動詞の目的語、「不定詞・動名詞」のどちらなのか簡単な見分け方 英語文法解説 初級編 part 52

文法解説-初級編
学習塾での指導歴8年以上の筆者が、
塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
評判の英文法解説を、記事にしました。

参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。

簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。

中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!

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第52回:動詞の後の目的語に、「不定詞」をとるか「動名詞」をとるか。

語呂合わせで覚えても、結局よく分からない。
ってなってしまう人向けの覚え方です。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

不定詞と動名詞の使い分けのまとめ画像

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Q. どんな動詞のときに、目的語を「不定詞」にするの?

A. 文章の意味を考えた時に、
「これから〜」

の意味を付け加えても違和感が無い時です。

  • want to… :(これから)〜したい
  • hope to… :(これから)〜を望む
  • decide to… :(これから)〜すると決める

など

「不定詞」を続ける必要がある動詞が使われている時には、
このように、「これから〜」の意味を付けても、違和感がありません。

つまり、その動詞が未来の方向を向いているような意味の時は、
「不定詞」を使います。

Q. どんな動詞のときに、目的語を「動名詞」にするの?

A. 文章の意味を考えた時に、
「もう始めていることを〜」
の意味を付け加えても違和感が無い時です。

  • enjoy… :(もう始めていることを)楽しむ
  • stop… :(もう始めていることを)止める
  • finish… :(もう始めていることを)終わらせる

など。

これらの動詞は全て、
何かを始めていないと、意味として辻褄が合わなくなります。

つまり、「過去に何かを始めている」
過去の方向を向いているような動詞の意味の時は、
目的語に「動名詞」を使います。

※補足① 「不定詞」でも「動名詞」でも意味が同じものもある

「不定詞」でも「動名詞」でも意味が同じ動詞に関しては、
先程の「これから〜」の意味、「もう始めていることを」の意味の
どちらを使っても、文章の意味として伝わるものになります。

※補足② 「不定詞」「動名詞」どちらを使うかで意味が変わるものもある

詳しいことは、今後の記事にて解説予定ですが、

文章の意味を考える時に、
「これから〜」の意味、「もう始めていることを」の意味
を付け加えてみましょう。
きっとニュアンスが変わってくるはずです。

※補足③ would like to … の後は動詞の原形

「would like to… 」を使う機会が多いような感じもしますが、
「like」の部分を、「prefer」「love」「hate」といった単語に
置き換えることも出来ます。

「would」と一緒にこれらの単語を使う時は、
「to」の後は「動詞の原形」を使うようにしましょう。

「would + like/prefer/love/hate + 不定詞」
と考えることも出来ますね。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

I want to eat curry and rice this evening.
今晩はカレーライスを食べたいな。

He tried to read his book, but he couldn’t.
彼は本を読もうとしたけど、出来なかった。

I enjoy playing soccer.
私はサッカーを楽しんでいます。

It has stopped raining.
雨が止んだみたいだ。

He likes getting up early.
彼は早起きすることが好きだ。

He likes to get up early.
彼は早起きが好きだ。

I would like to go to Finland.
私はフィンランドに行ってみたい。

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる不定詞と動名詞の使い分け

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

I would like to play soccer.
サッカーをしたいなぁ。

I would hate to play baseball.
野球は嫌だな。

I prefer to play soccer.
サッカーの方がいいかな。

So, let’s play soccer.
じゃあ、サッカーにしよう。

They decided to play soccer.
彼らはサッカーをすることに決めました。

They enjoyed playing soccer.
彼らはサッカーを楽しみました。

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Q. この記事の要点は?

A. 目的語に「不定詞」と「動名詞」の
どちらをとるかを確認しました。

  • 目的語に「不定詞」を取る
    →「これから〜」の意味を付けられる。
  • 目的語に「動名詞」を取る
    →「もう始めていることを」の意味を付けられる。

※「不定詞」「動名詞」どちらでもいい単語もある。
※「不定詞」「動名詞」どちらかをとるかで意味が変わる単語もある。

未来の意味を付けられるグループ」と「過去の意味を付け加えるグループ
このグループ分けで、「不定詞動名詞」の使い分けを
覚えてもいいと思います。

語呂合わせにするか、単語の意味のグループ分けをするかの違いなので、
自分にとって覚えやすい方法を使って覚えてみましょう。

ちなみに、自分は、語呂合わせを覚えていません。
グループ分けのほうが楽だなぁ。と思ってました。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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次回の文法解説は?

語順に注意する必要がある動詞を、Pick up!

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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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