May と Might で表現できることとは… 英語文法解説 上級編 part 17

文法解説-上級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第17回:May / Mightを活用する

「かもしれない」という意味が基本ですが、
どういった場面で活用出来るでしょうか?

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

May/mightの使い方

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May / might の基本的な使い方

英語の助動詞の中でも、May と Might は頻繁に使われる単語です。この2つの単語は、似た意味を持っていますが、微妙なニュアンスの違いがあります。以下では、May と Might の基本的な使い方と注意点を解説します。

【May の使い方】

  1. 許可を尋ねる時
  • May I use your phone, please? (電話を使ってもよろしいですか?)
  • May I ask you a question? (質問してもよろしいですか?)
  1. 可能性を表す時
  • It may rain tomorrow. (明日は雨が降るかもしれない。)
  • He may be busy. (彼は忙しいかもしれない。)
  1. 推量を表す時
  • She may be home by now. (彼女は今ごろは家に帰っているかもしれない。)
  • The train may have already left. (列車はもう出発しているかもしれない。)
  1. 依頼をする時
  • May I have a glass of water, please? (水を1杯いただけますか?)

【Might の使い方】

  1. 可能性を表す時
  • It might rain later. (後で雨が降るかもしれない。)
  • I might go to the party. (パーティーに行くかもしれない。)
  1. 推量を表す時
  • He might be at home. (彼は家にいるかもしれない。)
  • They might have already left. (彼らはもう出発しているかもしれない。)
  1. 提案をする時
  • You might want to try this restaurant. (このレストランを試してみたらどうですか?)
  • We might consider changing our strategy. (戦略の変更を考えるかもしれない。)

注意点

  • May と Might は、可能性や推量を表すときに使われるため、完全な確信を持っている場合には使用されません。
  • Might は、May よりも可能性が低いことを表現する場合に使用されます。
  • May と Might は、疑問文や依頼文での使用が多く、一般文ではあまり使われません。

以上が、May と Might の基本的な使い方と注意点です。

may/might の基本的な用法

May / Might の細かい活用方法

  • 「May」と「might」は、可能性について話すときに似た意味を持ちますが、正式な文章や学術的な文書では「may」を好んで使用します。
  • 未来に何かをする可能性を表す場合は「might」を好んで使用します。
  • 可能性について質問する場合は、「may」を使用せず、代わりに「could」や「be likely」を使用します。
  • 過去の典型的な事例について話す場合、文体がフォーマルで文学的な場合は、「might」を使用することができます。
  • 欠点や制限を補うために、前置きをする場合、「may / might not + 動詞の原形, but…」または「may / might not have + 過去分詞, but…」という形式を使用します。
  • 過去、現在、未来に起こり得る出来事について話す場合、「may/might + have + 過去分詞」や「may/might + be + -ing」を使用します。これと同じ意味を表す時には、「could」を使うことも出来ます。
  • 過去の一定期間における可能性のある状況や活動について話す場合、「may / might have been + -ing」を使用します。

具体例

  1. 正式な文章(Formal language)
  • The study suggests that the use of social media may negatively impact mental health.
  • In the future, I might consider going back to school to pursue a degree in psychology.
  1. 可能性について質問(Questioning possibility)
  • Could it be that the train is delayed again?
  • Are you likely to attend the conference next month?
  1. 過去の事例(Formal or literary past tense)
  • Shakespeare’s plays might have been performed outdoors during his time.
  • People might not have had access to clean drinking water in the past.
  1. 欠点などの前置き(Compensating for limitation or weakness)
  • The restaurant may not have the best atmosphere, but the food is delicious.
  • The car might not have the latest technology, but it’s reliable and fuel-efficient.
  1. 可能性(Possible events in the past, present, and future)
  • She may have already finished the project.
  • He might be running late for the meeting.
  • They may have been hiking in the mountains all weekend.

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Q. この文法はどうやって使うのでしょうか?

A. 今回文法を活用した会話文を見てみましょう。

Hey, have you seen my keys anywhere? I can’t find them.
(ねえ、私の鍵どこにあるか知らない?見つからないんだ。)

I’m not sure. You might have left them on the kitchen counter this morning.
(分からないな。朝、キッチンカウンターに置いたんじゃない。)

Hmm, I checked there already. Could they be in the bedroom maybe?
(うーん、もう探したけど、そこにはなかったんだ。寝室にあるかな?)

They might be, but you could also try checking in your bag.
(そうかもしれないけど、バッグの中を確認してみたらどうかな。)

Good idea. I might have put them in there without realizing.
(そうだね。気づかずにバッグに入れてしまったかもしれないし。)

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Q. この記事の要点は?

A. May / Might の使い方を確認しました。

MayとMightは、可能性や推量を表す際に使われ、疑問文や依頼文での使用が多いです。Mightは可能性が低いことを表現する場合に使われ、また、文章の形式によって好まれる助動詞が異なります。さらに、前置きや過去の期間における可能性のある状況について話す際には、特定の形式が用いられます。

次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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