進行形にできない一般動詞 (現在形と現在進行形②) 英語文法解説 中級編 part 4

文法解説-中級編
学習塾での指導歴8年以上の筆者が、
塾に通う中・高生たちから、「分かりやすい!」
評判の英文法解説を、記事にしました。

参考にするテキストは、ケンブリッジ大学で出版している
文法書シリーズです。初級編・中級編・上級編を、それぞれ
解説していきます。

簡単なイラストを交えながら、読む人にとって分かりやすく、
易しい文法解説をしたいと思っています。

中学生の学校の復習はもちろん、高校生のテスト対策
社会人の英語の学び直しまで、用途に合わせて使える
英語の文法学習を提供出来れば良いなと思っています。
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第4回:現在進行形として使えない動詞と、細かい注意点

今回は、動詞の使い方として、現在進行形にできない動詞を確認します。
また、細かいニュアンスの違いにも目を向けてみましょう。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

現在形と現在進行形の違いのまとめ画像

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Q. 現在進行形にできない動詞の共通点は?

A. その動詞が「動作」ではなく、「様子や状態」を表します。

現在進行形は、継続中の行動を表しています。なので、
そもそも、「行動」ではなく「状態」を表す動詞は、進行形に出来ません。

現在進行形にできない動詞

  • like:好む
  • want:欲する
  • need:必要とする
  • prefer:より好む
  • know:知る
  • realize:気づく
  • suppose:〜と思う
  • mean:意味する
  • understand:理解する
  • believe:信じる
  • remember:覚えている
  • belong:所属(所有)する
  • fit:適する
  • contain:含む
  • consist:〜からなる
  • seem:〜のようだ

上記の動詞は、現在進行形の形になりません。
どの動詞の意味も、「状態や様子」を表していることが分かると思います。

「think」という動詞について

「think」は、現在形・現在進行形のどちらが使われているのかによって、
意味が異なってきます。

  • 「think」の意味が、「信じる・意見がある」というものなら、
    現在進行形にはできません!=現在形で表します。
  • 「think」の意味を、「考える」という意味で使う時には、
    現在進行形にすることができます。

細かい違いですが、現在形と現在進行形のどちらを使うかによって、
意味や、ニュアンスが異なるので、違いを理解しておきましょう。

その他の現在進行形にできない動詞

「see / hear / smell / taste」も現在進行形に出来ません。

いわゆる、「知覚動詞」(人の感覚を表す動詞)も、
現在進行形にはできません。
ちなみに、これらの動詞は、「can」と一緒に使われることが多いです。

現在形でも現在進行形としても使える動詞

「look / feel」これらの動詞は、現在形でも現在進行形としても使えます。

現在形としてのニュアンスを伝えたいのか、
現在進行形としてのニュアンスを伝えたいのか、
文脈に応じて使い分けられるようにしましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

Do you understand what I mean ?
(私の言っていることが分かりますか?)

What do you think of my ideas ?
(私のアイデアについてどう思いますか?)

He is thinking of quitting his job.
(彼は、仕事を辞めることを考えている。)

It tastes really good.
(これ、本当に美味しいね。)

I’m feeling hungry. Is there anything to eat ?
(お腹減った。何か食べるものある?)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる現在形と現在進行形の使い方の違い

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

I think she wants me to do every housework.
(彼女は自分に全ての家事をしてほしいんじゃないか。
って思うんだよね。)

Oh, do you ?
(そうなの?)

I suppose she likes watching TV dramas while we eat dinner.
(多分、ご飯を食べながらドラマを見るのが好きなんだと思う。)

Really ?
(ほんとに?)

I’ve got a message from her. It seems she is angry right now.
(彼女からメッセージが来た。これは怒ってそうだな。)

All of what you said is your subjective point of view, isn’t it ?
(君が言ったことって、全部、君の主観だよね?)

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Q. この記事の要点は?

A. 状態を表す動詞は、現在進行形にできないことを確認しました

細かいニュアンスも含めて理解することが大切です。
現在形と現在進行形を使い分けることで、
意味やニュアンスを変えることも出来るので、
使い分けることが出来るよう、練習も繰り返してみましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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