「because」を使わずに、英語で理由を説明出来ますか? 英語文法解説 中級編 part 64

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第64回:英語で、理由を補足する方法。

基本的な表現から、便利な表現まで、
英語で理由を説明する方法を確認してみましょう。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

英語で理由を説明する方法のまとめ画像

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Q. どうやって、「because」を使わずに理由を説明するの?

A. 基本は、不定詞(to + 動詞の原形)を活用します

他にも色々あるので、1個ずつ確認を進めてみましょう。

「不定詞」を使って理由を追加する。

不定詞の用法で言うと、
「副詞的用法」・「形容詞的用法」のどちらも、理由を付け加えている。
と考えても良いかもしれません。

これらの違いは、1つの「文」に対して理由を付け加えているのか、
「名詞」について補足説明をしているのか。です。
補足説明に関しては、理由とは言えないかもしれませんが…

ex) I phoned the restaurant to reserve a table.
(席を予約するためにレストランに電話した。)
ex) Do you have much work to do ?
(すべき仕事は多いですか?)

理由を付け加える「for」と「to」の違い

  • for + 名詞
    :名詞のために
    ex) I had to run for the bus.
    (私はバスのために走らないと行けなかった。)
  • to + 動詞の原形
    :(動詞の原形)するために
    ex) I had to run to catch the bus.
    (私はバスに乗るために走らないと行けなかった。)

理由を付け加える際に、「for」を使う場合は、
「for」のあとは、名詞を続けます。
どのように説明を加えるかによって、
「for」と「to」を使い分けることが出来るようにしましょう。

・What … for ~?
:何のために…をするのですか?
ex) What did you do that for ?
(何のためにそれをしたのですか?)

上記のように、「what」と「for」を組み合わせて疑問文を作ると、
理由を尋ねることが出来るようになります。
合わせて覚えておくと便利だと思います。

「so that」を活用する

  • so that … would not (will not)
    :…しないように
  • so that … could (can)
    :…出来るように

このように、「so that」以下で、
理由や、「〇〇するために…」といったことを付け加える事ができます。

例文も見ながら、表現を確認してみましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • I didn’t have enough time to read the newspaper today.
    (私は今日、新聞を読むための十分な時間が無かった。)
  • We need a bag to put these things in.
    (これらのものを入れるためのカバンが必要だ。)
  • I need somebody to help me.
    (私には、誰かの助けが必要だ。)
  • You need a lot of experience for this job.
    (この仕事のために、多くの経験が必要です。)
  • I wish we had a garden for the children to play in.
    (子どもたちが遊べる庭があればなぁ。)
  • He made a list of things to do so that he wouldn’t forget anything.
    (彼は、何も忘れないように、すべき事のリストを作成した。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる理由を付け加える表現の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

Use this brush to save your time.
If you use this, you can clean everything in a short time.
(時短のために、このブラシを使いましょう!
もしこれを使えば、何もかも短時間できれいに掃除できます!)

Hey, I’m going to buy this. What do you think ?
(これ買おうと思うんだけど、どう思う?)

How often will you use this ?
What’s more, what are you going to use this for ?
(どれくらいの頻度で使うつもりなの?
それに、何のために使おうとしてるの?)

Well, I want to save my time so that I can do whatever I want.
(自分がしたいことを何でもするために、時間を節約したいんだ。)

Quit watching this TV program so that you can save your time.
(このテレビ番組を見ることをやめれば、時間は節約出来るよ。)

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Q. この記事の要点は?

A. 「because」以外で、
理由を付け加える方法を確認しました。

基本は、不定詞の用法になるので、
不定詞が曖昧だった場合は、合わせて確認しておくと良いと思います。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?

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