約1000時間後に難曲が弾ける?ピアノ日記 -独学ピアノ回顧録 13-

独学ピアノ日記

せっかくなら、「何も出来なかった…」と、人生を後悔する前に、
「弾きたいと思った曲をピアノで弾けるようになったら、
やっぱり、楽しそうだ!」
と思って始めた、独学のピアノを、日記として記録しています。

幼少期に、エレクトーンを7〜8年程経験してますが、ブランクは15年以上…
クラシックには、一切触れてこなかったのですが、最近になって、
クラシックの魅力にどハマリし、ピアノは、クラシックを一曲ずつ弾いていきます。

この日記の趣旨は、自分が出来るようになったことを振り返って、
モチベーションを保つため。という個人的なものと、
もう一つは、同じように独学でピアノを始めてみたいという方、
独学でピアノを練習しているという方のモチベーションの維持や、
あまりクラシック音楽に詳しくない。という方にも、
興味を持ってもらえるような、情報を発信するというものです。

今まで知らなかった、クラシック音楽の魅力に気づくきっかけになったり、
「自分もピアノを弾いてみたい!」と思ってもらえたなら、
とても嬉しいです!

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Diary#13:『楽興の時』「 D 780 Op.94-3」
月九ドラマ、「ミステリと言う勿れ」の作中でも使用されていた
クラシック音楽の1つです。
クラシック音楽は、歌詞が無い分、BGMとして活用されることも多く、
ドラマや映画のワンシーンに使われることも多いように思います。
ただ、BGMとして聞き流すことの方が多く、その曲について、
調べることは少ないのではないでしょうか。
曲にまつわる出来事や、作者について知ると、
より、クラシック音楽を楽しむことが出来ると思います。

ここまでの総練習時間、約155〜180時間程

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この曲の作者は誰?

この曲を作った作者に関する情報です。

  • フランツ・ペーター・シューベルト
    (1797年1月31日 – 1828年11月19日)

シューベルトは、オーストリアの作曲家。
シューベルトはウィーン郊外のリヒテンタールで生まれた。
父はアマチュア音楽家で長男と次男に音楽を教えた。

シューベルトは5歳のときに父から普通教育を受け始め、
6歳のときにリヒテンタールの学校に入学した。
このころ、父は末息子のシューベルトにヴァイオリンの初歩を、
また長男イグナーツにピアノを教え始めた。
シューベルトは7歳ごろになると父の手に余るほどの才能を発揮し始めたため、
父はシューベルトをリヒテンタール教会の聖歌隊指揮者ミヒャエル・ホルツァーの
指導する聖歌隊に預けることにした。
ホルツァーは主として感動表現に主眼を置いて指導したという。
聖歌隊の仲間たちは、シューベルトの音楽的才能に一目を置いた。
当時は演奏家として聴衆に注目されなければ音楽家としての成功の機会はない
という時代だったため、しばしば聖歌隊の建物に隣接するピアノ倉庫に
シューベルトを案内して、ピアノの練習を自由にできるように便宜を図った。
そのおかげで、貧しい彼には触れられなかったような良質な楽器で練習、
勉強をすることができた。

この曲は、どんな曲?

この曲に関する情報を調べてみました。

  • 『楽興の時』「 D 780 Op.943

“楽興の時”というのは、19世紀に主としてピアノ曲のジャンルで広まった
キャラクター・ピース(性格小品)の一種で、
これらの初期のものということができる。
シューベルトはこのタイトルの小品を1823年頃に6曲書いており、
作品94として1828年の春に出版された。

第3曲はこの曲集で最も有名な曲。
この曲は1823年に出版された他の作品集に「ロシア風エール」
というタイトルで既に収録されていた。
繰返しを除くとわずか54小節という小さな曲で、
終始一貫して単純な伴奏に乗って旋律が流れる
何の変哲もないように見える曲だが、
愛らしく親しみやすい魅力に満ちた曲である。

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この曲の作者が生きた時代は、どんな時代?

この曲の作者が、どんな時代に生きていたのか。
時代背景を調べてみました。

  • 1801年…トーマス・ジェファーソン、第3代アメリカ合衆国大統領に就任。
  • 1808年…シューベルト、コンヴィクト(寄宿制神学校)の奨学金を得る。
  • 1813年…シューベルト、コンヴィクトを去る。
  • 1815年…シューベルトはこの時期に多くの作品を生み出す。
  • 1822年…ベートーヴェンと知り合う。
  • 1827年…(3月26日)ベートーヴェンが死去。シューベルトも葬儀に参列。

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調べてみて思ったことは…

シューベルトについて調べていくと、興味深い記述も数多くあります。
まず、”シューベルトは明るく開放的で少々鬱のときもあったが、
突然の燃えるような精神的高揚もあった”というもの。
これは、現代で言うならば、双極性障害の特徴の1つではないでしょうか。
実際に、現存するシューベルトの作品と考えられる楽曲は、
およそ1000曲以上もあります。作曲した楽曲の数だけを聞くと、
シューベルトは偉人として、あるいは、天才として考えられると思いますが、
双極性障害の特性を良い方向に生かした例と捉えることも出来ると思います。

シューベルト自身は、31歳で他界しており、
生きている間に1000曲以上書き上げるとなると、
13歳から、作曲をしたと仮定すると、亡くなる31歳まで、
約18年、1年あたり、60曲を作曲。
1年60曲ということは、1ヶ月で5曲。
1ヶ月で5曲ということは、1週間で1〜2曲を書いたことになります。
おそらく彼にとっての作曲は、日々の習慣の1つだったのでしょう。
日々のルーティーンを守っていないと、この数の楽曲を残すことは
かなり厳しいのではないでしょうか。

また、”シューベルト自身は貧しかった”ということ。そのため、
友人たちから、様々な支援を受けていた。ということも興味深いです。
ある意味では、この時代、シューベルトを中心としたコミュニティでは、
シェアリングエコノミーが成り立っていたということでしょう。

シューベルトが生きた時代、現代だと障害と名のつくような特性を活かし、
音楽の世界で生きつつも、経済的には貧しいことから、
周りの人たちに助けてもらいながら生きていく。
そして、それが出来るだけの人脈があった。
それは、ある意味では理想的な生活なのではないでしょうか。

現代に置き換えると、双極性障害の特性を活かすことは困難で、
経済的に貧しくなってしまうと、孤立が深まってしまう。
コミュニティと呼べるようなものに属することも少ないことを考えると、
果たして、一人の人間の人生として、過去と現代のどちらが
理想的なのだろうか。もちろん、幸せかどうかは、人それぞれなので、
「幸せ」については考慮しないけれど、少なくとも、シューベルト自身が、
生きづらさを感じることは、多少あったとしても、
そこまで生き辛くはなかったのではないだろうか。

「生きづらさ」を感じることの多い現代においては、
未来に答えがあるように錯覚しているかもしれないけれども、
実は、過去の偉人と呼ばれる人や、その周りの人のあり方を考えると、
少し、生きるためのヒントとなるものが分かりそうな気もします。

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この曲を振り返ってみて思うこと

この曲自体は、弾いていて楽しい感じを味わえると思います。
弾けるようになるまでに意識したことは、
フレーズごとにしっかりと弾けるようにするという単純なものです。
どの楽曲もそうですが、1フレーズを丁寧に弾けるようにする。
それを積み上げて1つの曲に仕上げるということを繰り返す過程を
いかに楽しむか。といったことがピアノの醍醐味だと思います。

自分がこの楽曲を練習していて感じた光景は、
「兄弟、あるいは姉妹が夕方追いかけっこをしながら
帰路につく。」そんなワンシーンです。
人それぞれ、異なった風景を思い浮かべることが出来ると思います、
大勢が円になって踊っている風景を思い浮かべる人もいるでしょう。
そんな、自分なりに感じたワンシーンを思い浮かべながら、
1つの曲を仕上げても面白いのではないでしょうか。

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あなたの周りに、
「いつまでも若々しい」「いつも元気で活き活きしている」
そんな人はいませんか?

なぜ、あの人はいつまでも若々しいのでしょう?
もしかしたら、いつも新しいことに挑戦しているからかもしれません。

挑戦と聞くと、気後れしてしまうかもしれませんが、
言い方を変えると、挑戦、それは、脳トレです。

実は、新しいことに挑戦するとき、脳は一番活性化するのです。
ただ、脳トレと言っても、「何をすれば良いのか分からない」
そんな人もいるかもしれません。
脳トレをしたいけど、何をしようか迷っている。
そんな人に、今、脳科学的に良いとされている趣味があります。

それは、ピアノです。

テレビでよく見かける人気の脳科学者の方が
「脳トレにはピアノが最適」と話しています。

なぜ、ピアノは脳トレに良いのでしょうか?

実は、

ピアノ演奏は右脳や左脳、運動神経を鍛えたり、
落ち着いた穏やかな気持ちで生活できるように
助けてくれる力があるそうなんです。

手は『第2の脳』と言われています。

なぜなら、手は全身の感覚器官の中でいちばん敏感な部分で、
脳(大脳皮質)の面積も一番広いのです。

そのくらい、手と脳は密接に関わっています。

ですから、もしあなたが

「最近もの覚えが悪くて・・・」
「昨日の夕食もすぐに思い出せない」

と、脳の衰えを感じていらっしゃるのなら、

ピアノを通して、この第2の脳である
手=指先を鍛えることをお勧めいたします。

実際に、ピアノを弾くと脳にどんな刺激があるのでしょうか?

ピアノの優れたところは、脳全体を一度に鍛えられる点です。

ピアノを演奏するには、メロディだけでなく、
曲のテンポや音の高さ、
曲の構成などを分析する力がなくてはいけません。

これは、左脳の働きです。

ですからピアノは、右脳だけでなく左脳もいっしょに
働かせることによって
すばらしい演奏ができるのです。

また、右脳と左脳を同時に使うことによって、
脳の持つ能力が最大限に発揮できると言われています。

つまり、ピアノは、あなたの脳を活性化し、
運動神経も活発にします。

脳のたくさんの部分を一気に使うので、
これほど効率よくできる脳トレはないのですね。

だからこそ、脳科学者は
「ピアノが脳トレに最適な趣味」と言っているのです。

しかし、ここで壁があります。

「音楽なんてやったことないし・・・」
「カラオケは得意だけど、楽譜は全く読めない」
「そんなに指が動かない」
「ピアノ教室がどこにあるのか分からないし」

そうなんですよね。

あなたが幼い頃からピアノを弾いていたならともかく。

初心者であれば、ピアノをいきなり始めるのはちょっと・・・
と思ってしまうでしょう。

ところが、そんなあなたにもピッタリの練習方法があります。

・わざわざピアノ教室に出向いて行く必要がない
・覚えに自信がなくても、同じレッスンを何度でも
繰り返し受けられる
・ドレミが全く読めなくても両手でピアノが弾ける
・好きな時間に好きなだけレッスンできる

好きなときに、好きなだけ、
繰り返し同じところを練習できたなら、
きっとピアノの腕前もグングンと上達しそうですよね。

このレッスンDVDは、初めてピアノに触る方のために、
ピアノの弾き方を1から丁寧に解説しています。

ピアノって難しいイメージがありますよね。
でも、あなたがやることは、とってもカンタンです。

自宅で暇なときにDVDを見るだけです。

「見る」「聴く」「弾く」の3ステップに沿って
内容を実践するだけで良いのです。

自分の好きな時間にマイペースに練習をするだけで、
たったの30日で憧れのピアノが弾けるようになります。

「楽譜が読めない」

「音楽の知識がない」

「指が動かない」

というのも全く問題ありません。

講師の海野先生は、初めての方でも取り組めるように、
手の構え方、楽譜の読み方、音楽の知識を

本当に親切に一から教えてくれています。

受講生の多くが弾けたポイントとして、

・繰り返し同じレッスンができるので、覚えが悪くても大丈夫。
・ドレミが読めなくても弾けるので、簡単に弾ける。
・聞いたことのある曲だから弾きやすい。
・先生が優しいので取り組みやすい。
・好きな時間に練習できるので効率が良い。

などを挙げていらっしゃいます。

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