塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第79回:「some/any/no」+「body(one)/thing/where」

今回は、「some/any/no」を、「body(one)/thing/where」
という言葉の前に付けた時に、一個の単語として、
どのような意味になるのかを確認します。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

Q. そもそも、どんな単語があるの?
A. 「someone(somebody)」「something」「somewhere」
「anyone(anybody)」「anything」「anywhere」
「no-one / nobody」「nothing」「nowhere」
これらの言葉を扱います。
前回の内容で扱った単語もありますが、
もう一度、確認してみましょう。
「誰か」「誰も〜ない」
- somebody (someone):誰か
- anybody (anyone):誰か
- nobody (no-one):誰も〜ない
それぞれの単語の基本的な意味は、このようになります。
ちなみに、前回までの内容で、「not + any」=「no」
になることは確認しました。
今回は、「some-」をどう使うのか。ということも
確認してみましょう。


- There is somebody in my room.
(誰かが私の部屋にいる) - There is not anybody in my room.
(私の部屋には誰もいない) - There is nobody in my room.
(私の部屋には誰もいない)
このように、「some」は、
「not」と一緒に使われることはありません。
また、疑問文で使われることも、一部を除いて、
ありません。
「何か」「何も〜ない」
- something:何か
He said something.
(彼は何かを言った。) - anything:何か
He did not say anything.
(彼は何も言わなかった。) - nothing:何も〜ない
He said nothing.
(彼は何も言わなかった。)
「どこか」「どこにも〜ない」
- somewhere:どこか
I want to go somewhere in this city.
(この街のどこかに行きたい。) - anywhere:どこか
I do not want to go anywhere in this city.
(この街のどこにも行きたくない。) - nowhere:どこにも
There is nowhere to go in this city.
(この街には(人が行けるような場所は)どこもない。)
基本的には、「some」と「any」の使い分けが出来れば、
今回の内容も大丈夫だと思います。
「not + any」=「no」になることも活用できるので、
文を作る際に、上手に活用出来るようにしましょう。



※補足
「someone(somebody)」「something」「somewhere」
「anyone(anybody)」「anything」「anywhere」
「no-one / nobody」「nothing」「nowhere」
これらの言葉の後ろには、「形容詞」や、
「不定詞(to + 動詞の原形)」が続くことが多いです。
ex) somewhere interesting / something to eat …
語順に気をつけるようにしましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。

What are you doing here ?
ここで何をしているの?

I’m waiting for someone.
だれか人が来るを待っているの。

Why are you standing ?
なんで立っているの?

Because there is not anywhere to sit.
座るところがないから。

Would you likesomething to drink ?
何か飲み物はいかがですか?

Yes, please. I would like a cup of tea.
紅茶を一杯おねがいします。
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

補足:イラストの日本語訳

There is nobody in this room.
部屋には誰もいない。

I have nothing to do, but I don’t want to go anywhere today.
何もすることないけど、どこにも行きたくない。

He didn’t have anything to do today.
今日は何もすること無かったんだ。
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Q. この記事の要点は?
A. 「someone(somebody)」「something」「somewhere」
「anyone(anybody)」「anything」「anywhere」
「no-one / nobody」「nothing」「nowhere」
これらの言葉の使い方を確認しました。
- some は肯定文で
- any は疑問文や否定文で使う。
- 「not any」=「no」になる
これらのルールを守って
様々な文を作れるようにしましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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