疑問詞を使った疑問文の作り方 英語文法解説 上級編 part 26

文法解説-上級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第26回:疑問詞の使い方などを改めて確認します。

how と what の違いって、なんだか分かりますか?

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

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疑問詞について、基本のおさらい。

疑問詞は、疑問文を作るために使われる単語で、疑問詞によって答えを求める情報の種類が変わります。よく使われる疑問詞には、以下のものがあります。

  1. What:何(物・事)?
  2. Who:誰?
  3. Whom:誰に?(フォーマルな文書などで使われることが多い)
  4. Whose:誰のもの?
  5. Which:どちらの?(二者択一の質問で使われることが多い)
  6. Where:どこ?
  7. When:いつ?
  8. Why:なぜ?
  9. How:どのように?

これらの疑問詞を使うことで、特定の情報を問い合わせることができます。例えば、「What is your favorite color?」(あなたの好きな色は何ですか?)、「Where did you go last weekend?」(先週末はどこに行きましたか?)、「Why did you quit your job?」(なぜ仕事を辞めたんですか?)などがあります。

who, whom,which, how, whoseの使い方

① whoは人に対して使われ、主語、目的語、補語のいずれかとして使えます。
② whomはフォーマルな表現で、目的語や前置詞の直後に使われます。
③ whichは、グループの中で特定の人を指定する場合や、複数の選択肢の中から選ぶ場合に使います。また、複数の人から選ぶときにはwhichを使うことが多いです。例えば、”Which of you would like to go first?”といった使い方があります。

主語としてwhoやwhatを使う場合、通常、期待される答えが複数ある場合でも、動詞は単数形になります。ただし、複数の名詞句からなる主語の場合や、echo question(相槌的な疑問文)の場合には、動詞は複数形になることがあります。

また、howとwhatは、どちらも意見や詳細を問う際に使われますが、howは一般的な意見を、whatは詳細な情報を問い合わせることが多いです。

最後に、whoseは何かを所有している人や責任を持っている人について尋ねる際に使われます。whoseは動詞の前(代名詞)または名詞の前(限定詞)に使われます。また、よりフォーマルな場合には、前置詞を使用することができます。

具体例

  1. Whom:
  • Whom did you invite to the party?
  • To whom should I address the letter?
  1. Which:
  • Which of these dresses do you prefer?
  • Which do you think is better, living in the city or the countryside?
  1. Who:
  • Who is the CEO of this company?
  • Who is going to take care of the children while you’re away?
  1. How:
  • How was your trip to Hawaii?
  • How did you learn to speak Spanish so fluently?
  1. What:
  • What is your favorite type of music?
  • What would you do if you won the lottery?
  1. Whose:
  • Whose car is parked in front of the house?
  • Whose idea was it to start this project?

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Q. この文法はどうやって使うのでしょうか?

A. 今回文法を活用した会話文を見てみましょう。

Who owns that house on the hill?
(あの丘の上にある家は誰の家?)

I’m not sure. Which one are you talking about?
(分かんない。どの家のこと?)

The one with the red roof.
(赤い屋根の家。)

Oh, I think it belongs to the Johnson family. Whose car is parked outside?
(ああ、ジョンソンさんの家だと思う。外に停めてある車は誰のだろう?)

I don’t know. Should we check the license plate?
(分からないなぁ。ナンバープレートでも確認しましょうか?)

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Q. この記事の要点は?

A. 疑問詞の使い方を確認しました。

  1. 「Whom」は、目的語や前置詞の直後に、フォーマルな代替として使われます。
  2. 「Who」は、人々を主語、目的語、補語として参照できます。
  3. 「Which」は、グループの中から誰かを特定するために使用されることがあり、また1つまたは複数のものの選択肢について話すためによく使用されます。
  4. 「Who」や「What」を主語として使用する場合、期待される答えが複数形であっても、後に続く動詞は通常単数形になります。
  5. 「How」は、一般的な意見を尋ねたり、一般的な健康状態を尋ねたりするために使用され、一方、「What」は詳細や結果を尋ねたりするために使用されます。
  6. 「Whose」は、何かの所有者または責任者について尋ねるために使用されます。

次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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