2022 12/12 ~ 12/18 結局、今と向き合うことが大事。

メンタルの調子を落としたり、散々な日々を送っていたけれど、
結局のところ、「今と向き合うこと」が大事だなぁ。と、
そう思ったのが、この週のハイライト。

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今は、常に、パラレルワールドのどれかの世界線。

メンタルが絶不調であることから、抜け出すには、
結局、「今」という世界線が、奇跡的な出来事の上に成り立っていることを
実感すること以外にはないのかもしれない。

交通事故を想像すると、一番理解しやすい。

自分が、交通事故の現場に偶然居合わせるという出来事が、仮にあるとして、
事故の結果、人の命が無くなってしまったことを後から知ったとして、
その時のことを振り返ると、
もし、あの時、自分が、少し早く出発していたら?
事故現場に居合わせることは無かったかもしれない。
あの時、少し遅く出発することになっていたら?
事故の被害者は、他人ではなく、自分だったかもしれない。
などなど…

多くの、「もし」を考慮すると、
「事故現場」というのは、
加害者になっていた世界線・被害者になっていた世界線
傍観者になっていた世界線・第三者として巻き込まれてしまった世界線
第三者として、全く関わらない世界線
など、多くのパラレルワールドが、一瞬でも同時に存在していた空間であり
時間なのだと思う。

そんな、「パラレルワールド」を通して、
平穏無事な生活が、実際に壊れてしまうかもしれないことを痛感すると、
漠然とした「不安」は、消え去っていく。
結局、「今」いる世界が一番大切なことに気づく。

そこで、メンタルが不調な時は、どんな思考のバランスになっているかを
よく、考えてみたい。

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メンタルが不調になる原因。→過去・あるいは未来にある。

漠然とした「不安」だったり、「虚無感」といった感情が、
どういったことと比較して、湧き上がってきているのかを考えると、
「虚無感」は、「過去にあった出来事」と「今」の比較をしている状態、
「漠然とした不安」は、「遠すぎる未来」と「今」を比較している状態。

そんな状態なのだと思う。

脳科学者である、茂木健一郎氏は、
自己嫌悪は、「他者」との比較を通して、「自分は…」
と思い詰めている状態だと述べる。

結局のところ、「比較」する癖を辞めて、気楽に生きようよ。
ということを、茂木健一郎氏も伝えている。

「比較」の対象が何になるかによって、
自分の中に湧き上がってくる感情が異なるけれども、
そのどれもが、あまり良いものではない。

今の所、自分の中では、
「過去の自分との比較」だけが、有意義な思考に繋がっていると感じる。
過去の自分との比較だけが、唯一、達成感に繋がる。

「過去と今との比較」→「虚無感」
「未来と今との比較」→「不安」
「他者と自分との比較」→「自己嫌悪」
「漠然とした周りとの比較」→「劣等感」
「平均との比較」→「優越感、あるいは、劣等感」
など…、挙げればきりがないように思える。

「達成感」だけが、自分を満足させ、
「達成感」だけが、自分を次の目標へと駆り立てる。

このことをよく、心に留めておかないと、
また、いつメンタルが不調になるか分からない。
結局、自分が「今」何をするのかによって、
過去との自分と比較した時に、「達成感」に繋がるか、
「後悔」に繋がるか変わってくるのだろう。

思考自体のバランスが悪いと、
不調を抱える原因になるならば、どこに思考を留めておくのかが大事になる。
その起点が、結局、「今」ということ。
「未来」でも、「過去」でもない。

「過去」を振り返りすぎると、痛い目を見るということは、
小説、「華麗なるギャツビー(原題:The Great Gatzby)」から、
よく分かる。

「未来」を考えすぎて、不調をきたすことのイメージは沸かないけれど、
実際、「漠然とした不安」に駆られるから、これも良くはない。

「今」生きていられること。

このことが、どれだけ「かけがえのない時なのか」を痛烈に実感すると、
「今を大事に生きよう。」と気持ちを切り替えることが出来る。

メンタルが不調になったら、
「何と比較しているのか」
を考えよう。このことを自分に言い聞かせよう。

総評:「今を生きる」これが出来れば、それで幸せ。

世の中は不確実だし、
生きるだけでお金は掛かるし、
給料は上がらないのに、税金は上がって、生活費も上がって…
貧困国である、日本において、貧困層にいる国民は、本当に大変。

これだけ悪いのだから、「制度」が劇的に変わって、
暮らしぶりも良くなることを期待することも分かるけれど、
そんなことは、余程のことがないとありえない。

周りの全てに期待することなく、
自分が出来る努力を継続して、
過去の自分と比較しながら、
何かしら成長した自分を想像する。

多くのものを求める必要は全く無い。
「老荘思想」にも似た「ミニマリズム」を抱えて、
「今を生きる」

「今を生きる」ことがどれだけ大切なことなのかを実感した週だった。

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p.s.
これを書いている数時間後には、
ワールドカップ・カタール大会の優勝国が決まる。
どれだけ励まされることだろう?
どんな展開になるだろう?
勇気をもらえるだろうか?
自分も頑張ろうと思えるだろうか?
決勝は「フランスvs.アルゼンチン」
その瞬間を楽しみたい。

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