第39回:仮定法過去を使って表せることの幅を広げる
前回、「if + 主語 + 動詞の過去形」の形の文の意味を確認しましたが、
今回は、この形を活用して表せることを確認してみましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. そもそも、「if + 主語 + 動詞の過去形」は何を表していたっけ?
A. 「もし、今、〇〇なら…」と空想を広げていました
今回は他にも、この型を使って表せることについて解説します。
「wish」を使って、後悔や願望を表す
- wish + 主語 + 動詞の過去形
:今、〇〇ならなぁ
ex) I wish it didn’t rain so much.
:雨があまり降らなければいいなぁ。
上記のように、「今、〇〇していたら…」ということを、
「wish」を使って表すことが出来ます。
「if + 主語 + was/were」を使う
「if + 主語 + be動詞の過去形」の形では、
be動詞の過去形は、「were」がよく活用されます。
「was」が使えない訳ではありませんが、よく使われるのは、「were」です。
ex) If I were you, I wouldn’t buy that coat.
:もし、私があなたなら、そのコートは買いません。
このように、「自分があなたの立場なら…」
ということを表すときにも使える表現です。
「could」はいろんな場面で活用できる
- could
:would be able to~
:was/were able to~
上記のことを表す時に、「could」が使われます。
ex) He could get a better job if he could speak English.
→ He would be able to get a better job if he were able to speak English.
:もし彼が英語を話せたら、もっと良い仕事を得られるだろう。
「could」が使われることは多いので、理解を深めておきましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
I would help you if I could, but I’m afraid I can’t.
(もし可能なら助けるんだけど、申し訳ないことに無理です。)
If I had the choice, I would live in the country.
(選択肢があるなら、田舎に住みたい。)
If I were you, I wouldn’t wait. I would go now.
(もし私があなたなら、待たないだろう。今すぐ出発します。)
I wish she were here.
(彼女が今ここにいればいいのに。)
I wish I didn’t have to get up early tomorrow.
(明日早く起きる必要がなければいいのに。)
I wish I were feeling better.
(もう少し体調が良ければいいのに。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
If I knew he would betray me, I wouldn’t help him.
(彼が私を裏切ると知っているなら、彼を助けないと思う。)
I see.
(なるほど)
If I knew she didn’t like me, I wouldn’t say “I love you”.
(彼女が自分のことを好きではないと知っていれば、告白しないし。)
That’s not your fault.
(それは君のせいではないけどね。)
I wish I knew another person’s thoughts.
If I knew that, I wouldn’t need to worry about relationships with others.
(他人の考えが分かったらなぁ。もし分かったら、
人間関係を気にする必要無いのに。)
If you knew that, you couldn’t do anything because
truth might drive you to the depth of despair.
(もしそれが分かったとして、何も出来ないよ。
だって、真実は時として人を絶望の底に叩き落とすから。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「wish」を活用したり、「be動詞の過去形」を使って、
仮定法過去の文を作りました。
それぞれ、どのようなことを表しているのかをよく確認し、
スムーズに文を作れるようになると、自分の心情を伝えることが
楽になると思います。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
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次回の文法解説は?
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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