塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
と評判の英文法解説を、記事にしました。
参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。
簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。
中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策、
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
ぜひ、ご活用下さい!
第132回:「動詞+前置詞」の形を作る熟語「to/at」編

今回は、「動詞+前置詞」の形を作る熟語を確認します。
今回使う前置詞は、「to」と「at」です。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

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Q. 今回の熟語、覚えるコツはある?
A. 「to」の、どこかへ向かっている様子だったり、
「at」の場所を指すイメージを
理解していると分かりやすいです。
「動詞+to」の形を作る熟語
- talk/speak to + 人:人に話しかける
ex) Who was that man you were talking to?
(あなたが話しかけていたあの男性は誰?) - listen to … :…を聞く
ex) We spent the evening listening to music.
(私達は音楽を聞いて夕方を過ごす。) - apologize to + 人 (for …):…のことで、人に謝る
ex) They apologize to me for what happened.
(彼らは、起こってしまったことについて、私に謝った。) - explain … to + 人:…を人に説明する
ex) Can you explain this word to me?
(この言葉を私に説明出来ますか?) - explain/describe (to + 人) + what/how/why…
:何が(どのように・なぜ)…なのか人に説明する
ex) Let me describe to you what I saw.
(自分が見たことを説明させて下さい。)
「to」を続けない動詞もある。
- phone/call/e-mail/text + 人
:人に電話・メールをする
ex) I called the airline to cancel my flight.
(私は自分の航空券のキャンセルをするために電話をした。) - answer + 人(もの):人(もの)に答える
ex) He refused to answer my question.
(彼は私の質問に答えることを拒否した。) - ask + 人:人に尋ねる
ex) Can I ask you a question?
(質問をしてもよろしいですか?) - thank + 人 + (for …):人に感謝する
ex) He thanked me for helping him.
(彼を助けたことに対して、彼は私に感謝した。)
「動詞+at」の形を作る熟語
- look/stare/glance at … (have a look/take a look at)
:…を見る・じっと見る・ちらっと見る
ex) Why are you looking at me like that?
(あなたはなんでそんな風に私を見ているの?) - laugh at …:…を笑う
ex) I look stupid with this haircut. Everybody will laugh at me.
(この髪型変だよね…皆私を笑うだろうなぁ…) - aim/point (…) at 〜:…を〜に向ける
ex) Don’t point that knife at me. It’s dangerous.
(そのナイフを私に向けないで。危ないから。)
「to」を続けるか「at」を続けるかで意味が変わるもの
- shout at + 人:(怒っているとき)人に怒鳴る
ex) He got very angry and started shouting at me.
(彼は激怒して私に向かって怒鳴り始めた。) - shout to + 人:(他の人が聞こえるように)叫ぶ
ex) He shouted to me from the other side of the street.
(彼は道の反対側から私に向かって叫んだ。) - throw … at 〜:(〜にぶつけるために)投げる
ex) Somebody threw an egg at the minister.
(誰かが大臣に向かって卵を投げた。) - throw … to + 人:(人が取れるように)放り投げる
ex) She shouted ‘Catch’ and threw the keys to me from the window.
(彼女は「取って!」と声を上げ、私に向かって窓から鍵を投げた。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

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補足:イラストの日本語訳

I don’t want to talk to him anymore! He doesn’t understand me at all.
(もう、彼と話したくもない。私のことを全然分かってくれない。)

Again? What happened this time?
(また?今度は何?)

Well, I tried to help him with his problems by giving him advice,
but he didn’t follow it.
(彼の抱える問題を助けようとアドバイスをしたんだけど、
全然言うことを聞かないんだ。)

Your advice might have been too complex for him to understand.
(彼にとっては君のアドバイスが難しすぎたのかもしれないよ?)

I doubt that. It seemed like he didn’t pay attention to me at all.
(それはない。彼は全然集中して聞いてない感じだった。)

In that case, it’s pointless to give him any more advice.
(それなら、これ以上彼にアドバイスをするのは無駄だね。)
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Q. この記事の要点は?
A. 熟語表現を確認しました。
「to」と「at」を使い分けることで、意味が変わる単語もあるので、
意味の違いをしっかり区別しておきましょう。
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次回の文法解説は?
「動詞+前置詞」の形(「about/for/of/after」を使う熟語)
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
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