『知の編集工学』と金子みすゞと人生と。

日記

とりあえず、気になったことを、とことん調べ尽くしてみようという、そんな趣旨で調べてみた感じ。今回は、『知の編集工学』松岡正剛さんという方が著者になります。

いろいろ調べてみよう!

『知の編集工学』という書籍の内容について、要点をまとめたうえで、分かりやすく大切なポイントを箇条書きで述べてください。必要であれば、適宜具体例を追加してください。

もちろんです。『知の編集工学』という書籍の要点をまとめ、分かりやすく大切なポイントを箇条書きで述べます。具体例も交えて説明しますね。

  1. 情報編集とは?
    • 情報編集は、情報の出し入れの間の営みであり、編集工学は、情報社会をもっとおもしろく生きるための技法です。
    • 編集工学研究所を率いる著者が、これからの時代ますます必要となる情報編集術を説いています。
  2. 編集工学の重要性
    • 編集工学は、情報社会において情報を効果的に編集する技法を提供します。
    • これにより、私たちは自然や社会をより深く理解し、有益な情報を伝えることができます。
  3. 編集工学の基本原則
    • 述語的であることを重視する:意味単位のネットワークを構築するために重要です。
    • 分節して関係づける:情報を適切に整理し、意味を引き出すためのモットーです。
  4. 具体例
    • ゲームの愉しみ:編集はどこにでも存在し、私たちの日常生活においてもゲームのように楽しむことができます。
  5. 情報編集術の進化
    • 近年の発展著しいIT技術と編集工学についても考慮した増補版が存在します
copilot より

情報編集術ってなんだろうね。以下、もう一度聞き直す。

**『知の編集工学』**は、情報社会においてより興味深く生きるための技法を探求する書籍です。この本は、1996年に刊行された情報編集術のバイブルである『知の編集工学』をベースに、近年の発展著しいIT技術と編集工学について大幅に加筆された増補版です

以下は、『知の編集工学』の要点をわかりやすくまとめたものです:

  1. 編集とは情報の出し入れの間の営みであり、編集工学は情報社会をもっとおもしろく生きるための技法です。
  2. 世界と自己をつなげるための方法として、編集技法を駆使することが有効です。これには「アナロジー」「アフォーダンス」「アブダクション」などの手法が含まれます。
  3. 編集的世界観を持ち続けることが重要です。世界は常に編集可能であり、新しい視点やアプローチを取り入れて学び続ける姿勢が求められます。
  4. 相対的な価値観を受け入れることで、多様性を尊重し、柔軟に物事を編集できる力を養いましょう。
  5. 物語編集力の有効性を強調しています。物語性は広い意味で、神話から科学、マンガ、ビジネスまで含まれます。多様性を保ち、複雑な物語を編集する能力が求められています

この本は、情報編集力を養い、世界をより豊かに理解するための指南書として、興味深い視点を提供しています。

copilot より

ここまで調べてみると、「多様性」の価値観を持つ。という姿勢をいかにして獲得するのか、あるいは、様々な出来事を、バランスよく理解した上で、自分の考えを付け加えるといったところだろうか。

この感じは、一部、リチャード・ローティの『偶然性・アイロニー・連帯』に近い部分もあるのかな。

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人は、常に情報を獲得しアップデートし続けている。

珍しく、かつての友人たちに会ってみると、この感覚を覚える。

どういうことかというと、自分には自分の世界観があって、その世界にとって都合のいい情報を獲得し、あるいは、必要な情報を取捨選択し、自分の世界をアップデートし続ける。

中島敦は、「山月記」において、自分と他者を対比したときに、劣等感だったり、自分を卑下するような感覚を覚えたようだけれど、実際、そのような気持ちもわかるし、劣等感はあるかもしれない。現代においては、多様性という言葉があることで、多少は和らいでいる気もする。

何が言いたいのかというと、コレは、漫画、『DAYS』が端的にいい表現をしていて、「人間関係は列車みたいだ」と言っている。その時偶然乗り合わせた人たちで、その世界を作り上げ、一定の時間が経ったら、乗り換えをする。自分の行き先に向かうために、方向転換する。

個人的に、この方向転換っていうのが、なかなかおもしろくて、実感すると、「みんな違ってみんな良い」みたいな、金子みすゞのような感動を覚える。

それぞれが、自分の情報を得ながら、個人的な世界観を作っていて。面白いのは、そんな自分の世界観を記述する術を持っていなくて、他者のストーリーを聞いて、羨ましいと思う感じ。別に比較する必要もないし、皆それぞれが良い人生だったり、ストーリーを描いているのに。って思う。

要は、時間的なリソースの分配と、あとは、自身が持つ価値観におけるウェートの違いというか。何を大事にして生きているのかという部分で。そのバランスがポートフォリオで、面白い違いになって現れていると思う。パラメーターが面白くて、円グラフみたいな感じが見えそうな。

あぁ、この人は今、〇〇が必須項目で、▲▲はその次で。その割合のバランスは…。みたいな。

そんな自分の世の中に対する見方みたいなものは、ミニマリスト的で、この世はすでに豊かで、物質的に豊かなはずなのに、多くの人は何かを追い求めていて、その何かが分かっていない。みたいな。斜に構えた感じ。世の中もっと単純なはずなのに。って思ったり。ユートピア的な発想で、甘い部分が多いけれど。価値観を持つというのが、かなり大事ではあると思う。

あと、思うことは、「人生」というストーリーを考えたときに、やっぱり、人にはそれぞれのステージがあって、価値観も変わってきたりするのだろうけれど、「幸と不幸は万人に平等に訪れる」といったところかな。

その順番だったり、いつなのか。といった部分は完全に運だけれど、ある程度平等に幸福と不幸は訪れている。なんというか、個人の心にダメージが入る出来事というか。

心にダメージが入る出来事が、早いか遅いかみたいな部分があって、早くに辛さを味わっていたら、その分、残りは些細なことにも幸せを感じれるようになるし、遅くに辛さを味わうならば、おそらく、それまでの人生はかなり順風満帆に過ごしていたのかもしれない。程度に差はあるかもしれないけれど、やはり、その辛さに耐えうる状態のときに、辛い状況がやってきているような感じがする。

幸せを実感するのは、いずれにしろ、この辛さが現実になったときで、最初が幸せで、後に辛さが来て「あぁ、自分は幸せだったんだなぁ」って思うのか、最初が辛くて、後に幸せを実感できるようになって、「あぁ、今、自分は幸せだなぁ」って思うのか。この違いしかないのかもしれない。

自分は後者。幸せのハードルは低い。かつ、相対的にみれば、まだ不幸だろうけれど、それでも、心が満たされる出来事に対して、本当に幸せを感じることができる。この先は知らないけれど、今に集中できているこの状態が素晴らしい。

今を全力で生きる。

結局、今を全力で生きる他ない。

やりたいことを実行し、会いたい人には会っておいて、新しい人にも会ってみて。

そんな中で生まれる縁なんていうのは、きっと尊い。

ニヒリズム的に心が落ちる日もあるだろうけれど、そんなときに、ニーチェ的に、今を全力で!なんていうアドバイスはなんとなく響く気がする。特に、人に会うっていう部分。

人に会うことに対して、お金を理由に断るのは良くない。というか、お金の使い所は、きっと、人に会うという部分なのかもしれない。自分の生活のためはもちろん、それ以上の部分は、誰かのために。あるいは、友達のために。

きっとそれだけで満たされるのかもしれない。

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[2024-2-26-3-3:伶丁日記]

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