塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第100回:接続詞「if」を使う時の注意点②(仮定法過去)

文法用語を使うと、「仮定法過去」
今回は、そんな「if」を使った表現の作り方と意味を確認します
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

Q. 「仮定法過去」って何?
A. 「今〇〇するなら、〜するのに」を表す文法です
文法用語から理解しようとすると難しいので、
「if」を使った文の形から意味を考えてみましょう。
前回確認した「if」を使う時の注意点
- If it rains today, I will stay home.
(もし今日(これから)雨が降ったら、家にいるだろう) - I will buy those clothes if they aren’t too expensive.
(もし、値段が高くなければ、あの服を買うだろう。)
上記のように、「if」の後に現在形が使われた場合は、
もう一つの文章は、未来のことを表す文章が続いていました。
意味としては、「もし(これから)〜なら、〇〇するだろう。」
となっていることが分かると思います。
つまり、「if」の後に現在形が続いた場合は、
「未来にどうするか」ということを表現しています。
「if」の後に過去形を使うと、どうなる?
まず、基本となるルールとして、
「if」の後に過去形を使うと、
別の文章では、助動詞の過去形を使う必要があります。
- If + 動詞の過去形, 主語 + 助動詞の過去形
(主語 + 助動詞の過去形 if + 動詞の過去形)
:もし今〇〇なら、〜するのに。
意味としては、上記のように、
「今〇〇なら、〜なのに。」という、
今に対する願望を表します。
If ~ was/were
「if」の後に、「be動詞」の過去形を使う場合は、
「was」もしくは「were」を使います。(「were」の方がよく使われます)
意味としては、「もし〜が…なら、」といったものになります。
例文を見ながら、意味も確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。

If I wanted to go out, I would go.
(もし出かけたいと思っているなら、出かけてるよ。)

If I didn’t have so much to do, I could go out.
(もしあまりすることが無ければ、出かけることが出来るのに。)

He would be angry if he knew the truth.
(もし彼が真実を知ったら、彼は怒るだろう。)

Life would be boring if every day were the same.
(もし毎日が同じだったら、人生は退屈だろう。)

If I were you, I would not go out.
(もし私があなたなら、外出しないだろう。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

補足:イラストの日本語訳

If it is sunny tomorrow, I will go to the park and play soccer with my friend.
(もし明日晴れたら、公園に行って友達とサッカーをするだろう。)

It would be fun if I could play with my friend. I don’t want to do anything today.
(友達と遊べたら楽しかったのになぁ。今日はもう何もしたくない。)

If I were you, I would read some books.
(もし私があなたの立場なら、本を読むと思うよ。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「if」の後に過去形を使う、
「仮定法過去」について確認しました。
「if」の後に動詞の過去形を使った際には、
別の文では、助動詞の過去形を使うということに注意しましょう。
まずは、
①正確に文を作る練習をすること
②正しく意味を理解しておくこと
この2点が大切です。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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