後に代名詞が続くので、注意が必要です。
確かな英語力は、日々の継続から。
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

補足:イラストの日本語訳

When I lie down on my bed, I always pick up my smartphone.
(ベッドに横になる時、絶対スマホを持っちゃうんだ。)

After I turn it on, I always use SNS.
(スマホを付けたら、SNSを開いちゃう。)

So, I couldn’t sleep at night.
(だから、夜寝れないんだよね。)

You shouldn’t check SNS before you sleep.
(寝る前にSNSは見ないほうが良いと思うよ。)
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Q. この記事の要点は?
A. 語順が2パターンある熟語について確認しました
代名詞が、動詞の後に続くパターンは、海外ドラマでも何でも
よく見かける表現です。語順にも気を配りながら、
これらの熟語表現も活用出来るようにしましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?
初級編で確認したことを踏まえて、
中級編の文法表現を学んでみましょう。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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