be to + 動詞の原形、be about to + 動詞の原形 英語文法解説 上級編 part 12

文法解説-上級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第12回:「be to + 動詞の原形」と「be about to + 動詞の原形」

これらの表現は、どんな時に使われるのかを確認してみましょう。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

be to + 動詞の原形とbe about to + 動詞の原形のまとめ画像

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Q. 「be to + 動詞の原形」の形は、どんな時に使われますか?

A. 将来に起こる予定や計画を表すときに使われます。

「be to + 動詞の原形」という形は、予定されていることが実現される可能性が高いという確信や自信を示すために使われます。

例えば、「The meeting is to be held at 2 pm」と言うと、「会議は2時に開催される予定です」という意味になります。また、「I am to meet my friend at the station tomorrow」と言うと、「明日駅で友達に会う予定です」という意味になります。

この形は、時間的な制約がある予定や、正式なスケジュールや計画がある場合に特によく使われます。ただし、不確定な予定や、計画がまだ確定していない場合にはあまり使われません。また、口語的な表現にはあまり適していません。

「be to + 動詞の原形」の形を、if節内で使うとどんな意味になる?

「be to + 動詞の原形」の形は、通常、計画や予定されたことを表します。そのため、if節内で使うと、「もし今後、計画や予定が実行された場合、今何をすべきなのか」ということを表すことが出来ます。

  • If the human race is to survive, we must look at environmental problems now.
    (もし人類が生き延びるなら、今、環境問題に取り組まないといけない。)

「be about to + 動詞の原形」の形は、何を表す?

A. その行為がまさに起ころうとしていることを表します。

「be about to + 動詞の原形」の形は、何かがすぐに起こる、もしくは何かをする予定があるが、まだ始まっていない状態を表します。

例えば、以下のような文があります。

  • I am about to leave for work. (私は今、仕事に向かうところです。)

この文では、話者が家を出る直前であることを表しています。また、以下のような文でも「be about to + 動詞の原形」の形が使われます。

  • He is about to give a presentation. (彼は今、プレゼンテーションをするところです。)

この文では、彼がすぐにプレゼンテーションを始めることを表しています。

「be about to + 動詞の原形」は、未来の状態を表す表現としても使われます。例えば、

  • The movie is about to start. (映画がもうすぐ始まる。)

この文では、映画がまもなく始まるという未来の状態を表しています。

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Q. この文法はどうやって使うのでしょうか?

A. 今回文法を活用した会話文を見てみましょう。

What time is your flight to London?
(ロンドン行きの飛行機は何時に出発するの?)

My flight is about to leave in an hour. I need to hurry up and finish packing my bags.
(あと1時間で出発するところ。荷物の詰め直しを急いで終わらせないと。)

Do you have everything you need?
(忘れ物はない?)

Yes, I do. I made a checklist and double-checked everything. I am to arrive in London early tomorrow morning.
(大丈夫。チェックリストを作ったし、2回確認したから。明日の早朝にはロンドンに着いてるんだなぁ。)

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Q. この記事の要点は?

A. be to + 動詞の原形・be about to + 動詞の原形
について内容を確認しました。

「be to + 動詞の原形」の使い方 「be to + 動詞の原形」は、予定や計画、義務などがあらかじめ決まっていることを表現するのに使われます。主にニュースや公式な文書、書面での取引の場面で使用されます。具体的には以下のような場合に使われます。

  1. 予定されているイベントやアポイントメントを表現する場合
    例: The meeting is to start at 10 a.m.
    (会議は10時に始まる予定です。)
  2. 意思決定の結果として何が行われるかを表現する場合
    例: The government is to raise taxes next year.
    (政府は来年税金を引き上げる予定です。)
  3. ある期日までに何が完了しなければならないかを表現する場合
    例: The report is to be submitted by Friday.
    (レポートは金曜日までに提出される予定です。)

「be about to + 動詞の原形」の使い方 「be about to + 動詞の原形」は、現在起こりそうな、あるいは即座に起こる行為を表現するのに使われます。この表現は、話し言葉や日常会話の場面でよく使われます。以下のような場合に使われます。

  1. 即座に起こりそうな行動や出来事を表現する場合
    例: I’m about to leave the office.
    (オフィスを出るところです。)
  2. 今からまもなく行う予定のある行動を表現する場合
    例: I am about to start cooking dinner.
    (今から夕食の準備を始めます。)

注意点
「be to + 動詞の原形」と「be about to + 動詞の原形」は、共に未来を表現するための表現であり、文脈によって使い分けが必要です。一般的に、より形式的な場面では「be to + 動詞の原形」が使われ、より日常的な会話の場面では「be about to + 動詞の原形」が使われます。また、「be to + 動詞の原形」は、より確定的な予定や計画を表現するのに適しています。例えば、公式なスケジュールや契約書の中で使われることがあります。一方、「be about to + 動詞の原形」は、より緊急かつ即座に行われる行動を表現するのに適しています。また、前もって計画を立てていなかったが、今何かをする予定がある場合にも使われます。

次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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