第４８回：「How long does it take ~?」を使いこなす
この表現の後に使う言葉次第で、
３通りの意味を使い分けることが出来るようになります。
Q. この記事で、一番大事なことって何？
A. 大事なことを、１枚の画像にまとめました。
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Q. どうすれば意味の使い分けが出来るようになるの？
A. 「How long does it take」の後に、
①「from ~ to …」②「to + 動詞の原形」③「人 + to + 動詞の原形」
のどれかを使うようにする。
１つずつ意味を確認してみましょう。
「from ~ to …」を使う
- 「How long does it take from ~ to …?」
：〜から…までどのくらい時間が掛かりますか？
この表現は、ある場所から、別の場所まで移動するのに
どれくらい時間が掛かるのかを尋ねています。
「from ~ to …」という言葉を付け加えて、
「〜から…まで」という意味にしています。
この質問に答える際には、
「It takes + 掛かる時間」
の語順にすれば大丈夫です。
「to + 動詞の原形〜」を使う
- 「How long does it take to + 動詞の原形〜？」
：〜するために、どれくらい時間が掛かりますか？
「何かをする」のにどれくらい時間がかかるのかを尋ねる表現になります。
「to + 動詞の原形」を付け加えることで、
「〜するために」の意味を付け加えています。
この質問の場合、「does」の部分を「did」や「will」に変えることも出来るので、
答える際には、聞かれた時の形に合わせることが大切です。
「人 + to + 動詞の原形〜」を使う
- 「How long does it take + 人 + to + 動詞の原形〜？」
：「人」にとって〜するのは、どれくらい時間が掛かりますか？
先程の表現と似ていますが、
「to + 動詞の原形〜」の部分を「人 + to + 動詞の原形〜」に変えることで、
「人にとって」という意味を付け加えています。
先程の表現と同じところは、
「does」の部分を「did」や「will」に変える
というところです。答える際に、気をつけるようにしましょう。
この表現は、文中に「人」が入っているので、
語順に注意するようにしましょう。
「人」を使う場合の注意点
- 「人」の部分は、「人称代名詞もしくは、名前」を使いましょう。
- 人称代名詞を使う時は、「目的格」（me/her/himなど）を使いましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの？
A. 例文を何個か書いておきます。
How long does it take by plane from Tokyo to New York?
飛行機で東京からニューヨークまでどれくらい時間が掛かりますか？
It takes about 13 hours.
だいたい、13時間くらい。
How long will it take to complete this task?
この仕事を終わらせるのに、どれくらいの時間が掛かるでしょう？
I think it will take about 3 hours to finish.
終わらせるまで大体3時間くらい掛かると思う。
How long did it take him to get to work this morning?
彼は、今朝職場に着くまでにどれくらいの時間が掛かったのでしょう？
I heard It took him an hour to get to work this morning.
今朝は職場まで1時間掛かったって聞いたよ。
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの？
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足：イラストの日本語訳
How long does it take on foot from your house to the station?
あなたの家から駅まで、徒歩でどれくらい掛かりますか？
It takes about 10 minutes on foot.
徒歩10分くらいかな。
How long does it take to read novels?
小説を読むのに掛かる時間はどれくらい？
It takes about a week.
一週間くらいかな
How long does it take you to eat dinner?
夜ご飯を食べるのに、どれくらいの時間が掛かる？
It takes me about an hour.
大体1時間くらい。
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Q. この記事の要点は？
A. 「How long does it take ~」を基準に、
様々な表現に活用してみました。
時制の使い分けには気をつけておくようにしましょう。
3つある表現を、いつでも使い分けられるようになると、
相手の答えを聞いた後で、
計画や予定を立てることが出来るようになりますね。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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