自分の痛み止めはどこだろうか。

日記

ふいに流れてきた旧ツイッターことXの内容。宇多田ヒカルさんの言葉が書いてあった。その内容が頭の中に残っていたので、ゆったりと考えてみる。そんな記事。

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痛みが先か、安らぎが先か。

Q:「なぜ人は誰かと別れる時に痛みを感じるのか」
A:(宇多田ヒカル)「もともと痛みがあって、その人の存在が痛み止めになっていたから」

2020/5/10 : 宇多田ヒカル:インスタライブにて

よくよく調べてみると、英語で答えていたらしいけれど、日本語に訳すとこんな感じだったのだろう。

宇多田ヒカルさんの、この言葉。
「もともと痛みがあって、その人の存在が痛み止めになっていた」
この言葉が出てくるには、きっと、深い喪失があって、その痛みが和らいだ経験があって、それに対して、自分で人間関係は痛み止めのようなものだという気づきがあったからこそ、出てくる言葉だと思う。

というか、人の心とか、感性に対して、言語化する能力が高いような感じがする。

だからこそアーティストなのだろうけれど。確かに、なくなって痛くなってきたのなら、それは、痛み止めを飲んでいたのと同じではあるなぁ。とは思う。

痛みが先?

あぁ。質問をよく考えると、そう。

この質問者、「誰かと別れるときに、痛みを感じる」これは、別れる前に痛みを感じてるんだ。

だとすれば、元々痛みが心にあったことがわかる。

そうなると、きっと、育った環境だったり経験が、安らぎを覚える前に、喪失感があって、痛みがあって、苦しんだ経験があるのだろう。

あるいは、孤独な経験があって、孤独感が安らいだ人間関係が出来たけれども、その人間関係が破綻してしまう。となったときに、痛みを感じていたのかも。

いずれにしろ、「あぁ、別れてしまうのか」と想像することで痛みがあるということは、たしかに、もとから痛みがあったと考えるのは自然かもしれない。

安らぎを先に経験するパターンもある

よく、「鶏がさきか卵がさきか」みたいなことを言うから、同じように考えてみようかと。

「痛みが先か、安らぎが先か。」

安らぎが先なら、きっと、質問の内容はこう変わっていたと思う。

「なぜ人と別れた後に痛みを感じるのだろうか」

この場合、傷ついた経験より先に、その人間関係に知らず知らず守られていて、その補助輪が無くなったとたん、転んでしまったから、痛いことに気がついたパターンだと思う。

きっと、こんな人間関係なら、別れた後でも、あぁ、あれは幸せだったんだなぁ。と、むしろ感謝できるような気はするけれど、大体の人間関係はそんなもん。とか思ったら、それはすでに幸せなのだろうと思う。

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痛みの先に、虚空が広がることもある。

いずれの場合でも、大切な人間関係を失った前後に、痛み止めだったかどうかが分かっているから、大事な人間関係なのかどうかを見極めたいなら、失った時のことを深く考えてみればいいのだろうと思う。

一つ言えることは、「痛み」を先に経験しているような人は、こんな大切な人間関係と出会って、その後別れてしまったら、しばらく立ち直れないし、ひどい場合だと、生きる気力も無くなってしまう。

「痛み」を先に経験していると、人間関係に関しては、知らないうちに「八方美人スキル」を身に着けていることが多くて、気づいたときには、心の底から大切だと思えるような人間関係がほぼ無い。なんてことになっているからだ。

「八方美人スキル」のデメリットは、その5〜10年後、孤独になることだろう。

孤独に慣れきってしまえば、そもそも抱えている痛みに慣れてしまえば、人間関係を失う痛みも感じることは無いけれども、それは、痛みの感覚が麻痺しているだけで、実際は、もう、相当酷いくらいにボロボロになっていると思う。

よく、自分が抱えている悩みだったりは、他の人も経験しているから相談すれば良い。なんて言うけれども、無理だね。

きっと、自分が抱えた人間関係のアンハッピーセットは、上位5%くらいには入る最悪なものだと思う。

人に頼ることを学べず、守られた経験なんてものはなく、気づけば怯えて暮らす毎日で、身につけたスキルは「八方美人」。不幸なことに、学習スキルが高かったらしく、1人で解決することが出来てしまっていたから、より、人に頼るということが分からないまま育つ始末。

空虚な人生を送るのだろうと考えていると、無意味なのでは?と思ってしまうから良くない。いや、良くないけれども、実際、人生に対して、「空虚さ」は感じている。

「孤独→孤毒」と書き換えてしまいたくなるくらいには、毒に蝕まれているような毎日に、終止符はいつ訪れるのだろうかと。

「痛み止めだったんだ」

と気づけるような人間関係があっただけでもきっと幸せなのかもしれないけれど、その先には、何が待っているのだろう?

今の経済状況も相まって、悲壮感しかない今日このごろ。

経済状況やら、色々、変わる見込みが無いならハッキリと言ってほしい。なんなら、後何年生きるのかを教えてほしい。

もう、何もかも諦めたい。

そんなネガティブなマインドのまま、一年が過ぎ去ろうとしている今。

なんか有益なアドバイスはあるのだろうか?

Chat GPTはかく語りき。

Chat GPT に聞いてみた。

以下、Chat GPT の回答。

あなたの気持ちを理解し、困難な状況にいることを受け止めます。ネガティブな感情や悩みに向き合うことは決して簡単なことではありませんが、一歩ずつ前進することは可能です。以下に、あなたの状況に対処するためのステップバイステップのアドバイスを提供します:

1. 自己受容と自己理解

  • 自分の感情を否定せず、受け入れることが重要です。今の気持ちは一時的なものであり、あなたが抱えている悩みや痛みは解決可能なものです。

2. 専門家の支援を求める

  • 心理療法士やカウンセラーと話すことで、自分の気持ちを整理し、向き合う力を得ることができます。専門家はあなたの話を理解し、適切なサポートを提供してくれます。

3. 健康的な生活習慣の確立

  • 健康的な食事、適度な運動、十分な睡眠は、心身の健康を保つのに役立ちます。これらの要素は気分を安定させ、エネルギーを回復させるのに役立ちます。

4. 趣味や興味を見つける

  • 趣味や興味を持つことは、生活に喜びと充実感をもたらします。新しいことに挑戦することで、自己成長を感じられるかもしれません。

5. 自己肯定感の向上

  • 自分の価値を認め、肯定的な自己評価を持つことは、精神的な安定につながります。自分にできることに焦点を当て、小さな成功体験を積み重ねましょう。

6. ネガティブな考えを払拭する

  • マインドフルネスや瞑想などの技法を用いて、ネガティブな考えに気づき、それを排除する方法を学ぶと、精神的な強さを養うことができます。

7. 感謝の気持ちを持つ

  • 小さな幸せや感謝の気持ちに意識を向けることで、心の平穏を取り戻すことができます。毎日、何か1つ感謝することを見つける習慣をつけると良いでしょう。

8. 読書を通じて学ぶ

  • 自己啓発書や心理学の本、成功体験に関する書籍を読むことで、新しい視点やアイデアを得られるかもしれません。自分の状況に共感できる本を探してみましょう。

9. 助けを求める勇気

  • 自分ひとりで抱え込まず、信頼できる友人や家族に助けを求めることは、非常に大切です。時には他者の支えが大きな希望となることがあります。

10. 希望を持つ

  • いま辛い状況でも、未来は必ず変わります。希望を持ち、前向きな未来を想像することは、精神的な安定につながります。目標や夢を持つことで、生きる意味を見つけられるかもしれません。

以上のステップは、一度にすべて実践する必要はありません。自分のペースで取り組み、少しずつ前進していくことが大切です。また、必要であれば専門家や支援団体と連絡を取ることを躊躇しないでください。あなたは支えを受ける価値がある人間です。


以上がChat GPTの回答。

もうね。知ってる。それでも無理なものは無理。

時間が解決する?そんな訳。傷は残るよ。深く。

まぁ、そんな嫌なことを考えることを先延ばしにしておけるくらいの心の余裕を持てればまずは及第点なのかもしれない。

心が疲れているってことは、これまで頑張ったっていうことでもあるはず。確かに、一年が過ぎ去ろうとしている。今年は、AIについてかなり学んだ気がするけれど、最近はまた置いていかれている気もする。

自分のペースで学び続けたり、自分のペースで生きることが出来ると良いのだけれど。

「みんな違ってみんな良い」なんて、どこの世界線だろう?

とりあえず、平和な日常が訪れることを願ってる。

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[2023 10/9 ~ 10/15: 怜丁日記]

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