塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第41回:「wish」を使って後悔や不満などを表す

「wish」を使って「〇〇だといいね」といった期待を表したり、
「〇〇だったら良かったのに」といった後悔を表現する方法を確認します。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

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Q. 「wish」はそもそも、どんな意味?
A. 基本は、「〇〇だと思う」を表します。
文の作り方によって、様々な表現が出来るので、確認してみましょう。
「wish」を使った表現
- 主語 + wish + 人 + 名詞
:I wish you luck.(幸運を祈ります)
:I wish you all the best.(うまくいくといいね)
:I wish you a happy birthday.(良い誕生日を)
これらの表現のように、「〇〇だといいね」
といった意味を表すことも出来ます。
「We wish you a merry Christmas」
と歌っているクリスマスソングもありましたね!
「wish」を使って後悔を表す
- 主語 + wish + 人 + 動詞の過去形
:今〇〇なら良かったのに - 主語 + wish + 人 + had + 動詞の過去分詞
:昔〇〇だったら良かったのに
仮定法過去や仮定法過去完了の際にも、表現として確認しましたが、
このように、「wish」を使って後悔を表す時は、
動詞の過去形や過去完了形を使います。
「wish」の後に助動詞の過去形を使うこともある
- 主語 + wish + 人 + could + 動詞の原形
:今〇〇出来ればいいんだけど(できないなぁ)
→今出来ないことに対して残念に思っている。 - 主語 + wish + 人 + could + have + 過去分詞
:昔〇〇出来たら良かったんだけど(できなかったなぁ)
→昔出来なかったことに対して後悔している - 主語 + wish + 人 + would + 動詞の原形
:今〇〇ならいいのに
→状況に対して不満を表す
「wish」の後に「would」を続けると、「何かが起こって欲しい」とか、
「何かが変わってほしい」というニュアンスを表せます。
ただ同時に、その「何か」が起こることは期待していない心境です。
もはや、「諦め」に近い感覚を表しています。
例文も合わせて表現の確認をしてみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。

I wish it would stop raining.
(雨が止めばいいのに)

I wish you wouldn’t leave the door open.
(ドアを開けっ放しにしないでほしい。)

I wish I had more free time.
(もっと自由な時間があればなぁ)

I wish I had known her phone number.
(彼女の電話番号を知っていればなぁ)

You’re lucky to be going away. I wish I could come with you.
(出かけることが出来て良かったね。一緒に行ければ良かったなぁ)

I hear the party was great. I wish I could have gone.
(パーティーがすごく良かったって聞いたよ
自分も行ければ良かったなぁ)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

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補足:イラストの日本語訳

I wish I could have done a lot during summer vacation.
(夏休みにもっと色々出来れば良かったなぁ)

I suggest you think about what you can do right now.
(今できることを考えたほうがいいと思うよ。)

I wish I had a skill that I could change this situation.
(この状況を変えられる能力があればなぁ)

Why don’t you learn something new ?
(何か新しいことを学んでみたら?)

I wish I had more time to do something new.
(新しいことをする時間がもっとあればなぁ)

It’s no use to say something to him.
(彼には何を言っても無駄か。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「wish」を使った表現について確認しました。
文の型と意味、そして、ニュアンスを結びつけながら、
使い方を覚えてしまいましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
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次回の文法解説は?
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イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
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