2022 5/30~6/5 効率良く物事を進めているだけのに…

今週は、雨が多くて、テンションも上がることはなく、
何より、だいぶストレスが溜まったような気がする。
そんな中思ったことは、「型に当てはめて考える」とは?
ということ。確かに仕事でもなんでも「型」は大事。
だけれども、なんでも「型」に当てはめれば良いってものでもない。
今週は、そんな「型」がテーマ。

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右も左も分からないなら、「型」は大事

これは、何かを始める時には、必ず言われることでもある。
「この通りにやりなさい」
言わば、「型」を教え込む作業。
「型」は、その道を極めた人が、余計なものを削ぎ落として、
残った大事なもの。という認識が自分にはある。

だから、何かを始める時には、必ず上手な人や参考になる人を
1人だけ決めて、真似をする。これが第一歩。

この真似をする対象を選ぶことも大切なのだけれども、
最近では、SNSが主流になり、世界のトップレベルの人を
簡単に参考に出来るからありがたい。

趣味だろうとなんだろうと、この「型」を真似する段階は、
確かに大事ではある。
ただ、「型」通りのことしか出来なくなってしまうと、
面倒なことになる。

ついでに言うと、「型」にもなってないものを参考にするなんていう
馬鹿げたことは、時間の無駄にしかならないとも思う。
レベルの高い「型」を身につける。
これは前提のお話。

「型」を身に付けた後は、…

この「型」やら何やらは、『鬼滅の刃』でも言っていたような
そんな気もするから、もう遠い昔のような感じがある。

とにかく、「型」を一旦定着させた後にすべきことは、
試行錯誤や、工夫、「型」を応用させるという段階で、
この過程を辿らないと、知識や技術といったものが、
本当の意味で「自分のもの」にならない気がする。
試行錯誤する過程で、なぜその「型」になったのかを
理解することが出来ることもある。

この、試行錯誤を経て出来上がったその人だけの「型」は、
周りから見ると、一般的な「型」からは外れた、言わば、
「型破り」な状態なのだが、当の本人は、そんなことは思っていない。
「型破り」も極めると、唯一無二の「型」になり得るからだ。

そんな「型破り」を傍から見ている人の中には、
「型」を定着させてないなんて、ありえない。
と非難するものもある。そこには、一片たりとも配慮がない。

多様性や思考の幅を持つことは大切だと謳ってはいるものの、
一様な「型」に当てはめようとする作業には、「思考の幅」がない。
むしろ、一様な「型」に当てはめることでしか考えることが出来ないのだ。
と憐憫の情を抱くことになる。

この世界には、様々な「型」が存在する。
マクロで見たら「国」という型。
ミクロで見たら、その狭い社会でしか通用しない「ルール」もそう。
「型」に当てはめることで解決を図ろうとすることの何と多いことか。

「型」に当てはめようとする人に合わせることは、
正直、無駄に思えてくる。

「型」に当てはめることで解決を図ろうとする人たちは、
言わば、「思考することを放棄した人」と極論を言ってみる。
そんな人達は、「型破り」な人に対して、なぜその行動を取るのか
理解が出来ないのだと思う。そうなると、もちろん「配慮」も出来ないだろう。

「配慮」という能力が無くなっていってしまうと、衰えを感じざるを得ない。
ただ、「思考する」という能力の欠如は、そのまま、その人の能力の低さを
表すのではないかとも思う。きっと、一番わかりやすい指標だろう。

物事を効率良く進めようと思うなら、
「型」を身に付け、「型破り」になる必要があると思う。
そうなると、「思考の幅」というものは大切になるだろう。
「思考の幅」が無いなら、効率を求められない。
効率良く物事を進めようとしている中で、
「型」に当てはめられるのは、なかなか腹立たしいものがある。

もちろん、「自分がそう思われていることもある」
と思っておくことも必要だと思う。謙虚な姿勢とはそういうものだろう。
ここらへんは、フランスの哲学者、サルトルに任せましょう。

まとめ

もはや、ただのストレスのはけ口みたいな感じだったけれども、
言いたいことは、
「効率を求める思考力は大事」
「自身の能力を把握する謙虚さも大事」
という2点。

極力無駄を省くことは大切だし、労力を省くことも大事。
無駄なことをしているのに、社会的立場に守られている人を見ると、
虫酸が走る。

そんなストレスを抱えた週だった。というね。
5月が終わり、6月になってきて、梅雨時期と重なって、
ストレスが溜まってくる時期なのでしょう。
上手にストレスを発散しながら、一日一日を大切にしたい。

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