2022 6/6~6/12 リスクは常に遠近法で描かれるようで。

今週の出来事を振り返った時に、
意外と何もないなぁ。と思っていても、
意外と何かがあるのが世の常のようで。
今週は、自分にとっては、「リスクに対するバイアス」が
キーワードとなっていた週だったようです。

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リスクと欲は、常に隣り合わせ

世の中で起こったニュースなんてものは、
あくまで、ただの結果なのだと認識することは、
大事なのかもしれないけれど、そこは人間らしく、
結果に対して、一喜一憂することも普通にある。

とりわけ、不祥事やら、失言やら、もしくは、
行動すべきなのに責任転嫁しようとするその態度を、
結果だけ切り取って見ると、腹立たしくなる。
この反応は、実に人間らしく思える。

ただ、人は楽をしたがる生き物であるのも本質で、
ニュースやらの結果の奥の方には、必ず、
その行動を取るに至った背景が存在する。
背景というと、陰謀論みたくなってしまって嫌だけれど、
要は、結果はある程度想像出来たはずなのに、それを防ごうとしなかっただけの、
利益なり損得勘定が働いていたのだろうということだ。
利益やら損得勘定というと、お金と結びついてしまうけれど、
結局の所、その結果を甘んじて受けても良いと思えるだけの、甘い蜜が
きっとリスクの隣に佇んでいたのだろうと。

リスクとリターンを考慮した時に、
楽が出来るリターンやら、欲を掻き立てるリターンがあると、
人はどうやら理性を失うようで、合理的な判断が出来なくなるのは、
ニュースを見ていると常に実感できる。
どんなに合理的に行動しようと考えていても、欲に負ける様子を鑑みるに、
人も結局の所、動物なのだと実感せざるを得ない。
TPOくらいはわきまえてくれないかと、常々思う。

将来起こるかもしれないデメリットは…

これは、歯周病にまつわることを話していた時のこと。

A.今、紅茶を飲むことで、虫歯を防いだり、歯を丈夫に保つか、
B.今、何もしないで、将来、歯の本数が半分になるのか

紅茶にそんな効能があったことを最近知ったので、
改めて、紅茶記事の方でもまとめてみようかと思うけれど、
とりあえず、気になる方のために、リンクを載せておきます。
(紅茶の口腔環境改善作用について↓)
(https://www.ochalabo.com/power/btp_oral.html)

さて、AとB、冷静に考えたら、将来の歯の本数が減るのは避けたいところ。
紅茶を飲むデメリットは、ステインが歯に付くことかな?
どちらのデメリットを受け入れるのかということだが、
案外、ステインが歯に付くのが嫌だという人は多いのではないだろうか。

結局の所、ちゃんとしたデンタルケアの知識を身に付けましょう。
ということになるのだが、ここで注目したいのは、
将来のリスクか、目先のリスクか。ということ。
目先のリスクは、すぐに訪れるものだから、かなり大きく見えるけれど、
将来のリスクは、遠くにある分、大きくても小さく見えてしまっているかも。
というお話。まさに遠近法。今週のテーマ。バイアスの一種。

遠くにあるリスクを身近に感じるには

この問に対する答えは、やはり、「明日この世からいなくなるとして、
今自分がしていることは、本当にやりたいことなのか」
という、問いかけをする。というものだろう。

問題に対して問題で返す辺り、禅問答のように思えるけれど、
結局、それしか方法はないように思える。
ジョブズの問は「身近にないものを身近に感じるための方法」だ。
人は死を恐れるあまり、そのリスクは全力で回避しているけれど、
一旦、そのリスクがあることを考慮に入れないと、
人生において、やりたいことをやれずに一生を終えてしまうという
後悔の念が押し寄せてくるように思える。

常々、そんなことを考えるのは苦労するから、
結局の所、隣りにある「楽をする」という選択肢を選ぶ。
人の選択は常に揺蕩っている。
時には、選ぶことも億劫になるだろう。
ここらへんは、シーナ・アイエンガー。

まとめ

今週感じた、リスクに対する認知的な歪み、すなわちバイアスは、
正常性バイアス辺りだろう。
(正常性バイアス:自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価したりするという認知の特性のこと。)
(参考記事:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%B8%B8%E6%80%A7%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9

自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価…
人は、真実を知ることが出来るほど強く出来てないのが普通かもしれない。
真実は、時として残酷なほどに人の心を傷つけるから。
きっとこのバイアスも、悪いものではなく、
心を正常に保つための、一種の防衛本能的なものなのだろう。

イカロスの翼が元ネタ。
「太陽に近づきすぎた英雄は、蝋で固めた翼をもがれ、地に落ちる。」

真実を知りすぎると、意外と、自分にとって不都合なことが
多くあって、心がへし折られることを表しているという解釈もありそう。

そうやって、一度折られた心はもう、元には戻らないと思うけどね…
真実に立ち向かう勇気の刃は、実は自分に向いているといったところか。

今週は、そんなバイアスを感じた一週間だった。
遠い将来に何が転がっているのかは分からないけれど、
とりあえず、今、この瞬間はかけがえのない時間だということを
再認識して、また一日一日を生きていこう。

今週の振り返りはここまで。

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