受動態の使い方(応用編) 英語文法解説 中級編 part 44

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第44回:様々な文を受け身の文にする

今回は、色々な形の能動態の文を、
受け身の文に直してみます。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

様々な文の受け身の形のまとめ画像

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Q. どんな文を受け身の形にするの?

A. まずは、「目的語」が2つある文章を受け身にしてみましょう

「目的語」が2つある文章を「受け身」の文にする

  • (能動態):Somebody gave the police the information.
    (誰かが警察に情報を与えた)
  • (受け身①):The police were given the information.
  • (受け身②):The information was given to the police.

上記のように、能動態の文で、「the police」と「the information」のように、
2つの目的語がある時は、受け身の文を2通り作る事ができます。

目的語が2つ続く動詞

  • give / ask / offer / pay / show / teach / tell

これらの動詞を使って受け身の文を作る時は、2通りの文が作れますが、
たいていは、「人」を主語にして受け身の文を作ります。

「being」を活用する

  • (能動態):I don’t like people telling me what to do.
    (何をすべきかを私に言ってくる人たちが好きではない)
  • (受け身):I don’t like being told what to do.
    (何をすべきか言われるのが好きではない)

能動態の文で、「動詞ing」になっている部分を受け身にする時は、
「being + 過去分詞」の形を作ります。

「get」を受け身で使う

受け身の文では、「be動詞」の代わりに「get」を使うことも出来ます。
ただし、

注①)何らかの出来事が起こったことを受け身にするときにしか「get」は使えない
注②)「get」を使った受け身は、友達と話すくらいのカジュアルな表現。

「be動詞」はどのような場面でも使えるので、
「be動詞 + 過去分詞」の形だけを覚えても良いかもしれません。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • She was given a present by her colleagues when she retired.
    (彼女が退職する時、彼女は同僚からプレゼントを与えられた。)
  • I wasn’t given the information I needed.
    (私は必要な情報を与えられなかった。)
  • He likes giving presents and he also likes being given them.
    (彼はプレゼントをあげることも好きだし、もらうことも好きだ。)
  • You can’t do anything about being stuck in a traffic jam.
    (交通渋滞に陥ってしまったら、何も出来ないよ。)
  • He got stung by a bee while he was sitting in the garden.
    (彼は庭で座っている時に、蜂に刺された。)
  • This park doesn’t get used very often.
    (この公園は、あまり使われていない。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる受動態の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

I heard that he gave you some advice.
(彼が君にアドバイスをしたって聞いたよ。)

Actually, he didn’t. I was given information that I already knew.
(いや、してないよ。自分がもう知ってる情報を聞かされただけ。)

Even if you knew it, isn’t it useful ?
(知っていたとしても、使える情報じゃないの?)

I don’t think it’s needed to be told again.
(改めて聞かされる必要は無いと思うけど。)

But, if it’s important, you need to check repeatedly, isn’t it ?
(けど、もし重要なら、繰り返し確認する必要があるんじゃない?)

How do you feel if it is “common sense”?
(それが「常識」だったらどう思う?)

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Q. この記事の要点は?

A. 受け身の使い方を確認しました。

目的語が2つある文の受け身の文の作り方では、
2通りの文が作れました。
よく使われる受け身の型は、どのようなものだったかを、
しっかりと定着させておきましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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