関係代名詞は、使えると便利な文法。 英語文法解説 上級編 part53

文法解説-上級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第53回:関係代名詞の使い方とその意図。

とっさに単語が出てこないときや、言い換える時に使えると便利な表現。
それが関係代名詞です。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

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関係代名詞の使い方

関係代名詞とは、定義的および非定義的な関係節で始まる言葉で、時には省略することができます。関係代名詞は、前置詞句の前に置かれる名詞句を修飾することができます。

1.定義的および非定義的関係節は、関係代名詞で始まり、時には省略することができます。
例えば、”We went to a beach (which/that) Ali had recommended to us.” ここでは、関係代名詞は「beach」を指し、関係節の主語は「Ali」です。他方、「I know a man who/ that ran in the New York Marathon last year.」では、関係代名詞は「man」を指し、関係節の主語も「man」です。この場合、関係代名詞を省略することはできません。

2.定義的関係節で情報を追加する場合、次のように関係代名詞を使用します。
物事について情報を追加する場合、主語には「which」、「that」を、目的語には「which」、「that」、「関係代名詞なし」を使用することができます。人物について情報を追加する場合、主語には「who」、「that」、目的語には「who」、「that」、「関係代名詞なし」、「whom」を使用します。物事について情報を追加する場合、会話で「that」(または関係代名詞なし)を目的語として使用し、より形式的な文脈では「which」を使用することができます。人物について情報を追加する場合、非公式な文脈では、通常、目的語に「that」(または相対代名詞なし)を使用することが望まれます。また、「whom」は非常に形式的で、口語英語ではほとんど使用されません。

3.非定義的関係節で情報を追加する場合、次のように関係代名詞を使用します。
物事について情報を追加する場合、主格には「which」、「that」を、目的格には「which」、「that」を使用することができます。人物について情報を追加する場合、主格には「who」、目的格には「who」、「whom」を使用することができます。関係代名詞を含める必要があることに注意してください。

具体例

  1. Defining relative clause with omission of relative pronoun:
  • I visited the restaurant (that) my friend recommended to me.
  • The book (which) I borrowed from the library was really interesting.
  1. Defining relative clause with use of relative pronoun:
  • The woman (who) I met at the conference was a keynote speaker.
  • The car (that) I bought last year is already giving me problems.
  1. Non-defining relative clause with use of relative pronoun:
  • John, who is my neighbor, is a doctor.
  • The city, which I visited last summer, was full of historical landmarks.

Note that in the first two examples, the use of “that” instead of “which” is also acceptable. In the third example, “whom” could be used instead of “who” in a formal context.

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Q. この文法はどうやって使うのでしょうか?

A. 今回文法を活用した会話文を見てみましょう。

Hey, do you remember the restaurant we went to last week?
(前の週に行ったレストラン覚えてる?)

Which one?
(どこの?)

The one that had the amazing pizza.
(あの素晴らしいピザがあったところ。)

Oh yeah, I remember now. That was delicious.
(ああ、思い出した。あのピザはおいしかったね。)

Yeah, it’s the restaurant which I’ve been recommending to everyone.
(うん、私がみんなにおすすめしているレストランなんだよ。)

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Q. この記事の要点は?

A. 関係代名詞の使い方を確認しました。

  • 定義的および非定義的関係節は、関係代名詞で始まります。
  • 定義的節では、関係代名詞は省略されることがありますが、非定義的節では省略できません。
  • 物に関する情報を追加する場合の関係代名詞は「which」と「that」であり、口語では「that」が好まれます。
  • 人に関する情報を追加する場合の関係代名詞は「who」と「that」であり、口語では「that」が好まれ、「whom」は非常にフォーマルで口語ではほとんど使われません。
  • 「that」という代名詞は、特定の語や名詞句の後に主語として使用されます。「which」も主語として使用できますが、より一般的ではありません。
  • 非定義的関係節には必ず関係代名詞が必要です。
  • 非定義的関係節で目的語代名詞として「who」と「whom」を使用できますが、「whom」は非常にフォーマルです。
  • 非定義的関係節では、「which」は主語または目的語として使用できますが、「that」は間違いと考えられることがあります。

次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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