第４８回：some と any を使いこなす。
どんな応用的な使い方があるのかを見てみましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何？
A. 大事なことを、１枚の画像にまとめました。
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some と any を使いこなす
- “Some”
“Some”は、複数形や不可算名詞の前に置きます。意味にほとんど違いはありませんが、特定の人や物を不特定な形で指示することができます。この場合、”some”は通常/səm/と発音されます。ただし、全体的なグループだったり、一般的な事柄を表現をする場合は使用しません。また、”some”は数値の前に置いて”approximately”（およそ）の意味を持ちます。 - “Any”
“Any”は、否定的な文脈で使用され、一般的に非特定の物事を指示します。否定的な副詞や動詞、形容詞などを含む文では、”any”を使用します。ただし、”some”は、”not all”の意味を持つ場合や、「何か」不特定の人や物について話す場合に使用されます。また、比較や”before”という単語で始まる節でも”any”が使われることがあります。
以上が、応用的な”Some”と”Any”の使い方についての解説です。
具体例
- Some
- I need to buy (some) vegetables for dinner tonight.
- I saw (some) cats playing in the park yesterday.
- Can you pass me (some) salt, please?
- Some (approximation)
- I’ve been waiting for (some) thirty minutes for the bus to arrive.
- (Some) twenty people attended the conference last week.
- It will cost (some) $50 to repair your phone.
- Some (indefinite, not important)
- I need to get (some) groceries later.
- He was talking to (some) woman at the party.
- She lost (some) ring while she was out shopping.
- Any (negative context)
- I don’t have (any) money on me right now.
- I didn’t see (any) cars on the road this morning.
- Have you had (any) problems with your new laptop?
- Any (before and comparison)
- She finished the project before (any) of her colleagues.
- This coffee tastes better than (anything) I’ve ever had before.
- I don’t want to go to (any) parties this weekend.
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Q. この文法はどうやって使うのでしょうか？
A. 今回の文法を活用した会話文を見てみましょう。
Do you have any plans for the weekend?
(週末の予定はある？)
Not really, I was thinking of maybe visiting some friends. How about you?
(まあ、友達に会いに行くかもしれない。あなたは？)
I don’t have anything specific in mind, maybe we could do something together?
(特に考えていないけど、一緒に何かしようよ。)
Sure, that sounds great. Let’s brainstorm some ideas.
(いいね、何かアイデアを出そう！)
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Q. この記事の要点は？
A. some と any について確認してみました。
- 「Some」は、複数形や不可算名詞の前に使用され、冠詞を使用しない場合とほとんど意味に違いがないことがあります。これは、特定の人や物を不特定の方法で指します。
- 「Some」は、数の前に置くことで「約」の意味を表すこともできます。
- 「Some」は、正確にどの人や物について話しているのか分からないときや、それが重要ではないときに、単数形の名詞の前に冠詞「a/an」の代わりに使用することができます。
- 「Any」は、一般的に肯定的な意味を持たない文脈で使用され、特定されていないものを指します。一般的に否定的な文や、否定的な副詞、動詞、形容詞を含む文で使用されます。
- 「Some」は、否定的な単語に対して「すべてではない」という意味が含まれる場合や、何か不特定の人や物について言及する場合に使用されます。
- 「Any」は、”before”で始まる節や比較によく使われます。
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次回の文法解説は？
no, none, not any を使いこなす。
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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